三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

アベノマスクでも不正?

 この日記でも以前に批判しましたが、アベノマスクの配布が東京を中心に始まったようです。
 先日のテレビの画面では郵便局員が透明封筒に入ったマスクを一件毎のポストに投函する様子を写していましたが、ネットなどにもアベノマスクの画像がアップされたりしています。


 そんな中で驚いたニュースが、先に妊婦用に先行配布したアベノマスクに「黄ばみ」「虫入り」などの不具合が1,900件余りも確認されたというものです。
 厚労省は国民配布用のマスクには、目視などで不具合が無いよう検査を徹底するように製造元に求めたとありますが、先行配布という全世帯配布に比較して少数の分母の中でのこの不具合数はスルーできないものです。


 その上まだ問題があるようで、まだ私のところに届いていないアベノマスクですが、ネット記事によると製造元が記入されていない製品のようで、誰が安全を担保しているのでしょうか?
 アベノマスクだからアホ総理が全責任を負っているのでしょうが、果たして国民は安心して口や鼻にマスクを装着できるのでしょうか?


 ちなみに「一般社団法人 日本衛生材料工業連合会」で「マスクの表示・広告自主基準」を次の表示例のように定めているようです。

   

 しかし、配布されたアベノマスクにはこの表示がないとのことで、あくまで関連団体の自主基準ではあるものの、製造元はこの団体外のメーカーということでしょうか? 


(ネットにアップされたアベノマスク)

(不鮮明ですが、記載されている電話番号は厚労省のようで、必要な表示はないようです)


 怪しいことに、製造元を公表するよう野党議員が要求しても厚労省は答えないという不自然さがあり、これらも衛生的に大丈夫かという不安を国民に与えることになります。
 身の回りの様々な商品には製造元や販売者がはっきり記載されているものですが、アベノマスクにだけはそんな表示は不要だという特別な忖度が働いたのでしょうか?


 やっと厚労省は来月になって製造元を公表するようですが、なぜ今公表できないのか不思議でなりません。
 不要なアベノマスクではありますが、配布する以上は安心・安全なものを配布すべき責任があるのに、それをしないアベノマスクはその意味でも無駄使いそのものであり、何か利権が発生しているのではと疑ってしまいます。


 清廉潔白なアホ総理であればまだしも、これまで怪しいことには一切の説明を拒否してきた経緯から、誰もが何か裏では悪いことをやっているだろうと思うのは自然のなり行きで、500億円近くの税金を使ったことからも、身近な「お友達」だけが甘い汁を吸っているのではと私も疑っているのです。


「李下に冠を正さず」
 なぜこんな簡単なことが分からないのか不思議ですが、うがった見方をすれば、わざわざ疑念を持たせて来月になって「実は問題ない製造元だった」と公表することで、私のような批判者を反対に黙らせようという高等テクニックなのかもしれません。
 もっともアホ総理の回りもアホばかりのようだから、そこまで知恵が回りかねるとは思いますが果たしてどうでしょう?