三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

来期は小橋プロが見られないかも

 来季のLPGAツアーの出場権を争う「クォリファイングトーナメント」の ファーストステージは今日が最終日になり、C地区に出場していた小橋絵利子プロは73というスコアでラウンドしましたが、通算14オーバーの34位になり、6オーバーの16位までのファイナルQT通過者枠には入れませんでした。


 このファーストQTでの小橋プロは、初日に78とスコアを崩し、2日目こそ70という好スコアを出して通過ライン近くまで上がりましたが、3日目に再び81と大きく崩れてしまい、それが結果的に命取りになってしまいます。


 タラレバですが、初日と3日目を各3オーバー75でラウンドできていたら9打は違い、問題なくファイナルQTへ進出できていたのです。


 ラウンドの詳細が分かりませんが、プロが80オーバーというスコアを叩くのは、何か理由があったはずで、2日目の78も同様ですが、小橋プロの実力からいってあり得ないスコアだったのです。
 しかし、それがゴルフという競技の恐ろしさでもあり、この4日間の調子だけで来年の働く場所が決まってしまうという厳しさでもあります。


 小橋プロは、2017年にステップアップツアーで2勝を挙げ、翌2018年からレギュラーツアーに参戦していて、QTランキング上位の資格で出場権を得ていました。


 賞金ランキングは、2017年から68位・77位・71位と伸び悩んでいましたが、今年は黄金世代と呼ばれる若手の台頭もあり、結果的にはじき出された格好になっています。


 ファーストQT34位ということは、最終的なQTランキングは150位前後だと予想され、ステップアップツアー出場権も危うい順位になりそうです。
 大雑把に考えると、QTランキング40位程度がレギュラーツアー出場となり、残り100人がステップアップツアー枠だと考えられるからです。


 欠場者や参加枠が108人だったりすると、ステップアップツアーへの出場資格がある場合もありますが、いずれにせよ来期は厳しい状況です。


 つまり小橋プロは、今回の失敗でステップアップツアー出場権さえもほぼ失ってしまったのかもしれず、そうなるとLPGA競技に出る道は閉ざされてしまいます。


 残る道は引退か、1年の浪人生活を経ての来期のQTチャレンジですが、来年4月で満32歳という年齢を考えると、女性としてお年頃でもあり、結婚などの話も出てくるのかなと勝手に予想しています。


 ファンとしては、ビジュアルが良いからCS放送やネット動画で活躍してほしいという希望もありますが、はたして今後の小橋プロを見れる機会があるのでしょうか?