三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりの阿蘇ハイランド

 今日は阿蘇ハイランドの早朝を「アプローチの達人」が予約していたので、自宅を4時前に出発し、行ってきました。
 北海道に行っている間に阿蘇ハイランドの友の会会員資格は喪失していたので新規入会を申し込みましたが、達人の紹介という形を取ると達人に1000ポイント付くとのことで、それを折半することにして会員申し込みしました。


 これまでは平日会員になっていましたが、なぜか今年からは平日会員というものがなくなり全て「カルデラ会員」という全日会員に統一されていて、我々は平日しか来ないので無駄ですが、それを選択するしかありませんでした。
 会費も1.5倍ほど高くなりますが、会員にならないと早朝のラウンド代は4千円にならないため、トータル的には会員になった方がお得なため、申し込みをしています。


 まだ暗い5時にゴルフ場に到着しましたが、すでに1台の車が来ていて、前から2台目のカートにバッグが積みこまれています。
 結果的には後ろの組だったので助かりましたが、早朝の枠に4人組で来られるとそこから渋滞が発生するもので、今日も見たところほとんどが2サムもしくは3バッグだったのです。


 8月初めにジュニアの大会があり、夏休みに入ったため練ランらしき子ども連れの2サムも多く、3バッグだったらそこまで進行スピードに差が出ませんが、4バッグそれも球が左右にブレる組がいれば確実にそこがネックになってしまいます。

(2番パー4を終わり、左の階段を降りてきて、ティー横から3番のコースを写したもの)


 今朝は霧も出ていて、5時20分過ぎにトップでスタートしましたが、コース内は霧が立ち込め、球の落下地点は見えませんでしたが我々は勝手知ったるコースなのでほぼ見当が付くものの、後続組はやはり苦戦したようで、我々がインに向かうときにやっと6番ティーに来ていました。



 今日ラウンドして感じたことが、北海道で腰痛で寝込んでから復活した後、なにか飛距離が落ちたことです。
 阿蘇ハイランドはそこまで距離がないコースですが、これまで何度もラウンドしているため、この手応えだったらあの辺りという大まかな飛距離がわかりますが、今日は雨上がりという点を差し引いても以前の飛距離は出ていませんでした。
 フロントティーを使う達人と比べても、普段はそれでも先に達人が打つ場合が多いのですが、今日は私がセカンドオナーになることが多く、やはり飛距離が落ちていると感じたものです。

(霧の中に向かってティーショットする5番の達人。今日も6番と15番でチップインバーディーを取っていて、「達人」の称号は相変わらず色あせていません)


 今日はコース内乗り入れ不可だったので、前半はそれなりに1時間15分ほどかかり6時40分になってインスタートでした。
 すると10番グリーンに行くと近くで女性の笑い声が聞こえ、最初は「あれ?」と思いましたが、どうやら11番のグリーンに1組がいるようでした。


 阿蘇ハイランドは基本は1番からのスループレーになり、コンペなどが入るとインスタートもありますがその際は「〇時〇分までに折り返してください」と事前に言われるもので、今日は何も言われてないし、1組だけが6時半前のインスタートになるのも不自然で、インだけで終るハーフの客もしくは勝手にインに回ってきたのだろうと推測しました。


 男女のカップルでしたが、進行が遅く、後半は待ち待ちになり、とうとう達人が大声で怒鳴るほどでしたが、それでも前組はパスさせるわけでもなく悠々と我々の前を進行していきました。
 18番グリーンで見ていると前組はクラブハウスに戻らず、近くの1番のティー横にカートを停めたため、勝手にインにやって来た組だと分かって怒りが湧いてきて、そのことを達人と話していたら6mのバーディーパットを3パットしてしまいます。


 わざわざ5時半という夜明けとともにスタートする枠を押さえたのも、スムースに進行したいがためで、それなのにルール無視で我々の前に割り込み、いちゃつきながらのカップルに今日は台無しにされてしまいます。


 明日も5時半スタートですが、スタート前にインスタートがいないかどうか確認しておきたいと思っています。

雑感

 今日の熊本も朝から暑く、9時過ぎには31℃という気温になっています。明日は5月以来の阿蘇ハイランドの早朝に行く予定ですが、暑さの前にラウンドを終わらないとヤバそうです。


 さて、最近のネットニュースではテニスの大会における選手の振る舞いに非難が殺到していますが、どうも記事を書いた側に煽られた感があると感じるのは私だけでしょうか。


 まず全仏オープンの女子ダブルスにおけるボールパーソン(BP)に対する日本の加藤選手のボール直撃問題ですが、この動画を私も見ましたが加藤選手の行為は軽率で危険なものだと思えました。
 動画を見るとプレー後に自コートにあったボールを拾い上げて、バックハンドで相手コート側の後方にいるBPの女の子に直接当てたのですが、これはそんな気はないと言い訳しても言い逃れ出来ない危険な行為です。

(この後に加藤選手が打つ素振りを見せたため、このBPは慌てて左に避けています)

(加藤選手の打った球がライナーでBPの少女に向かっています)


 最初の画像に加藤選手側のコートにあるボールをBPが回収に来ていますが、その子に任せるか先にボールを拾ったのであれば1バウンドもしくはラケットに乗せて渡すのが普通の行動で、加藤選手は自身の練習のためかバックハンドで打っていますが、回収に来たBPが慌てて退いている姿も見られ、これだけでも通常ではないような動きに見えてしまいます。


 その後、加藤選手が打った球はダイレクトで後方フェンス近くのBPの女の子に当たっていて、意図せずともこの行為が失格の原因になったのは仕方ないのではと思います。


 結局、ここで問題なのは当初は主審が警告を与えただけだったのを対戦相手が抗議して、スーパーバイザーが介入して失格という処分に変えたことですが、これはルール上に明記されていることなので、最初に主審がルールの適用を間違っていたという形になるだけです。


 加藤選手にその意思があったかどうかは別として、少なくともやった行為は周りから失点して怒りに任せて危険な行為をやったと受け止められても仕方ないことで、ラケットで相手コート内にバウンドするような球を打つならまだしも、プロとしてあり得ないダイレクトで相手側の後方フェンスにライナーで当たるような球をプレー外でしてしまい、結果的にBPの少女にぶつけてしまったことは失格に値する行為だったと思われます。


 また非難されている相手ペアは当たった様子を見てもいないのに勝利のために執拗に抗議し、それが認められて喜んだ様子がスポーツマンシップに反するとなっているのですが、それはその通りでもプロ同士の戦いなので勝つためにはある程度の駆け引きも仕方ないものです。


 次にハンガリアンGP一回戦で張帥選手(中国)の返球がインかアウトかで揉め、主審は球の跡を確認して再度アウトと宣告してプレーは再開したものの、その後のプレーで張帥選手が再び騒ぎ始め、その間に相手のトート選手(ハンガリー)が球の跡を足で消した行為が物議を醸したものです。


 この場面も私は動画で確認しましたが、第1セット5ゲームスオールの第11ゲーム張帥選手のサービスゲーム、ポイント15-15での場面でしたが、張帥選手のフォアへのショットがラインにかかったかどうかという微妙なショットでした。


 動画では遠目でよく分からないけど、ラインズマンは動きから「アウト・セーフ」のゼスチャーをしていないように見えますが、微妙な判定だったので態度を保留したのかもしれません。
 しかし、すぐに女性の声が「アウト」と響いていたので主審(女性)が判断したものと思われ、張帥選手の抗議で直ちに主審は球の落下地点に確認に行き、再度「アウト」とコールしています。


 このため、ここでポイントはトート選手側に入って15-30となったわけですが、問題のトート選手が球跡を消したのはスコアが30-30の時で、ビデオではカットされていますがこの間に1プレーがあり、張帥選手が1ポイント取っていることが分かります。


 つまり、張帥選手はいったんは「アウト」を認めて試合を再開しているわけで、その意味では「終わった」ことですが、なぜ再び抗議を始めたのかがよく分かりません。
 先の加藤選手の問題の場合はルール適用の判断の可否ですが、今回は「アウト・イン」の判断なので主審の権限に属するもので、プレーを再開したことからもいったんは張帥選手は主審のコールに不満ながらも同意していたことになります。

 ここでトート選手の足での球跡もみ消し行為ですが、彼女の立場から見ると第1セットの山場である第11ゲームをブレークできればセットを取るチャンスになるため、その集中力を削ぐような認められない抗議を再び始めた相手に「もう終わったこと」とばかりに球跡を消したことは、その時の態度からも想像できますし、サービスボックス付近の球跡だったので張帥選手のサーブがまた同じような場所に付くかもしれず、それを避けるために消したとも受け取れます。


 クレーコートの場合は「アウト・イン」の判断を球跡で確認するため、次のプレーに影響するかもしれない微妙な位置の球跡を消すのは選手としてあり得る行為で、その跡が付いた際のポイントは終わっているのだから全くルール上は問題ないものです。


 ただビデオで見ると、やや挑発的な動きにも見え、それが物議を醸したのでしょうが、それをさも「張帥選手がインだと抗議している最中に消したように煽る見出し」も正確ではないのです。


 ちなみにネットでは「テニスは白人至上主義のスポーツなので差別された」というコメントも多くありましたが、トート選手は国籍こそハンガリーですが元々はタイ系の選手であり、動画を見ても小柄な東洋人だと分かります。


 またハンガリーの大会なので自国有利な判定とも非難されていますが、主審はフランス人なのでそれも当たらず、ランキング的にも張帥選手が上であり、そのまま試合を続行していれば張帥選手の勝利という順当な結果になったのかもしれません。


 結局、トート選手が張帥選手の棄権の後に手を上げて喜んだのは、WTAの大会に初出場で難敵に対し予想外の初勝利という結果に舞い上がったというだけのように思えますし、それを批判しても仕方ないと思っています。


 張帥選手は、棄権を申し出した後に主審と対戦相手と握手していて、そこはフェアだと感じました。
 ただその後に、なにか観客に向けて抗議しているような光景が写っていますが、想像するにインと抗議した際にブーイングめいたものが観客席から浴びせかけられたのかもしれず、これは観客のマナーの面でしょうが、逆に主審が確認してアウトと宣告したのに執拗に抗議を続けたことに対するブーイングだったのであれば仕方ない面もあります。


 どちらにしても、まだ第1セット目で1ゲームリードされただけの状況での棄権という選択は、自滅といえば自滅であり、それを持って対戦相手に非があったとは言えないと私は思っています。


 また主催者側が「中国人は操作されたビデオで世界を操っている」と投稿して後に削除していますが、この投稿は主催者としてどうかとは思うものの、実際に出回っている動画はさもポイントを巡って張帥選手の抗議中にトート選手が踏み消したような作りになっているのが現実です。
 タイ系のハンガリー人選手が初出場して思わぬ不戦勝で喜んだことに、そこまで非難を浴びせることが正義なのか、逆に彼女への人種差別の意図はないのかと疑ってしまうのは思い過ごしなのでしょうか。

根室GCに行きたかった

 今日は7月23日の日曜日ですが熊本は現在34℃ほどと暑く、これでもまだ梅雨明け宣言が出ていないことには驚きです。
 確かにスカッとした晴れ間ではなく、ジメジメとした曇り空なので梅雨明けにはなっていないのでしょうが、雨が降るわけではなく、もうそろそろ梅雨明けしても良いのではと思っています。


 さて北海道には5月22日夜に苫小牧港に到着し、7月18日の夜の小樽港発の便で離れましたが、その間には道内の旅を計画していて、道東へ行く際には根室GCでラウンドする計画も立てていました。


 当初の計画では6月15日に上士幌から根室に移動して、時間があればその日に薄暮プレーでラウンドしたいと思っていて、ダメでも翌朝にはラウンドする予定でした。
 根室GCは根室半島の中ほどの南面の高台に位置する9Hのゴルフ場ですが、周囲に木々がほとんどなく、風は強そうで見るからに楽しそうなゴルフ場です。


 コースの様子が分からないというものも面白そうで、1人でカメラを回しながらラウンドする予定でしたが、今回は道東に行くのを早々に諦めたのはいったんキャンセルしたホテルなどをまた取り直すのは面倒なことと、上砂川周辺のゴルフ場へ今回は行くと決めてしまったからです。


 今思えば、せっかく北海道まで行っていて、行きたい場所があったのだから行っておけばという後悔ですが、その時はまた次の機会があると考えていました。
 ただ次の機会があるかどうかは私の年齢になると分からないもので、現に今年も腰痛という爆弾が破裂してしまったわけで、来年も元気でいられるかは誰にも分からないことです。


 その意味で、私はやりたいや行きたいと思ったら、先に延ばさずにすぐ実行するようにしていたのですが、今回ばかりは腰痛という痛みにビビり、7月には行けたはずなのに長距離運転を怖がってしまったのでした。


 そんな中、サイドにリンクを貼っているメリーさんが、昨年に引き続き根室GCでラウンドされたようです。
 今回は短い日数での渡道のようでしたが根室GCで2日間もラウンドされていて、その様子をアップされています。
 私が根室GCに行ってみたいと思った発端が、昨年秋のメリーさんのラウンド記事を読んだためで、荒涼としたコースの様子を見て私もラウンドしてみたいと思ったのでした。


 今回自分で気づいたのが、私のゴルフ場のチョイス基準は安価で気楽に1人でもラウンドできることですが、案外とMっ気があるのか、風や難しいグリーンに翻弄されると行ってみたいと思う部分があることです。


 滝川丸加高原CCへ二度ほど行ったのは、1人でラウンドできたことと合わせ、難解グリーンに翻弄されたためで、コース自体はかなり荒れていましたがそれでもまた行ってみたいと思ったのは、読めないグリーンの傾斜を体験したいからでした。



(インスタートの11番パー4のグリーンでの3パット)

(アウト7番パー4のパターでの予想外のフレームアウト) 

(別の日の4番パー3のフレームアウト)


 ゴルフは計算通りに行かないから面白いのであり、風もまた同様で風の影響を大きく受けたりそれを予測すると逆に受けないなどは「ゴルフあるある」なのです。