三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

メリーさんへの返事

 以前、私の日記の内容に対してある方から批判のコメントを頂き、そのことを再度書いた日記にメリーさんからコメントを頂いていますが、今回の南阿蘇でのラウンド日記にもコメントを頂き、熊本のゴルフ場におけるカート乗り入れ状況について質問がありました。
 メリーさんは現在はロスアンゼルスに滞在されているようで、現地のゴルフ状況も教えていただきました。ありがとうございます。


 本来は、コメント欄で返事を書くのですが、いろいろ長くなりそうなので今回は日記に書かせてもらいます。


 改めて前回のメリーさんのコメントの最後の部分だけですが、引用させていただきます。


「他者の違う意見を受け入れられないのは、民主主義の根幹をゆるがす精神性です。賛同する必要はないが、こんな見方の人もいるのだと認識するのが理性というものではないでしょうか」


 私もメリーさんの意見に大賛成で、誰でも自由な発言を保証される状況が健全な社会を写す鏡だと思っています。
 その意味で、私と考えの違う意見も尊重したいし、間違った私の発信に対しては「それは違うよ」という具体的な指摘も大歓迎なのです。 


 最近は、発言力の強い有名人の中にも反対意見にムキになって反論することで、自分の意見に従わせようとする傾向が強いように感じています。
 そんな人物が「次期総理候補」だという世間の風潮にも危惧を覚えていますが、閉塞感が強くなっていけばいくほど、こんな人物を持ち上げ、反対意見は抹殺しようとする風潮になることが恐ろしいことです。


 さて前置きが長くなりましたが、メリーさんの質問であるカートのコース乗り入れの有無ですが、私の狭い経験だけでいうと、熊本県内のゴルフ場は当日の雨等での状況にもよりますが、基本的に乗り入れOKにしているゴルフ場が多くなっています。


 私のホームコースの赤水もOKだし、菊池・南阿蘇・阿蘇グランビリオ西コース・阿蘇ハイランド・グリーンランド・矢部・ワールドなど県内のたくさんのゴルフ場でカート乗り入れOKになっていて、熊本では今は主流になっています。


 それでも、チェリー宇土は乗り入れ「〇・✖」の表示がありますが、「〇」を見たことが無いため不明ですし、大津GCや阿蘇グランビリオ東コースは誘導カート使用なのでそもそもコース内乗り入れ自体が出来ません。
 ただ、この2つのコースはキャディーを付けるとキャディー運転によるコース内乗り入れを行っています。


 以前はカート乗り入れ不可のコースが多かったのですが、カートの軽量化も進み、どこのゴルフ場も営業面から進行の速さというメリットに重きを置いているように思います。


 今年は断念しましたが、北海道のゴルフ場に3年連続で行っていて、北海道こそ熊本よりカート乗り入れ方式が先行している感じを最初に受けました。
 もちろん、有名コースはまだキャディ付き「歩き」のラウンドスタイルのようですが、そんな高級なゴルフ場へは私は行けません。


 ゴルフ場は、基本的に他人と接近するリスクは少なく、自然の中でのプレーなので新型コロナ対策で言われていた「三密」とは関係ないものです。
 できれば以前のように「歩き」でのプレーを認めてもらいたいのですが、それは営業上の理由で認めているゴルフ場は数少ないのが残念なところです。


 マスコミが最近は河川敷にあるゴルフ練習場が満員だとコメントしながら、空撮による映像を流していますが、まったく野外のゴルフ練習場さえもパチンコ営業同様に「外出自粛しているときにけしからん!」という風潮になっています。


 同じように広い公園で周囲と距離を空けて楽しむ家族連れなどにも批判的な取り扱いをしているようで、何でもかんでも外出自粛だという方向へいつのまにか向いてしまっています。


 もちろん、ここを許せば他も緩むという考えからでしょうが、全員が家に籠ってしまえば経済そのものが死んでしまいます。
 以前のように「三密」を避けるという意識があれば、東京などの大都市以外は、そこまで神経質にならなくても良いのではと現在は思っています。


 早期に新型コロナウイルスを封じ込めたいのであれば、1か月間、例外なく国民全員が自宅に籠れば収束するはずですが、そうすれば自宅で亡くなる方も多くなることになり、そうした強制力ある対策はもろ刃の剣になるのです。


 「三密」から「外出自粛」というキーワードに変遷しているのですが、マスコミが外出する国民をチェックするようなことには疑問があるというのが正直なところです。


 今もテレビでは海岸での釣り客に「自粛中では?」というインタビューをしていますが、果たして本当にそれがコロナ対策で求められているものか疑問ですし、「報道の自由」の名の元に取材している側の外出自粛は?との素朴な疑問もあります。


 メリーさんへの返事なのに話題がいろいろ飛んでしまい、申し訳ありません。


 私の意見でさえも「終始一貫変わらざる」ものではないことをお詫びしておきますが、そろそろ出口政策を少なくとも地方では出すべき時期に来ているのかなと思っています。


 最後に熊本の状況をデータとして挙げておきます。


〇 熊本県の新型コロナ感染状況(4月30日までの累計)
   感染者数 47人(うち熊本市内39人)
   退院者数 12人
   死亡者    1人
〇 PCR検査数(延べ人数)※ 退院等検査数は含めず
   3,148人(うち陽性者数 47人≒1%)