三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

敦賀で名物?のソースカツ丼を食べる

 現在は22日の16時前で、既にフェリーは津軽海峡に近づきつつあり、テレビの地上波が入るようになりました。
 午後になって腰痛が出始め、昼前に1錠痛み止めを飲みましたが、もうしばらく間を空けようと今は痛みを我慢しているため、船内散策などやりたかったことが何もできない状態です。


 さて、昨日は敦賀に17時過ぎに着きましたが、遅くなった理由は途中で三方五湖の見学に立ち寄ったりしたためです。
 以前から福井県には海岸線に湖が連なっていることは知っていましたが、もし敦賀港を利用するなら行ってみたいと思っていた場所で、今回は時間がなかったため高速のPAに三方五湖という名称のものがあったため立ち寄ったのです。


 本来はそれぞれの湖を回る道路があり、そこに行ってみたかったのですが、今回の当初の計画が北陸道利用だったのでこのPAは通る予定はなく、自宅出発が7時と遅かったため時間もあまりなかったのでした。

(PAから見えたのは三方湖ですが、遠目からなのであまり良く見えませんでした)


 三方五湖の特徴は、海岸に一番近い日向湖(ひるがこ)が海水で、久々子湖(くぐしこ)・水月湖(すいげつこ)が汽水、三方湖のみ淡水というものです。
 また水月湖は二重底になっていて、三万年前の鹿児島の姶良噴火の火山灰が30㎝も底に溜まっていると説明書きにあり、直線で600km以上も離れているのに当時の噴火の巨大さに驚かされます。


 短い時間の滞在になってしまいましたが、とりあえず帳面消しにはなったというもので、機会があれば次は車でそれぞれの湖を回りたいと思っています。


 敦賀東港には17時頃到着し、まずフェリーの乗船手続きをすることにしました。今回は舞鶴発の便が欠航になったため電話で変更していて、予約番号を聞いていただけなので乗れるか少し心配でしたが、メモった予約番号を伝えると間違いなく予約されていて、舞鶴便ではステートBを予約していましたが、敦賀便にはステートAの設定しかなく、差額が900円必要になっていました。


 ステートBもステートAもツインの部屋ですが、AにはBにはないトイレと冷蔵庫が付いていて、代わりにBは窓から海が見えますがAはインサイドなので海は見えない部屋になります。


 私的にはトイレが部屋にあるのは助かるもので、Bだとわざわざ前後のトイレまで行く必要があり、部屋の位置によってはそれなりに歩く必要があるため、起床時に腰痛があると大丈夫かなと心配していました。


 出航は23時40分と遅いのですが、夕食はその前に早めに食べようと思い、何か良い店はないかネットで探していたら福井名物のソースカツ丼を知りました。


 当初は別の店ですが、同様に美味しいと高評価だったショッピングモール内にあるカツ丼店に行こうと思い、ナビで設定して向かいました。
 この店にした理由は、駐車場が無料だったことと、駐車可能台数もかなり多かったためです。
 しかし、6階のフードコートに行くとどの店も誰もおらず、テーブルの上には照明が点いていましたが、店は誰もいなかったので営業が終わってしまったのだと分かります。


 それでも元々の店に行こうと、iPhoneに目標を設定して歩いて行くことにしました。

(道路わきに黄色で目立つ幟が立っていました)

(駐車場もあり、直接車で来ても良かったなと反省しました)

(北国らしい二重の入り口になっていました)

 注文したのはソースカツ丼のみで、この店には丼物とお子様ランチしかないとメニューに書いてあり、海老丼やメンチカツ丼なども全てソース丼でした。


 しばらく待つとカツ丼の蓋が締まらないように盛り上がった丼が運ばれてきて、ソースカツ丼とのご対面になりましたが、どんぶり飯の上に大きめのカツが3枚乗っているだけのシンプルなものでした。


 私が食べにくそうにしていたためか、係のおばちゃんが「2枚は丼の蓋に置いて、1枚ずつ食べる方が食べやすいよ」と教えてくれ、なるほどそのための蓋だったのかとちょっと納得しました。
 このソースカツ丼は単品で990円ですが、これに野菜サラダとみそ汁と付けたければプラス220円になり、私は千切りキャベツなどは積極的に食べないため単品にしています。


 正直な感想は、量が多すぎ、途中で味に飽きてしまうというもので、最初から最後まで同じ味のカツ丼を食べ続けるのは辛いというほどでした。
 注文して半分も食べないのは失礼かと思って、無理にほぼ完食しましたが、私はいつも食べる「ほっともっと」の「卵とじカツ丼」の方が口に合っているようです。


 隣で後から来て来店していた女性の2人連れには、おばちゃんが「量が多いからミニが2枚なので」と説明していて、私もミニの方が良かったと悔やみました。
 これが天丼のツユだったら私もご飯が普通に食べれますが、さすがにソースをかけたご飯だけを食べる習慣はなく、カツを食べないとご飯の量が減らないのです。


 ご当地グルメでも、味は予想内でできれば何か味変できるものが何か欲しいものです。そうはいっても、追加は全て茶色の揚げ物だけなので、出来ればポテトサラダや明太子があればなと思ってしまいます。


 こんな感じで満腹になり、フェリー乗り場へまた戻り23時の乗船まで待つことになりました。