三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

熊本県内に入る

 昨夜の21時にフェリーは舞鶴港へ接岸しましたが、15分後の下船後はそのまま舞鶴西ICへ向かい、一路高速で九州を目指しました。


 まず舞鶴道を走り、その出口の吉川JCTで右折して中国道に行くか左折して神戸JCTから山陽道に入るかで迷いましたが、今回は燃料の給油の関係でGSが多そうな山陽道を選びました。


 結果的にはこれが失敗で、山道のアップダウンが多い中国道と比べて海岸線を走る山陽道の方が走りやすいため、流通のトラックの量が半端なく多いものでした。


 SAやPAで休憩しようと何度か途中で立ち寄ろうとしたものの、駐車場はもちろん入り口や出口の路肩にもびっしり大型トラックが停まっている有様で、停めるスペースさえありません。
 その上、GSがあるSAにも立ち寄りましたが、時間外で営業しておらず、これだったら中国道を利用した方がマシだったと思ってしまいます。


 それにしてもトラックドライバーの運転マナーは悪く、後方から高速で追い越し車線を接近しているのに少しの隙間に割り込まれ、それなのに速度リミッターが付いているため前車を追い抜けず、こちらはブレーキングして速度を落としノロノロ後をついて行く羽目になってしまいます。


 これが一度や二度ではなく、団子状態の一団に接近すると、必ずと言っても良いほど一台のトラックが車線変更して出てくるのです。
 「そのタイミングで来る!」という危ないこともあり、通行量の少ない中国道にすべきだったと反省しました。


 燃料はギリギリ北九州までは大丈夫そうでも、やはりフューエルランプが点くと気持ちは落ち着かないし、私の愛車はディーゼル車なので燃料切れは御法度なのです。


 幸い燃料は山口県の美東SAに24時間営業のGSがあり無事に給油出来ましたが、駐車するたくさんのトラックの陰でGSが見えず諦めて次のSAへ移動しようとしたら、出口付近でENEOSの看板を見えてきてラッキーだと思いました。


 燃料補給して安心しての運転になり、4時半頃に関門橋を渡るとやっと高速の案内板に「熊本」という見慣れた名称が載り、帰って来たのだと実感しました。
 舞鶴道や山陽道はそれなりに飛ばしましたが、九州道に入るとホッとしたのか疲れも出て、逆に大型トラックの後ろに付いて70キロほどでゆっくり走り、今は熊本県内の玉名PAで休憩しています。


(玉名PAにもトラックがたくさん停まってました)


 あと1時間もあれば自宅着ですが、上砂川に最初に行った時も交通事故に合うか合わないかのギリギリだったので、終わりまで事故に遭わないよう安全運転で帰ります。

フェリーは舞鶴港へ

 昨夜23時半に小樽港を出港した新日本海フェリーの「はまなす」は雨の日本海を疾走し、約千キロの航路を20時間という1万7千トンの巨大フェリーとしては、驚くべき速度でまもなく舞鶴港に到着します。


 今回も私はステートBというツインの個室を利用しましたが、前回の4年前より割引額が減っていて、帰りの料金は5万6千円ほどかかりましたが、下船後にすぐ高速に乗り800キロを走る必要があるため、ゆっくり休める個室は必須になります。


 もっとも寝ていると千キロを移動できるため、自走するよりとても楽であり、愛車も乗せて移動できるため、考えようではこの料金でも安いかもと思ってしまいます。


 新日本海フェリーの欠点は、乗船中はほぼネットに繋がらないことで、新造船にはネット環境があるようですが、北海道への直行便の4隻には全てWi-Fi環境はなく、それをどうにかして欲しいものです。


 舞鶴港に21時半前に着き、そのまま市内を走って舞鶴西ICから高速に乗り、熊本を目指すつもりです。
 今回は帰るだけなので、期限はなくゆっくり休憩を入れながら走るつもりですが、最初はそう思っていても出来るだけ距離を最初のうちに稼ぎたいと思うのはドライバーの性なのかもしれません。


 5月21日に熊本を出発し、熊本到着予定が7月20日なので丸2ヶ月間の北海道ゴルフ旅になりました。


 今、艦内放送で個室の鍵を回収に係が回るとありました。
 行きの苫小牧便は、2次元コードの鍵でしたが、小樽便は普通の鍵なので回収する必要があるのです。


 いよいよ舞鶴に到着するようで、窓からは港の灯りが見えてきました。

ニューしのつGで最後のラウンド

 昨日から新篠津の道の駅に隣接する「たっぷの湯」に宿泊していて、朝は一階のレストランでバイキング方式の朝食を摂りました。


(玄関を入って右に行くと日帰り温泉施設で、左に行くとホテルになります)

(こちらが宿泊棟ですが部屋は2階の1番左端でした)


 宿泊客も建物右端にあるたっぷの湯を利用しますが、建物の端から端まで歩くことになり良い散歩になりました。


 朝は一階のレストランに行って食べましたが、7時に行くと一番乗りで今日の宿泊客はそう多くはなさそうです。

(勝手丼を作ってご飯代わりにしました)

(もちろんスイーツも頂きました)


 このホテルの朝食は品数は多く、ソフトドリンクも飲み放題なのでついつい食べ過ぎてしまいます。


 ホテルを10時にチェックアウトし、今日は隣のニューしのつGのコンペ参加を申し込んでいましたが、そのスタートは13時とあったので篠津湖湖畔で時間を潰しました。


 11時になると事前に早くスタートになるかもと言われていたので、練習でもしようと早めにゴルフ場の駐車場に車を停めました。
 コースは河川敷なので滝川市民ゴルフ場のように石狩川の堤防を越えて向かう必要があります。


 そうすると隣に軽自動車が停まり、わざわざ広い駐車場の隣に停めなくてもと思いましたが、右横を見ると助手席に座っている80過ぎのおばちゃんと目が合ってしまいます。


 私が降りようとすると声をかけられ「熊本からですか?」とあり、「私たちも熊本からなんです」と聞き、足を止めていろいろ話を始めてしまいます。


 老夫婦は元々は熊本出身ではなく、旦那さんが北海道で奥様は岐阜だとのことでしたが、娘さんが嫁いで行ったのが八代の日奈久温泉で、娘さんから誘われて日奈久に移住したとのことでした。
 今回は旦那さんの関係者と会うために北海道に来て、私同様に今晩はたっぷの湯に宿泊するようです。


 その軽も確かに熊本ナンバーで、思わぬ場所で熊本ナンバー同士で話が盛り上がり、1時間近くもおしゃべりしていて気がつけば12時になったので、事情を話して慌ててゴルフ場に向かいました。


 堤防を降りていくと、コンペのまとめ役の方が、「もうスタートですよ。トップスタートです」と言われ、準備体操も無しにスタートになりました。
 同乗者は面白いおじさんで、別のカートに1人が乗る3人でしたが、前半は3人ともに同じようなスコアになってしまいます。


 このゴルフ場でラウンドすると、たっぷの湯の利用券をくれますが、バタバタしてスタートしたためもらった券を無くしてしまいます。
 すると同乗のおじさんが、自分の券をくれたため、もしコンペの景品が当たったら私の分もどうぞと言いましたが、終わってハンディは5ホールしか付かず、上位入賞は望みはなかったようです。


 以前もこのコンペに参加したことがありますが、聞けば最近は常連の年寄りばかりになってしまい、ギリギリ60歳代の私のような参加者は来なくなったと言っていました。
 その理由も「煩い親父ばかりだから」と言っていて、確かにあーだこーだとかなり煩いものでしたが、私は特には気にならず、元々が飛び入りで参加させてもらっているというスタンスなので、スコアを叩いても特に怒ったりもせずニコニコしてラウンドしていました。


 このゴルフ場はコースは綺麗でもグリーンが激重で、私はパットが打てないため重いグリーンは苦手です。
 何度も短いパットを外しましたが、あまり好スコアだと訝られるので、前半42後半40のスコアはちょうど良いかなと思いました。
(スコア表はネットに繋げてないので使用できないとエラーになってしまいます)


 ラウンド後にたっぷの湯に入り、その後は小樽まで移動しましたが途中は雨が降ったりとヒンヤリ気味で、現在はフェリー乗り場の駐車場ですが車の温度計では外気温は21℃となっています。


既に乗船予定のはまなすは、接岸していますが、22時半から乗船開始となるため、まだまだ待つ必要があります。
 乗ってしまえば、明日の夜には舞鶴港に到着となり、徹夜で高速を走って木曜日の午前中に自宅着となる予定です。


 いよいよ北海道滞在も、あと数時間になりました。