三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はレッスン日

 今日は日曜日ですが、PGAティーチングA級の鋤田プロのグループレッスンを受けに、お昼前にサンバレーゴルフプラザに出かけて行きました。


 私のレッスン日は元々は土曜日ですが、今回は土曜日の参加希望者が10人以上と多く、日曜日は逆に4人と少ないためプロから日曜日への変更を打診され、了解したものです。


 土曜日は9時から15時までの6時間レッスンですが、日曜日は13時から17時までの4時間となっていて、神経痛持ちの私にとってはある意味、ちょうどよい時間かもしれません。


 レッスンでは、メニューの最初にある「ゴルフ13ゲーム」を誰か1人がクリアしないと次のメニューに進めないため、今日のメンバーではクリア自体が見込薄なようで、そのクリアする要員になる意味もあるとプロから言われ、プレッシャーを少し感じてしまいます。

(1時間ほど前に行き、球を並べてレッスンを待ちます。その後30yをコソ練しました)

(日中は30℃を越えるため、天井にある水管からミストシャワーが時々散布されます)


 日曜日の参加者は天草からやってくる65歳のおっさんである「ミーちゃん」と、我が家のペットの主治医になる「オザやん」、同院のスタッフ?である「えとちゃん」、それに私と同世代に見えるおっさんの「ユーさん」、そして80歳を超えてなおレッスンに参加する「ベルさん」(女性)の計6人になりましたが、ベルさんは術後ということで参加時間も短く、ほとんど話などをすることはできませんでした。


 土曜と同様に最初のメニューは「ゴルフ13ゲーム」からスタートしましたが、このゲームは30yの看板に当てることが最初の課題で、13課題の中で一番ハードルが高いものです。
 クリアできないと、延々と誰かが13課題を終えるまで最初の30yを打つ羽目になりますが、実はこの30yの練習を2時間ほど続けることは上達に大いに関係があるものです。


※ゴルフ13ゲームの内容
① 30y先の看板当て ② 50y先のグリーン左に直接オンして止め ③ 50y先のグリーン右に直接オンして止め ④ 80y先のグリーン左に止め ⑤ 80y先のグリーン右に止め ⑥ 10y先の傘立て(大)イン ⑦ 10y傘立て(小)イン  ⑧ 5y先の高さ2mの虫取り網にイン ⑨ フェースが空洞のクラブで球を打って空振り成功 ⑩ 50センチ先のゲートを筒をパターで打って通す ⑪ バランス足場の上でフニャフニャパターで5mをカップイン ⑫ 出っ歯パターで5mをカップイン ⑬ 9mのパットをカップイン
(私が全部クリアするのに1時間半ほどかかりました、⑥~⑧の成功に時間がかかりましたが、後半の⑨は2回目で⑩は1回目で⑪と⑫も5回以内で成功したものの、⑬でまた手間取りました)


 アプローチはスコアメークの肝になりますが、初心者の頃にわざわざ練習する人は少なく、ショットは打ててもアプローチが下手という時期が誰にでもあり、30yの練習をしっかりした人がその上のステージに進めるものです。


 練習場シングルは、ショット自体には素晴らしいものがありますが、実際のゴルフ場ではショートゲームが下手だからスコアが作れず、「練習場シングル」と言われる所以です。
 その点、初心者のうちからこうした30yのアプローチ練習を、上手くいく行かないは別として、しっかり練習メニューに入っていることは、必ず本人のゴルフ人生に今後は役立つものだと私は確信しています。


 ただ、見ていると目標近くに飛ぶものではなく、10m以上も大きく離れた場所に着弾しているのを見ると、まだまだ練習が不足しているようです。
 3m以内、せめて5m以内に打てなければ、90切りは難しいもので、惜しい当たりを繰り返すことができたら80切りも見えてくるとものです。

      


 もちろん、90切り80切りにはショットやパットの正確性も併せて必要ですが、スコアメークの基本が30yのアプローチだと私は思っています。
 レッスンでこのゲームを始めてから、私のスコアがショットはそんなに良くなくともそれなりに安定してきたと思っていて、効果は絶大だというものです。


 そうした30yを最初の課題にしてあるのも、初心者に飽きずに練習できるようにしてあるプロのアイデアであり、「最初の関門をクリアできない」と嘆く初心者が知らず知らずのうちに大事な技術を習得しているのだということです。


 本当は30yの練習を繰り返す中で、クラブの動きや球の高低を打ち分けるヒントが隠れていることに気づけばよいのですが、初心者のうちはなかなか分かりづらいものの、実際は30yを打つ小さなスイングの中にショットのエッセンスが詰まっているものです。


 打ちっ放し練習場でも、ほとんどの人がドライバーを振り回すことが練習だと思っているようで、せっかくある30yの目標に向けてアプローチ練習を延々1時間をしっかり打つ人はまず見かけません。

(レッスン後に自主練として30y先の籠入れを球がなくなるまで打ち続けました。周囲が暗くなり照明が点きました)

(西の空には月齢3.7の三日月が見えています。今後は少しずつ満ちて行き、13日に上弦の月に、20日にはハンターズムーンと呼ばれる満月になります)