三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

新型コロナ用ワクチン接種にかかる混乱

 今日は「昭和の日」の祝日ですが、熊本地方は朝から雨で、もちろんラウンド予定は無く不要不急の外出自粛を求められる中、自宅でゆっくり過ごしています。


 新型コロナは熊本でも昨日の新規感染者が55人に上り、新たな波が押し寄せているのが下のグラフからでもはっきりしています。


(年末年始の大きな山の後、しばらく収まっていた新規感染者数が再び増大傾向にあります)


 新型コロナに対する希望の光がワクチン接種ですが、私の自宅にも熊本市からワクチン接種券が送られてきました。

(こんな封筒が送られてきて、中には接種券と数種類のパンフレットなどが入っていました)

(これが接種券のようです。「無料」とありますが、政府はワクチン調達のため、どれだけの費用をかけたのでしょうか?
 ここにも利権が発生しているのは想像に難くなく、誰かにかなりの税金が不当に流れたのだろうと推測してしまうのは、それだけ現政権関係者の信用がないためです)


 私の手元に送付された封筒の中身を見ると「新型コロナ」ワクチンの接種券やパンフレットで、それを読むと予約センターでまず予約を取るように書いてありますが、QRコードで予約サイトを開いても「利用開始前」という画面が出るだけで、予約そのものが出来ない状況です。
 たぶん、順番がくれば予約開始可能になるのでしょうが、予約は先着順になっているようで、私も試しにQRコードで予約サイトを開いてみたところです。


(スマホで開いた予約サイトの画面)


 利用開始前なのに、早々に接種券を配布し終えたということは、市町村と国との連携が上手く行っていないことなのでしょう。
 つまりワクチンの入手が当初の予定より、遅れている証拠だと思われます。


 案の定、電話の問い合わせでコールセンターの電話がマヒして熊本市長が謝罪するというニュースが流れていましたが、ただでさえQRコードなどに馴染みのない高齢者向けの接種券配布であれば、電話が殺到するのは予想されるもので、この辺りの準備不足は否めないものです。

(ちなみに大西市長は私が勤務していた高校の同窓会長を当時は務めていて、親近感があるためか少し同情してしまいます)


 先に接種券を送付し、その説明書に沿ってQRコードを開いても受付できないのであれば、電話で問い合わせすることは必然であり、送付自体をもう少し後にしても良いのではと思ってしまいますが、担当の市町村は国が示した「行程表」に沿って動いているはずで、元凶は国の動きが予定より遅いというもので、能無し首相の無責任な希望的観測発言で各所が振り回されているのかもしれません。


 東京オリンピックも世論調査では国民の多くが開催は無理だと考えているのに、能無し総理は4月20日の衆院本会議で、未だに「コロナに打ち勝った証の五輪を実現する決意」などと寝ぼけたことを言っています。


 よほどの馬鹿でもない限り、現在が「新型コロナとの闘いに劣勢な状態」であることは分かっていて、変異株による蔓延が予想される中、今後1~2か月で劇的に状況が改善するとは思われず、こんな時期に能無しが国のトップに居ることに悲しさを感じてしまいます。


 他国のように、いち早くワクチン確保を目指していればよかったのに、ここでも出遅れ感は否めず、「先見の明」が国のリーダーには備わっていなかったことは「布マスク」配布などという愚かな施策しかできなかった前総理を見ても明白で、こんな時代に無能な総理を2代続けている日本国の不幸だといえるものです。


 しかし、それも選挙で有権者が投票した結果であり、参院広島選挙区のように金で票が買えることが明白になり、有権者の姿勢も厳しく問われるものです。
  
 ここはいったん現在の内閣は退いてもらい、総選挙を1年先延ばしして挙国一致内閣を民間の有識者を含めて期間限定で作り上げ、新型コロナ対策を中心とした施策を進めてもらいたいものです。
 そういったことは無理なのでしょうか?もっとも能無し総理が自ら巨大な利権を手放すとは思われませんが、、、。