三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はレッスン日

 今日の熊本地方は朝から雨模様でしたが、気温は下がっておらず、いつものレッスンへは半袖シャツの下はヒートテック1枚という軽装で行きました。


 今日のレッスン生は8人と盛況で、まず始めは団扇を使って10コマに分けたスイングフォームを覚えることでした。


 団扇をクラブに見立てて、ますアドレスして構えを作り、①で右足前 ②でL字 ③でトップを作り、④でバンプ ⑤で腰切り ⑥でダウン ⑦で右足前 ⑧でインパクト ⑨でフォロー ⑩でフィニッシュの形を作ります。


 レッスン生が各打席に入り、前から1人ずつ1~10を声出しして素振りをゆっくり行います。
 ここで注意すべき点は盛りだくさんで、順に書くと


①では真っすぐに右足前まで団扇の面を変えないように引くこと
②ではグリップが鳩尾の位置にあることと団扇の面が見えないこと
③では左手の親指に沿って上がっていること
④では手の位置は動かさず、右の尻を右後方に引くこと
⑤では左腰を切って、その際に団扇の面を上に向かせること
⑥では団扇の面が後方を向いて右腕のラインに沿って下りてくること
⑦ではカバーリングを行い、右足前で団扇の面を地面と平行に保つこと
⑧では団扇の面が飛球線方向に直角に正しく向いていること
⑨では右手で左背中側に位置する人を突き倒すイメージで振ること
⑩ではしっかり右足裏がめくり上がるように最後まで身体を回すこと


 まだうろ覚えな部分がありますが、団扇を使ったスイング練習はなかなか奥が深いものです。
 その後は7鉄に持ち替えて腰にスティックをはめ、4人1組で1人のスイングをチェックすることが行われましたが、自分自身がよく分かっていないため、他人のスイングの良し悪しが分かりづらいものでした。
 
 私は「バンプ」の動きがどうすればよいかが分からず、一番うまくできている「デッさん」にやり方を教わりましたが、彼によると右足を曲げてバックスイングし、バンプの際に右足を伸ばす動きをするとアドバイスされます。
 もともとが私は①の右足前の段階で身体をしっかり右に開けないため、②でもグリップが鳩尾に入らず、全てが上手くいかないのです。


 実際のショット練習では、最初の右足前にヘッドを引く際に右腰を開く動きを意識しましたが、こうするとなぜかスライスが出なくなります。
 
 その後、ペットボトルを置いて、ドライバーショットの練習がありましたが、これも私はヘッドを自然と開きながら上げることができず、右後方にあるペットボトルに当たってしまいそうでした。

(指導者を目指す「サイ君」も恐る恐るスイングしています)

(身体能力が高い「ナガ」はどんな状況でもすぐに対応できるところが凄いところですが、それなのに100が切れない変な若者です) 

(レッスン歴が長い「デッさん」もきちんと状況に対応したスイングができています)

(初心者の「マルちゃん」は見事にペットボトルを叩いてしまいます) 


 この後、プロが「ナガ」には本人のキャディーバッグと水筒を後方に置いてスイングさせていましたが、これも難なくクリアしていました。

 午後からのレッスンでは、フェアウェーウッドとドライバーショットの打ち方の違いを交互に打って覚える練習もありました。
 プロによると、まず基本のスイングをしっかり身に付けないと、応用の応用になってしまい、いくら「こう打つ」と言っても実際は違うことになってしまうものです。


 スイングは自分でかなり変えたつもりでも、傍目からはほとんど変わっていないもので、まず基本になるヘッドの動きを覚えて、そこから応用を行うべきですが、最初に自己流でスイングを固めてしまっているので、なかなか正しい動きができないのが辛いところです。