三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はレッスン日

 毎週の土曜日はPGAティーチングA級の鋤田プロのグループレッスンを受けていますが、今日も朝からレッスン会場のサンバレーゴルフプラザに行ってきました。


 先週は諸事情で日曜日のレッスンに参加していましたが、今日は通常の土曜日ゴルフ部に戻ったものの、9時から正午までの参加になりました。
 そのため、朝は8時過ぎには会場に到着し、レッスン開始前の自主練をしようと思っていましたが、いろいろ雑談をして時間を過ごしてしまいます。

(球ならべは早々に終わりました)


 雑談は、レッスン生の「デッさん」が県アマの予選に参加した内容や、プロが指導している教え子が出場したLPGAプロテスト第2次予選の話題で、プロはわざわざ応援のために会場である「山陽ゴルフ倶楽部」のある岡山県赤磐市まで行ったようで、予選中は関係者でも会場内には入れないため、日中はホテルの部屋で映画を見て過ごした話などをされていました。


 その教え子は、最終日に1オーバーとスコアを崩しましたが、通算7アンダーとなり10位タイで11月2日から始まる最終プロテストへ無事に進出しています。


 今年はコロナの影響で昨年は開催されなかった2020年度のプロテストが6月に行われていますが、そのときは最終日に2アンダーと頑張ったものの、合格ラインの4アンダーに1打足らずに不合格になっています。


 レベル的にはアンダーのスコアは普通に出せるレベルだそうですが、6月の最終プロテストでは初日1オーバー、2日目4アンダー、3日目2オーバーとなかなか嚙み合わず、最終日は追い上げたものの1打足らずに涙を飲んだものです。


 レッスンの中に、アイアンで1y刻みで打つ練習(機械で計測します)があり、我々土曜日ゴルフ部の数人がかりでチャレンジしても、制限時間内になかなか全ての欄を消すことができませんが、この教え子は1人で全ての1y刻みの欄を消してしまうそうです。


 プロも言っていましたが、1y刻みで打つと、どうしてもエアポケットのように消えない距離があり、その前後は何度も記録するという不思議な現象が起こりますが、プロを目指すようなレベルでは、苦手な距離があってはならないものです。


 ドライバーショットも260yは飛ぶもので、正確に飛距離を出し、正確なアイアンショットでバーディーチャンスに付けれるから、バーディーを量産できるものです。
 今回の2次予選でも初日から4アンダー・イーブン・4アンダー・1オーバーというスコアになっていますが、6月の最終プロテストと同様に2日間は好スコア、他の2日間は伸ばせない傾向があり、4日間をイーブン以下のアンダーパーで回ることが課題のように思えます。


 オーバーパーを打ってしまうと、その1打が命取りになるのがプロテストであり、それは前回のテストで身に染みているはずです。
 周りがスコアを伸ばす中で、調子が悪くても我慢して、せめてイーブンで耐えることが重要で、それができればきっと「プロ」と呼ばれる日は訪れることでしょう。


 我々アマチュアもレベルは大きく違っても、調子が悪い中、ダボやトリを打たないよう我慢するゴルフを覚えていくと、早々に90や100叩きを免れるものです。
 プロレベルは「ボギーを打たない」ですが、アマチュアは「ダボを打たない」であり、プロのような身の程知らずのレベルを求めるから大きくスコアロスしてしまうもので、それは実力に合わせない目標を立てるからです。


 プロがときどきバーディーを取るように、アマチュアはときどきパーを取れれば良く、そうしたゴルフができるようになってから、徐々に技術の精度を上げて行けばよいものです。

(画像遅延システム機器のセットを大学生のマサがプロから怒られながらやっていました)


 また、今日のレッスンでプロから指摘された言葉でなるほどと思ったものがあります。


 それは、パットではパターフェースの向きを気にするゴルファーは多く、併せてパターヘッドを真っすぐ引こうと気を付けているのに、なぜドライバーショットでそれを気にしないのかということです。


 たった1mのパットでそれだけ打つ前の準備に神経を注ぐのに、250y先の目標に打つドライバーショットをいい加減に打つのはおかしいだろうという指摘でした。
 パターからドライバーまで、同じような意識で事前準備を行い取り組むべきもので、スイングでもパターのようにヘッドを後方に30センチほどは必ず真っすぐに引き、インパクト時に真っすぐ当たれば、目標に向かって球は飛んでいくことになります。


 私は最初の30センチをアウトサイドに引きすぎですが、ほとんどの人はインサイドに引きすぎる傾向が強く、そんな人はパターで同じようにインに引いているのか?ということです。
 パターヘッドを真っすぐ引くのであれば、ドライバーヘッドも真っすぐ後方に引くべきで、その後に身体の回転で自然とヘッドはインサイドに上がってくるもので、自らインサイドに引くものではないものです。


 まだ私も手・ヘッド・シャフトの動きがイマイチ分かりませんが、指摘されていることはなるほどそうだと思うもので、正しいスイングプレーンに乗れば正しくヘッドは動くもので、そうなればナイスショットの確率も上がるものです。


 自分のスイングは客観視できないものですが、この画像遅延システムを使えば、自分の動きが正面のモニターに映るもので、いろいろな欠点がよく分かりますが、反復練習をしなければすぐにいつもの自分に戻ってしまうのが、悲しいところです。