三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

来年は太平洋フェリーを使おうかな

 今日の熊本は晴れて午前中に既に35℃越えと暑い一日になっていますが、気になる台風6号の進路がやや西寄りに変わって来ているのが気がかりです。

 今のところ、予想進路の中心は宮崎から鹿児島あたりですが、昨日は九州と四国の間だったことから考えると、これから西寄りのコースになるかもしれず、現在の予想進路では熊本にはそう大きな影響はないものの、少し西寄りに変わり海上コースに変わると影響が出るかもしれません。


 さて、これまで北海道に行くためには、高速で舞鶴港まで行き深夜23時半の小樽行の新日本海フェリーに乗船していました。
 自宅から舞鶴まで陸路で766kmほどですが、今年は行きのフェリーが急に欠航になり敦賀~苫小牧便を利用したので少し距離が遠くなり、842kmほどの移動距離でした。


 上砂川のシェアハウスで福岡からバイクで来た男性と話しをしましたが、彼は往路では博多から大阪までのフェリーと名古屋~苫小牧間のフェリーを利用したようで、特に名古屋~苫小牧間の太平洋フェリーは2泊するけど19時に出港して翌々日の11時に到着するため、着いた日の北海道での日程に無駄が少ないと言っていました。

(太平洋フェリーの名古屋~苫小牧便の出航時間と到着時間。行き帰りとも途中の仙台で3時間ほどの寄港時間があります)


 確かに新日本海フェリーは23時半に出港して翌21時に到着するため、私は小樽港着後は車中泊のために新篠津の道の駅まで毎回移動していたのです。
 もし11時に到着できるなら、宿泊地まで日中に移動でき、例えばシェアハウスだったら14時チェックインも可能に思えました。


 その上、福岡の男性によると2日目の夕方には仙台港へフェリーが立ち寄り、3時間ほどあるので上陸して夕食を摂れるといっていて、短い時間といえ行ったことがない仙台に行けるということも魅力的に感じました。


 そこでこれまで北海道へのルートでは新日本海フェリーの一択でしたが、太平洋フェリーも候補に入れようと少し調べてみました。


(この表では、これまで使って来た新日本海フェリーの「ステート」と太平洋フェリーの「セミスイート」を比較しています。参考に太平洋フェリーの「特等」と「1等」の料金も載せていますが、ほぼ「ステート」=「1等」と思われます)


 まず運賃ですが、新日本海フェリーとの利用料金の差はそう無さそうで、太平洋フェリーの方が時間がかかる分ややお安くなっているような感じです。


 結果的には割引プランの差になりますが、時期によって割引率が異なる新日本海フェリーのGOGO割に対し、太平洋フェリーには「ウェブ割」という10%引きはあるもののほぼ半額になる「早割」は2ケ月前の当該日を調べても既に売り切れで、実際に購入するのは困難なようです。


 気にいったのが太平洋フェリーは個室の割り増し料金が7月20日まで不要だということで、新日本海フェリーでは以前は同様に7月20日まで不要だったものが今年は6月末までに変更になっていて、帰る際には部屋代より高い割増料金を取られています。
(※GOGO割で部屋代や車両代は15%引きになっても、割増分は15%引き適用にならないからです。帰りはGOGO割を利用する「ステートB」利用で計56,410円かかりました)


 また、新日本海フェリーの「大浴場」は深夜や到着前などで利用時間制限がありますが、太平洋フェリーは深夜でも利用可能であり、好きな時にお風呂に入れることも魅力的ですし、そもそも太平洋フェリーには安価な個室「1等」でもトイレとシャワー設備が付いているようで、いつも新日本海フェリーで利用する「ステートB」(シャワー・トイレ、冷蔵庫など無し)の一つ上の個室(デラックスA:11,400円差)と同等に思えます。


 そのため、行きも帰りも太平洋フェリーが良さげですが、帰りの問題として名古屋港に午前中に到着してすぐ帰ると高速道路の深夜割引が使えないことで、名古屋周辺を観光して夜になって高速に乗るか、休日割が利用できる土日に帰って来る便にするかなのです。


 自宅~名古屋港(852Km)は自宅~舞鶴港(766km)より遠いものの、自宅~敦賀港(842km)とほぼ距離的には変わらず、今年は敦賀までは行ったのでそこまで負担は多くないかなと思っています。


 私は急ぐ旅ではないため船旅が3日かかっても問題なく、ゆっくり個室を借りて往復の船旅を楽しめたらと思っているので、太平洋フェリーに乗船するなら狙い目は「セミスイート」にしています。


(さすがセミスイートだけあって、ホテルの部屋のような雰囲気です)


 この部屋には航海中の食事が5食付いていて、それでいて65,800円(web割:10%引き)とお得感があり、これは今年7月に新日本海フェリーの小樽~舞鶴便を使った料金(56,710円)とそう大きくは変わらないのです。

(新日本海フェリーの「ステートB」はバストイレは無しで、冷蔵庫も付いていません)


 セミスイートにつく食事も好きなものを選べるブッフェ方式なようで、好き嫌いが多い私でも大丈夫そうなのが気にいっています。
 これまで私はフェリーはあくまで移動手段として考えていたため船旅を楽しむ感覚がなかったのですが、次は「楽しむ」を第一に計画しようかなと思っています。