レッスンは楽しい
毎週の土曜日はサンバレーゴルフプラザで行われるプロのグループレッスン会に参加していますが、今日も朝の9時から15時まで6時間のレッスンをフルに受けてきました。
来週の土曜日は、バンテリンレディスオープンのボランティアが入りレッスンは欠席になり、再来週はもしかしたらプロの手術後になるかもしれず、しばらくレッスンは受けられないことも予想され、今日は少し腰が重かったけどいつものように8時過ぎには到着するよう早めに出かけて行きました。
今日のレッスン生は、常連さん3人が欠席でしたが、途中から参加の2人を含め計8人が参加し(別に研修生1人)盛況の中でのラウンドになりました。
最初のメニューは3人ずつ2班に分かれ、まず50yのグリーンを目指し各自が1打ずつ順に打ってオンを目標にし、それが同じ班内の3人中2人が成功すると打席を交代し、一回りすると3人でジャンケンをし、負けた者がもう1つの班のジャンケンに負けた者と交代するというシステムになりました。
当初の6人の中には、初心者でレッスンを受け始めて10か月のマルちゃん(若い女性)と前回から参加しているこれも全くのゴルフ初心者の大学生(男子)がいるため、3人中2人の成功のためには自分は外せないというプレッシャーの中での練習でしたが、思いのほかマルちゃんが上達していて、一緒の班になった際はかなり戦力になりました。
大学生もセンスが良いのか、それなりに当たれば上手くオンするもので、他のおじさん連中と「一年後は追い越されそうだ」と囁きあいました。
次は飛ばしの練習で、私はスティックの素振りで自己新を出しましたが、実際の球打ちでは今日も目標の260yには届かずじまいでした。
やっと100切りを達成した「ナガ」はスティック素振りで私より100も数値が上回る450台を出していて、ドライバーショットの飛距離も280yを優に超えるものです。
「ナガ」のスティック素振りでは空気を引き裂くような音が響き渡りますが、私やおじさんのミーちゃんのスティック素振りでは、風切り音が大人しく、特にミーちゃんはスティック素振りだけマルちゃんとあまり変わらない数値しか出せませんが、ドライバーショットでは260yを超えるのが不思議で、もっと飛ばせる潜在能力があるということです。
その後、ペットボトルを置いてのショット練習やパター練習がありました。
ペットボトルを置く意味は、手元が浮くとペットボトルを打ってしまうことになり、手元が浮かないようなスイング作りを目指すものです。
手元が浮き上がれば、フェースが開いてスライスになったり、シャンクの原因にもなるため、シャンク持ちの私としては大事な練習になります。
プロにU6のショットを動画に撮ってもらいましたが、自分では「バンプ」してシャフトを背中側に倒してシャローなスイングをしているつもりでも、見た目はほとんど変わっていないことが分かり、ショックを受けます。(下の画像は動画を静止画にしたものです)
(相変わらず自分でも変だと思うバックスイングです)
(トップから切り返しの際にもシャフトがほとんど傾いていません)
(右の画像でフェースが左を向いてしまっています)
(球は右目に出てややフック系になりました)
(一生懸命にお腹側と背中側の位置を変えようとしますが、まだ回転不足のようです)
プロからは「自分ではかなり変えたつもりでも大きく変わっていないのがスイング」だと言われ、意識の中に「変える」ということがあるのが大事だということです。
パットの練習では、フェースに出っ張りがあるパターを使っての練習と自分のパターを使って2個の球の間を抜く練習でした。
(これは下の画像にあるフェースに出っ張りがあるパターで正しくヒットする練習。少しでも打点がずれると球が左右に捩れてしまいます)
(プロがレフティーのミーちゃんのため、左用パターのフェースに右にある練習用パターのようなフェースに割りばしで出っ張りを作っています)
(こちらは2個の球の間を抜いてカップインを目指す練習です。球の手前に割りばしが貼ってあり、当たらないようややアッパー気味にスイングします)
プロが冗談で「ユーチューバーになりレッスン動画をアップするから、おまえは最初は失敗し、俺の指導後には必ず成功しろよ!」と「ナガ」に厳命しましたが、「ナガ」は期待通りに見事に次も失敗してしまいます。
(最初は右の球に当ててしまう「ナガ」。ここまでは想定内で、この後プロから打ち方を指導され再度チャレンジしますが、この再チャレンジでは成功しなければなりません)
(「ナガ」の再チャレンジは、一度目より派手に前方の二個の球を左右に散らばせてしまいます。キャラクター通りの結果で、皆で大爆笑でした)
こうしたグループレッスンでは、ややもすれば練習のための練習になりがちで飽きやすい練習メニューが、皆で取り組みことで楽しむことができ、6時間があっという間に過ぎ去ってしまいます。
レッスンではゲーム性を取り入れたり、はたまた指名されてレッスン生の前で習ったショットを披露したりと、楽しさだけでなくプレッシャーも同時に経験することになります。
おじさんだけでは成果の状況が見えませんが、マルちゃんを見ているとハッキリ上達している様子が分かり、こうしたレッスンが効果あることが分かります。
私の年齢では、現状維持さえ難しいものですが、1㎜でも前進できればと思っています。