三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

感染者数が即答できないアホ総理

 29日の参院予算委員会で野党議員から「新型コロナ感染者数は?」と聞かれたアホ総理が、その質問に立ち往生してしまい、1分以上も答弁できず、そのうえ最初に発した言葉が呆れるものだったようです。
 動画でも確認しましたが、オロオロした態度と口ごもりながらの答弁は、こいつでこのまま行っても日本は大丈夫かと改めて思うものでした。


 答弁を文字にしてみると


(アホ総理)
いまの、その、現時点で、いまの感染者数というご質問はいただいてなくてですね。いま、あの、これにあるのは「緊急事態宣言を解除、延長する基準、判断時期を明確にされたい」、というのが、私への答弁、質問でございまして、いましておられることについては、質問の通告はされていないということは、まず申し上げておきたいと思います」

 PCR検査を全ての国民に実施していない以上、正確な感染者数は誰も把握できないのですが、少なくとも現時点でのPCR検査数を基にした答弁をすればよかったのだと思います。
 特措法延長の根拠は、その数値の動きでしか判断できないはずだからです。


 そんな基本的質問に対し、かなり混乱して「質問」と言うべきところを「答弁」と言ったりしていることからも、咄嗟の出来事に冷静に対処できる能力が欠如していることが明白です。
 だから1月から新型コロナのリスクを声高に叫ばれていたのに、対応が遅れ、現在に至っても後手後手を踏んでいる政府の対応力の無さが露呈しているわけです。


 アホ総理は「新型コロナ対策本部長」も兼任していて、今回の質問も特措法を延長する前提である「感染の拡大」というアホ総理自身の発言に対して発せられたもので、事前通告がないことを理由に答えられないものではありません。


 そこから見えてくるのは、毎日のように対策会議の場で報告されている新型コロナによる国民の感染者数などに、総理自身が全く興味がないことを暴露してしまいました。


 総理の答弁に議場がざわつくと、次のようにさらに答弁を続けました。


(アホ総理)
「それはそうですよ。だって…こ、これに書いて、これに、これに、これに書いてないじゃないですか。その上でですね……」

 まるで悪いことを見つけられた子どものような言い訳です。質問の事前通告書に書いてない相手が悪いと非難しているのでしょうが、動揺が見て取れるように口ごもってしまっています。


 こんな愚かなアホ総理が、今後の日本の行き先を決めているのです。この答弁をマスコミで取り上げないことも不思議ですが、さすがにこれを流すと呆れてものが言えないと国民の誰もが思ってしまうだろうし、大きな混乱になることを恐れているのでしょう。


 分からないなら分からないなりに、もう少し国民を安心させる言葉を発するのがリーダーたるものに必要な資質だと思います。
 そういう意味でも、日本は二重に不幸な時期なのでしょう。


 与党の自民党内にアホ総理以上の人材はいないのでしょうか?