三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

阿蘇ハイランドのコース攻略法⑯

 今日は朝から夏の空が広がり、気温も上昇しています。


 木曜日なので最近はいつも早朝を一緒にラウンドする「アプローチの達人」は菊池のシニアコンペに参加する日になり、私はラウンドを入れていません。


 今週末には第4回目の新型コロナワクチン接種を予定していて、モデルナ製を3回目と同様に予定していますが、前回は接種翌日に39度近い熱が出ているため、今回もそうなるだろうと予測しています。


 さて、「阿蘇ハイランドコース攻略法」と銘打ったコース紹介シリーズは、16番まで来ました。 
 16番は右ドック385yのパー4です。ティーショットは打ち下ろしになり、セカンドからは軽い打ち上げになりがちですが、それはティーショットのランディングエリアが低くなっているためで、右を狙って残り100y地点まで打てればほぼ平坦になります。
 

 このホールはティーショットの方向取りが私にとっては難しく、基本はスライスでコースなりに打ちたいと思っているものの、真っすぐに突き抜けたり、逆に右に曲がりすぎたりすることが多くなります。
 
 最近はドライバーは使わないようにしていて、基本は5Wでスライス目に打つようにしています。
 それは1打目が打ち下ろしになり、正面に見える森を切り開いたため、風の影響を受けやすくなるからで、フォローであればU4で打ったりもします。

(このドライバーショットは曲がりが少なく、フェアウェーの傾斜もあって突き抜けてラフに入りました)

(左ラフに入るとグリーン手前の木がスタイミーになり、セカンドが難しくなります)

(このティーショットは曲がりがやや大きく、右のバンカー手前のラフでした)

(右に曲がりすぎると、右の木の枝が張りだし、グリーン方向をブロックします)


 つまり、フェアウェーをキープできなければセカンドでパーオンすることは難しく、上の2例共にパーオンを逃していて、パーパットを外してボギーになっています。
 最近は左ラフからは右バンカー方向にフックで打ち、グリーンオンすることが多くなったため、突き抜けたラフでもOKと思っています。


 16番がHDCP1のホールになりますが、HDCPはホールの難易度順ではないというものの、阿蘇ハイランドのコースでは難易度は一番高いホールだと言えます。
 その理由は、グリーンの難しさで、縦長の中央が大きく凹む3段グリーンになっていて、ピン位置でも難易度は大きく変わります。
  

 私が難しいピン位置だと思っているのは①で、フェアウェーからでも形状的に奥行が狭くなり、奥に傾斜もしているため、ピンまで打つと中央左奥のラフに転がってしまいます。
 ①のピン位置は小山の頂上に切ってあることが多く、ショート目だと手前に戻って芝の薄い場所からのアプローチになりがちです。


 ③の位置も段上なので上りでアプローチやパットの距離が長くなり、左からのアプローチはスライスに見えるものの、ほぼ真っすぐになりがちで、オーバーすると返しは下りになる難しい位置です。
 ②や④は①や③と比べると簡単ですが、短いパットが思いがけず曲がったりすることもあり、気を抜けないホールになります。


 できればボギーでは通過したいホールですが、最近は真っすぐ突き抜けた左ラフからアイアンでフックに打ち、そこそこパーで凌げるようになりましたが、油断するとすぐにダボも来やすいので、ボギーでは凌ぎたいホールです。


 過去の16番のバーディー数は平均的ですが、最近は案外とチャンスに付けられることも多く、それはフックが打うようになってからです。


 もしフックがかからず右バンカーインでも、④以外のピン位置では比較的寄せ易く、その意味でもパーオンを逃すなら、④のピン位置以外はグリーン右手前ラフがお勧めです。 
 基本的にガードバンカーを避けて逆方向に打つと難しいアプローチになるという「お約束」がこのホールにもあり、バンカーショットが苦手でなければバンカーインもありだと思って、その方向に打つ方がアプローチは簡単になります。


 あがりの3ホールは16番をパーで抜けると、残りはパー3・パー5ということになり、アウトと同様なホール進行ですが、ここでスコアを崩さなければ好スコアになり易いものです。
 その意味からも、ダボを打たないようなマネジメントは重要になります。


 昨日の前組のように、右ドックのコースだからとショートカットを狙うのは間違いで、無難に目印の黄色い旗を狙うのが鉄則だと思っています。