阿蘇ハイランドのコース攻略法⑩
今日の熊本地方は雨模様で、当初は阿蘇ハイランドの早朝を6時から予約していましたが、昨日の段階での予報が7時台から8時台にかけてそれぞれ2ミリの雨量予報だったため、予約者の「アプローチの達人」に連絡し、結果的にキャンセルしています。
(今朝の状況では、ラウンド予定の6時からは予報より雨量は少なめでしたが、それでも雨中のラウンドになるはずでした)
なんとなく達人はやる気がありそうな雰囲気で、普段だったら雨マークが付いている場合は雨の中のラウンドはされないため中止になるものが、スタート時間を早めてでも行きたそうな雰囲気でした。
前回のラウンドで1イーグル・3バーディーのアンダーのスコアだったからなのかもしれませんが、反対にそのプレーに当てられてしまい、イマイチのプレーになった私としては、雨の中のラウンドは気が進まなかったものです。
私の予想が外れて6時からはスタートできたかもしれませんが、それでも途中は雨に降られたことは間違いなく、特に後半は1ミリの雨だと「止めようか」となったはずです。
さて、この攻略法シリーズもとうとう後半に入ります。「攻略法」と銘打っているものの、内容はほぼコースの紹介になっていて、攻略法になっていないのは私が攻略できていない証拠だともいえます。
最初の題名に「攻略法」と書いてしまったため、その名でシリーズ化しましたが、「攻略法」=「コース紹介」とでも置き換えればよかったと反省しているものの、最後の18番まで「攻略法」を使って紹介するつもりです。
インのスタートホールになる10番パー4は、ティーからグリーンが山裾の斜面で見えない左ドックのミドルホールです。
(右がティーで左がグリーンになります。私は正面に見える木を目標にします)
このコースは、左に山裾の傾斜があり、右には大木の枝があってフェアウェーは意外と狭く感じられますが、左の傾斜を上手く使ってフェアウェーキープという方法もあります。
私は出来る出来ないに関わらず、目標をピンポイントで狙う方が良いと思っていて、私は正面の木を目標にしますが、それでも左右にブレることはあるものの、漫然とティーショットに向かうことは避けたいものです。
(左目に打って傾斜に当たると距離が少し残り、グリーンが見えないセカンドになります。この日は左のピンだったので、ピンは全く見えません)
(真っすぐ打てると左ドックなので右サイドになり、ここからはグリーンが見えます)
10番の難しさは、グリーンの傾斜が見た目以上に強いところで、ピン位置がどこでもオーバーは禁物です。
特に①や④の位置でオーバーすると、パットは止まらないことになり、例えバーディーパットでもパーで収まることは難しくなります。
そのため手前からの攻めが鉄則で、奥にオンするくらいなら手前に外した方がスコアは纏まり易いと言えます。
(上の画像は④のピン位置でしたが、右に外し、上りを転がして寄せ1ゲットでした)
しかし、乗せる場所を少しでも間違うと悲惨な目にあってしまいます。それは見た目以上の傾斜があることで、分かっていても見た目でそこまで傾斜があるように見えず、つい打ってしまいがちです。
上の画像は、②のピン位置へ少しだけピン左やや奥目に乗ったもので、達人も驚くほどの切れ方をしてしまいました。
それが下の動画です。
このことから10番グリーンは、奥は絶対にダメで、「手前から」という普遍的なゴルフの鉄則そのもののホールになります。
それにしても傾斜が急だと分かっているのに、いつもそう見えないグリーンってどうやって作るのでしょうか?
(昨年前半のデータですが、10番のバーディー数はそう多くはありません)
改めて今年前半のデータも作ってみました。昨年と比較して全体的にバーディー数がかなり減っています。
昨年はバーディーがあった5番・7番・13番でまだバーディーが来ていません。
このことから、私にとってバーディーとは狙って取れるものでなく、偶々来るもので、だからこそ満遍なく記録しているものです。
唯一といっていいのが18番パー5で、ここはティーショットを成功できればバーディーチャンスを作ることが出来るホールだと思っています。