今更ながらの気づきを書いてみる
今日は12月最初の土曜日ですが、すでにレッスンは長期にお休みしていて、復帰は今のところ未定です。
そのため土曜日は、レッスンでプロから教わったことを復習するようにしていて、今日は傾斜からのスイングから気づいたことを書いてみます。
「教わる=理解」ではないところが凡人の悲しさで、天才は「一を聞いて十を知る」ものですが、私のような劣等生は「十を聞いてやっと一を知る」レベルだというものです。
せっかくレッスンでプロから教わっていても、その部分だけの理解に留まり、いわゆる応用が利かない「一を聞いて一を知る」状態だったことに気づかされます。
ゴルフの「分かった」はすぐに雲散霧消してしまうものですが、それは基本を知らない、つまり土台が出来ていない「思い付き」だからです。
その上、知識だけあっても実行に結びつかないのもゴルフの難しさで、いくら正しいスイングをしても打点の位置の違いで大きく結果は変わり、「あれ!違った、やはりだめだ!」と思い付きと失敗を繰り返すのが私のような一般ゴルファーの常だというものです。
私がプロのレッスンを最初にお願いしたのは2020年2月ですが、約1年半の間、週1回のレッスンでプロから様々なことを教えていただいています。
しかし、教えてもらったものを理解できていたかというとそうではなく、単に知識として留まっているものや、忘れてしまったことも大量にあるもので、それは学校の勉強と同じで「復習」が大事であり、復習で知識を定着させた後はその知識を使って「実践」が重要になるからです。
私は「実戦」の機会は多くても「実践」することは少なく、知識と実行が乖離しているゴルファーだったもので、これからはまず復習しながらその部分を実践していこうと思っています。
プロからは傾斜からの打ち方をいくつも教わったものですが、その中の左足上がりの傾斜の場合、イメージはヘッドをインサイドアウトに振るものでした。
一般的に左足上がりのライからは、自然にフック球が出るものですが、インサイドアウトにすることでスライスの要素を作り出し、「フック+スライス=ストレート球」にするもので、私は昨日のラウンド中に閃き、ティーショットでこのイメージで振ればスライス球が打てるのではと思い付きました。
私は元々スライサーでしたが、飛距離に悩みレッスンを受け、距離が出るどちらかといえばフッカーを目指していました。
そのため、以前のように何も考えずに左を向いて打つことが出来なくなっていて、スライスの打ち方自体も分からなくなっています。
ハイランドの12番と13番は左右が狭かったり距離が無かったりするため、普段は5WやU4でティーショットしますが、昨日は敢えてドライバーを持ち、インサイドアウトをイメージしたスイングをするとスライス球が出ました。
続く14番は左ドックのパー5なので、次は傾斜で左足下がりの打ち方である「右足をフィニッシュで前方まで持ってくる」打ち方をするとフック球が出てコースなりに打つことが出来ました。
左足下がりでは、スライス球が出やすく、スイングに合わせて身体を回転させる必要がありますが、これはフック球の打ち方だと思ったのです。
15番はストレートなホールですが、フェアウェーが左から右への傾斜があるため、フック球を打とうとしてやりすぎ、左ラフになってしまいます。
要は、正しい方法を使っても、実際の傾斜の度合いやインパクト時のフェース面の位置などで結果は変わってしまうものだというものです。
16番は右ドックなのでここはコースなりに綺麗なスライス球が打てましたが、18番はスライスで球を上げてフォローの風に乗せようと思ったものの、上手く当たらずそのまま左に飛んでしまうミスショットになっています。
ティーイングエリアにも傾斜があるもので、その微妙な傾斜を打つ前に判断し、ミスが出やすい球筋を予想して対応を取らないければならないのですが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」であり、やりすぎは禁物だというものです。