三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

阿蘇ハイランドのコース攻略法⑫

  今日の熊本は午前中は雨が降っていませんでしたが、午後からはときどき激しい雨になっています。
 今日も阿蘇ハイランドの早朝を予定していましたが、昨日の時点で天気予報が雨や曇りに変わってしまったため、予約者の「アプローチの達人」と協議してキャンセルになりました。


 そのため暇になり、高校野球の熊本大会準々決勝の「九州学院対専大玉名」の試合を午前中はテレビ観戦していましたが、昼前からは雨が降り出し、雨中での激しい戦いになりました。


 試合は九学が5-0と先行しましたが、専玉が終盤追い上げ、5対3で九学リードのまま、9回裏の専玉の攻撃を残して雨のため継続試合になっています。
 継続試合とは、降雨コールドなどではなく、後日中断した場面から再開するというもので、再開の場合は9回裏の専玉の攻撃から始まることになります。


 九学には、ヤクルトスワローズの主砲である村上宗孝選手の弟が在籍していて、今日の試合にも4番ファーストで出場していました。
 村上選手は身長189センチ体重93キロという堂々たる体格をしていて、左バッターでもあり、兄同様に今後の成長が楽しみな選手です。
 ただ兄が偉大だと、どうしても弟は注目され過ぎて伸び悩むものですが、素質は間違いなくあり、今後どうなるかは本人の努力次第だということです。


 兄弟で有名なのが、プロ野球の桑田真澄投手の弟でティーチングプロの桑田泉プロです。桑田プロもPL学院から青山学院大学で野球をしていましたが、故障で野球を断念し、ゴルフの道に入り、現在は人気のティーチングプロになっています。
 想像するに野球のときは兄と比較されて大変だったのでしょうが、ゴルフという違う分野で有名になり、ユニークなゴルフ理論で現在もテレビやネットのレッスン番組で活躍されています。


 身近では、以前のホームコースであったゴルフ場に絶対的クラチャンがいましたが、メンバーに弟もいて、その彼と月例で一緒にラウンドしたことがあります。
 名前を見て「あれ?」と思いましたが、雰囲気は似ていてもどこか違い、いろいろ話すと
「兄とよく間違われます。兄が上手いから私も上手いと勘違いされ、実際は上手くないのでやりにくいです」と言っていました。


 またかなり昔の話ですが、私が高校に入学した際に友だちになったクラスメートと一緒に職員室に行くと、担任が周りの先生方に「この子があの〇〇の弟だ」と言っていて、本人は現役で医学部に合格した兄と比較されてとても嫌そうにした記憶があります。


 出来る兄を持つと、弟には余計なプレッシャーがかかり、本人はそれなりのレベルにあるはずなのに、そのレベルでは評価されにくく、いつも兄の陰で苦労することになるものです。


 さて、阿蘇ハイランドの「コース攻略法」と銘打った「コース紹介」は12番になります。


 12番は363yのストレートで軽く打ち下ろしになるミドルホールです。このホールの特徴は、グリーンの100y手前付近からフェアウェーが無くなり、併せて左右の凹みが近くなるので、距離を出し過ぎると傾斜で左右の凹みに転がってしまいます。


 以前はティーショットではドライバーを使っていて、真っすぐセンターに飛んで行った球が左にキックしてOBになったり、逆に右にキックして1ペナに入ったこともありました。
 そのため、私はU4や5Wでティーショットを打つように変えましたが、最近は7Wを練習のため使っているものの、時々ミスしてトラブっています。

(この頃は1Wでスライスを打っていましたが、最近はドライバーは使用しないホールになりました)

(画面が傾いています。このときもドライバー使用でした)

(ドライバーが真ん中に飛んでもラフで、偶々パーオンしましたが難しいライになることもあり、少しでも左右に曲がればトラブルになりがちです)


 ドライバーを使って痛い目を何度も味わい、このホールはドライバーを使っても無意味だと悟り、最近は残り距離が140y程度になるようなクラブをティーショットで使っていますが、この場合は右目を狙います。


 フェアウェーの右に傾斜があり、上手くそこに当たると傾斜で左に転がってフェアウェーセンターに戻るため、基本はそこを狙いますが、これは「アプローチの達人」が狙う戦略でもあります。


 140y付近のフェアウェーは、やや左足下がりになるため、しっかり頭を残して打つ意識を持てればラフよりコントロールが少しは効きやすいものです。


   

 12番の難しさはグリーンだと言えます。その理由は、グリーン面に大きなコブが3か所あり、どのコブの影響を受けるかが分かりづらいからです。


 ①のピン位置では、左からの傾斜がきつく、右手前に外す方がパーが取り易いのですが、それをさせないようにバンカーが配置されています。


 図のように、中央がやや低くなっているためか、②のピン位置では手前からの寄せは転がり易く、見た目が上りなのでどうしてもオーバーし易いものです。


 ③と④は比較的傾斜は大きくはないものの、微妙に切れるラインが多く、短いパットも決めきれないことが多いものですが、この辺りは達人であればしっかり決められるはずです。



 私にとってこの12番パー4は、無難に通り過ぎたいホールになり、大叩きは避けたいためボギーでも可のホールになるもので、無理はしないという意識を常に持つようにしています。

 改めて確認すると、12番は案外とバーディーが来るホールですが、私の中では苦労する記憶の方があるものです。