三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

「ボギーなゴルフ」を忘れる

 今日の熊本は昨日とはうって変わり、晴れ間が広がる朝になっています。連休中は5日の金曜日まではこの好天が続くようですが、土曜日からは雨マークが付いて80%以上の降雨になるようです。


 さて、先週木曜日の阿蘇大津でのラウンドで飛距離低下を実感したことを日記に書きましたが、実は翌日の金曜日ではそこまで飛距離低下を感じなかったものです。
 木曜日は距離が短いBグリーン使用で金曜日は距離が長めのAグリーン使用でしたが、本来だったら金曜日の方が飛距離低下を実感するはずなのに、逆に木曜日に飛距離低下を感じたのは単に当たりが悪かっただけという理由になります。


(上の27日はBグリーンで、下の28日はAグリーンですが総距離が350y以上も違います)


 350yも違うとミドルホール1個分長いということですが、28日はAグリーンだと朝に分かって、前日のこともありボギーオンしかできないだろうと最初から諦めていました。
 結果的にはこの諦めが良かったのか、無理に強振しなかったため、ドライバーショットがそこそこの当たりになっていたのが皮肉といえば皮肉です。


 つまり、木曜日のラウンドでは「力み」でドライバーを振って結果的に当たらなかったもので、「飛距離を出したければ飛ばさないように振る」というゴルフスイングの天邪鬼な傾向に逆らっていただけなのでしょう。
 また木曜日はアイアンショットも当たりませんでしたが、金曜日はアイアンをセカンドで使う機会が少なく、UTを多用したことも飛距離低下を実感しなかった理由です。

(大津の7番パー3は110yとPWを使う距離でしたが、ピン奥2mにオンしても3パットのボギーというようにグリーンの傾斜が半端ない場所にピンがありました)

(こちらは前日のBグリーン使用の7番パー3の光景。このグリーンにもかなり傾斜があり、短い分トリッキーなホールです)


 阿蘇大津のコースの特徴はBグリーンだと阿蘇ハイランドと似たような距離ですが、パー3それぞれ4つと18番のパー5の距離が短めで、それにより総距離は抑えられるもののその他のホールの距離はそこそこあるというもので、Aグリーンも似たような傾向ですがその他のホールの距離が私にはパーオンは無理だと諦める距離になっています。


 例えば、1番パー4は425yで2番パー4も412yと400yを越え、8番パー4はBグリーンとの距離差が60y近くもある上りの394yと厳しく、9番パー5に至っては下りですが576yと「白ティーなのに、、、」と愚痴が出てしまう距離になっています。


 諦めていると力みが無くなり好ショットになりましたが、その証拠が9番パー5で前日は2打目にショットミスもあり4オンでしたが、翌日は8鉄でパーオンを果たしていました。


 コースには様々な罠がありますが、ティーにある距離表示も一種の心的な罠だと思っています。
 400y台のパー5だと2オンできるかもと思って力むし、大津の9番のように576yのパー5だとパーオンできないかもとまた力むものです。


 「ボギーなゴルフ」はこうした力みを無くす方法でもありますが、先週の阿蘇大津では両日ともに「ボギーなゴルフ」をすっかり忘れていて、それは知らない1人予約の同伴者たちの前で良いところを見せたいという無用な「欲」があったからなのでしょう。


 その面では、まだまだ修行が足りないと言えるもので、28日は「諦め」で結果的に「ボギーなゴルフ」の心境になりましたが、どんな場合でも最初から「ボギーなゴルフ」を心に刻んでおくべきだと反省しています。