三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

iPhoneを手に入れる

 今日の熊本は朝から曇でしたが、天気は下り坂で正午過ぎから雨が降り始めています。今日は10時過ぎに近くの大型家電店に行き、昨日手に入れたiPhone14の設定について確認してもらいました。


(2年以上使っているiPhone13miniは手帳型ケースに入れて使っているため外観は新品同様です)


 私のiPhone13miniはバッテリーの最大容量が85%ほどになっていて、この4月で購入後2年4か月ほど経過しています。
 最大容量が80%を切るとバッテリーの寿命となり要交換になるため、この機会に新しくiPhone15へ機種変しようと思っていました。


 私は楽天ユーザーですが、楽天モバイルのプランには購入後24か月を経過すると新機種と交換することで旧機種の残債は不要になり、新しいスマホ代金を新たに月割りで支払うという「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」というものがあり、私はこれを利用してiPhone15に機種変しようと考えていました。


 当初はアップルストアで一括もしくは分割での購入も考えましたが、iPhone15は128GBの一番安いものでも124,800円もするため、13miniを下取りに出しても80,800円ほどの出費が必要になります。
 現実問題として、iPhoneのバッテリーは3年は持たないため、もしアップルストアで購入しても3年使うかどうかは微妙で、アップルケアに加入するか高額な代金でバッテリー交換をするかしかなく、どちらにしても機種代金とは別にそれなりの費用が必要になります。


(「アップルトレードイン」の下取りプランでiPhone15を購入する場合、私のiPhoneの個別識別番号を入れて出てきた下取り額は44,000円で支払額は80,800円=36回払で2.244円)


 iPhoneに拘らなければ安価なスマホはありますが、いまさら違う機種を使うのにも乗り気でなく、以前のように「1円スマホ」のようなお得なものがないか大型家電店へ一昨日のこと下見に行ったのです。


 家電店の入り口にソフトバンクの1世代前のiPhone14が1円という広告が張り出されていて、期待はせずに話だけ聞いてみました。


 内容は48回払いのうち最初の24か月は「1円」で機種代を支払い、その間はソフトバンクの割高なプランに入ることが条件のようで、これまで楽天の千円ちょっとの通信料で済んでいた私からするとソフトバンクの通信料分でiPhoneの月賦代2,244円と楽天の通信代が楽に賄えそうで、だったらアップルストアからの購入を利用した方がマシだと考えました。


 ソフトバンクの担当者によると、途中でソフトバンクから系列のワイモバイルに移行すると料金自体は少し安価になると説明がありましたが、元々のプランが楽天のように使ったギガ分だけ支払うものでなく、最初にギガ数を契約しておく必要があるため使いにくいと感じました。


 私は普段は自宅のWi-Fi環境で使用するためギガ数はそう必要なく、以前の1GB未満無料に引かれて楽天に移りましたが、1年後にその1GBまでの無料枠がなくなり3GBまでの千円程度の料金が発生しています。
 それでも私の使用法では楽天のプランがまだ使いやすく、それは無制限に使っても3千円程度が上限だからで、もしWi-Fi環境が無い場所でパソコンをネットに繋ぐためにはスマホのデザリングを使って繋げたいと思っているからです。


 以前は北海道に行く際は毎回のように2か月間ポケットWi-Fiを1万円ほどでレンタルしていましたが、iPhoneのデザリング機能を使えば、楽天では最大でも3千円余りで済むためレンタルよりずっと安価だと思っています。
 今年も北海道行きを計画していて4か所を回りますが、前半の上砂川にはWi-Fi環境があるものの、次の新得には無さそうで、3か所目の根室はWi-Fiありですが、最後の登別は無しなので通算して3週間だけWi-Fiを使えないことになります。


 そのため、やはり楽天で機種変しようと担当者に繋いでもらいましたが、ちょうど窓口に誰もいなかったためか窓口担当ではないという男性が話を聞いてくれ、私の希望などを話すと「個人的にですが」と断って、いろんな方法を教えてもらいました。


 その一つが、iPhoneの機能であるデュアルSIMを使って安価にiPhoneを手に入れて使用する方法で、それは他のキャリアから1円スマホを手に入れるため楽天からMNPでキャリア変更し、楽天では新規契約でこれまでと同じプランに再加入するという裏技(?)でした。


 その上で他キャリアのプランでは一番価格の安いプランに入り、運用自体は楽天のプランを使用するというものですが、デュアルSIMという複数のキャリアを使えるが故の方法なのです。
 単に他キャリアのプランの一番安価なものだけを使用することは、現実的には電話をかけても30秒20円の有料だし、月に0.5GBを越えると通信制限が入るため割高なギガ増し料金を支払わないといけないなど制限が多くて使えるものではありませんが、デュアルSIMで運用すれば、電話も通信も楽天をこれまで通り使えることになります。


 要はスマホ契約自体は他キャリアですが、実際の運用は楽天がメインになるもので、キャリアには2年間だけスマホ代金1円+プラン代550円程度の支払いで済むため事務手数料を含めて17,000円程度の支払い額で新品のiPhone14が使用できることになります。
 逆に楽天には、これまでの契約は無くなる代わりに新規の契約が発生するため、経費的には±0だと言えるものです。

(手に入れたiPhone14はカバーが合わず、とりあえず100均で買ったカバーを嵌めました)


 計算上は、今までの支払額に月600円ほどの上乗せ料金で新品のiPhone14が2年間使えるというもので、もちろん2年経ったらiPhone14はキャリアに返品する予定です。
 その時点で、新しいスマホをどうするかという問題が起きますが、今のような販売方法がきっとまだ残っているだろうと楽観しています。


 これは新機種が出ると旧機種の在庫はある意味「不良在庫」になる前に処分したいと思うはずで、毎年新機種が出るiPhoneだったら必ず旧機種の在庫は発生するからです。
 今回のような裏技(?)は大型家電店のように複数のキャリアが併存するからできるもので、損をするように見える私が移る他キャリアもMNPで楽天から顧客を奪ったという実績と少なくとも事務手数料名目の4千円弱の収入を確実に得られ、2年間はプランの収入が見込まれます。
 逆に楽天は表向きは他のキャリアに顧客を奪われる形になりますが、新規に顧客を得るため末端の販売人としては問題なく、プラスの成績になるはずです。


 私にとっての問題は古いiPhone13miniの残債が残ることですが、これは毎月1,800円余りなのでそのまま残り20か月を支払い続けるか、機種を楽天に返却するかを選択し返却出来たら残りの支払いは0になります。
 計算上1,800円余りを20か月支払うと、総額36,000円余りになり、iPhone13miniの現在の価値が4万円以上あれば、ネットフリマで販売した方がお得で、現実には私のiPhone13miniの128GBは5万円程度の値が付けられています。


 アップルストアでiPhone15に買い替えすると現実に44,000円程度で下取りしてもらえるため、私のiPhoneはまだ44,000円以上で売れるのではと思っています。
 要は手数をかけて数千円を得れるかどうかという点で、もし売れずに残ってしまえば最後は安売りすることになり兼ねず、その辺りは見極めが重要です。


 この方法でもう一つ問題があるのが、これまで使っていた電話番号が変わることですが、元の番号でかかって来ても移ったキャリア用の番号なので受けるのは問題なく、着信にそのまま折り返すことはこれまで同様に有料になるというだけです。


 無料通話アプリの楽天リンクスで私は通話をしていますが、相手が私を登録していれば着信は070で始める新しい番号でも相手には私の名前で表示されるため問題は少なさそうです。
 ただそうでない場合は、相手には違う番号と認識されてしまい、最悪は出てもらえないことも予想されますが、あまりその辺りは心配しないことにします。


 当初の買い替え予定はiPhone15でしたが14にしたのはやはり金額の問題で、14であっても新品だし13よりも後の世代だから問題ないと思っていて、2年後に同様なキャンペーンがあっていれば今回同様にMNPでキャリア変更をするだけです。


 なお、今日の楽天への相談は実は行く前に解決していました。それはデュアルSIMのうち楽天がeSIMを利用するようになっていて、その設定の確認方法が分からなかったからです。
 画面にデュアルSIMの場合は上にメインに使うキャリア、下に他キャリアが表示されると思っていて、それが出ないためどちらを選択しているかイマイチ自信がなかったのですが、待機画面や右上から下にピッチすることでその表示が出ることが分かり、上手く設定できていたことは確認できました。


 それでもわざわざ出かけて行ったのは、もしかして間違っていないかと不安だったこととスマホを返す手続き方法を確認するためで、ものの5分で終ってしまいます。


 今日のチャオ。雨模様で少し気温が低めだったため日中は自宅内でずっと寝ていました。

(ベッドは2つありますが、手前がいつもの寝場所です)