三重苦ゴルファーの日記

68歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

アプローチが寄らない

 今日の阿蘇ハイランドの早朝枠を私が予約し「アプローチの達人」を同伴者登録していたので、早朝の暗い中に自宅を出発し阿蘇に向かいました。


 先週の天気予報では良かったはずですが、今朝の阿蘇地方の天気は「曇ときどき雨」になっていて、6時半前にゴルフ場に着いた際に同時期に着いた達人が「雨雲レーダーでは既に雨になっている」と言っていましたが、幸いなことに雨に降られることはありませんでした。

(曇ってはいたものの、雨には最後まで降られませんでした)


 ただ雨模様なので少し急いでスタート予定より30分以上も前にスタートし、途中も普段より少し早目だったためか、ゴルフの内容はあまり良くなくスコアも纏まりませんでした。
 その原因の一つが、グリーンが固く締まっていたことと併せ、カップ位置が昨日のままでたくさんのプレーヤーの足跡で押し固められていたのかカップ周囲が盛り上がり気味で、転がる球がカップを避けて通ることも多く、達人ともども「阿蘇ハイランドあるあるだ」とぼやき合っていました。

(スタート時はまだ7時前なので駐車場には我々の車以外は、ゴルフ場関係者の車が周囲に停まっているだけでした)

(左の阿蘇高岳付近が白っぽく見え、雨が降っているのかと思いました)


 今日のフェアウェーキープ率は100%となっていますが、実際は距離が出ていないため偶々フェアウェーに止まっているだけで、もう少し当たっていれば距離も出る代わりに左右のラフに打ち込んでいたのでしょう。


 ただせっかくのフェアウェーキープ率の高さなのに、セカンドのアイアンショットが酷くパーオン率がかなり低いのが問題で、引っかけたりダフッたり、はたまた当たるとグリーンオーバーしたりと思うようなショットが打てませんでした。
 その上、寄せたいアプローチの距離感が悪く、これは転がりが良かったことが原因ですが、パットも決めきらずという展開はかなり気分的に疲れるものです。


 ラウンド中に達人からも指摘されましたが、球の高さが出ていないことが気がかりで、最終18番パー5では3打目の木越えで普通に超える距離なのに木に当たってしまうことが「??」で、ヘッドスピードがかなり下がっているのでしょう。


 もっとも体力も落ちているし練習も特にしないような状況では、以前のようなショットが打てるはずもなく、年相応なショット力になっているということなのでしょう。

(リニューアルでフロントの位置も少し変わっています)

(右の壁にはスタート順に組み合わせと使用するカートナンバーが表示されています)


 今日はクラブハウスに戻ったのが8時40分過ぎとかなり早めで、1時間50分でラウンドを終えた計算になりますが、まだ道路が込んでいる時間なので無駄にクラブハウスのベンチで暇を潰しました。
 後で考えるとサバ定だけでも食べに行けばよかったと少し後悔したものの、温泉とセットでなければそのときは行く気がしなかったのです。


 今日のチャオ。

(花の傍にいたので名前を呼んだら、振り返ってカメラ目線になりました)

上砂川の住宅は決定するが、、、

 今日は昨日の雨が上がって晴れの天気になった18日の月曜日ですが、もし北海道に行くなら18日のフェリーに乗ることになり、今日がその予約開始日になっていました。


 前回までは往復共に新日本海フェリーを利用していて、昨年は行きのフェリーが急遽ドッグ入りになり欠航になったため、予約していた舞鶴~小樽便には乗れず、敦賀~苫小牧便に振り替えて乗船しています。


 今回は新日本海フェリーではなく、太平洋フェリーの名古屋~苫小牧便を使おうと思っていましたが、昨日の日記にも書いたように行くことに迷いも出ていて今日のフェリー予約はどうしようかと迷ったものの、とりあえず予約開始の9時に太平洋フェリー予約のHPを開いてみました。


 9時時点ではまだ「早特」という安価なプランがあり、これをとりあえず抑えてすぐ手続きに移行してみたら、なんとその間に予約枠がなくなってしまいます。
 「なんで枠を押さえたのに、その手続き中に売り切れになるの」と思ったものの、これも「行くな」という運命かなと思って、気乗りしないまま別のWEB割を使って予約だけ行いました。


 ちなみにWEB割と早得の金額差は5千円ほどなので許容範囲ではあり、もし太平洋フェリーを利用することになっても車両運搬代込み42,000円という料金は、個室2泊分も含まれると考えると納得の金額ではあるのです。


 まだ支払い手続きは行っていないため、明後日の20日までに支払い手続きをしないと自動的にキャンセルになる仕組みで、明後日までにどうするか決めることになります。
 ただ北海道行きに追い風になるのが、まず前半の宿泊地の許可証がメールで来たことと併せ、後半の宿泊地を探して電話で問い合わせた場所から「ちょうど今日キャンセル連絡があり、今のところは希望の期間はお貸しできます」という返事があったことです。


 ただし郵送による先着順と言われ、私の申し込み前に誰かが郵送で申し込みしていればダメになりますが、電話やネットでの仮予約などは受け付けていないとあり、住民票の原本が必要と言われ、慌てて区役所に行って請求したところです。


 人間の考えなど直ぐ変わるもので、この区役所での手続きを行ったことで何か北海道に行くような気分になってしまいます。
 その上、フェリーは「早得」は無理でもWEB割は余裕があると思っていたら、なんと今日の予約が先ほどの時点では既にキャンセル待ちになっていて、思ったより乗船客が多いように感じています。


(私が予約した18日出航船の現在の予約状況。空が無く全て★のキャンセル待ち状態です)


(前々日5月16日の予約状況。Web割はまだ余裕があり、他の日の予約もこんな感じです)


 これまでは、フェリー予約が自動で流れるとその枠を再度予約し直して、行くと決心できるまで決済を延期しようと思っていましたが、この状況では自動で流れるとキャンセル待ちに取られてしまうため、キャンセルはできないことになってしまいます。


 想像するに競合船の新日本海フェリーがその前後の日(17~19日)に舞鶴~小樽便がなぜか設定がなく、昨年も急に欠航キャンセルになりましたが、今年は最初から設定されていないようで、だから太平洋フェリーに希望者が殺到したのかもしれません。


 「早得」が取れなかったことは「行くな」という兆候かもしれませんが、今回の予約を流すと予定の日程では北海道に渡れなくなるため、明後日までに行く行かないをはっきりさせる必要があります。


 今日のチャオ。おじちゃんの家に恐る恐る行きましたが、すぐに戻って来ました。

北海道行きを迷う

 今日の熊本は雨の日曜日になっていて、最低気温は10℃と二桁にはなっていますが、肌寒さを感じるのは太陽の光が届かないためです。
 この冷たい雨は今後は回復模様のようで、明日はまた晴れの予報なので植物が成長する大事な雨になっているのでしょう。


 さて、表題にかいた北海道行きですがなぜか今年はイマイチ前向きになれず迷っているため、ここに自分の気持ちを書くことで客観的にどうしたいのか自分を見つめ直してみようと思っています。


 当初の計画では5月18日に熊本を出発し、その日の名古屋港19時発の太平洋フェリーに乗船し、2泊3日の船旅で苫小牧港に5月20日に到着予定でした。
 北海道滞在は7月18日までを予定していて、約2か月間の旅になるはずです。


 前回までは新日本海フェリーを利用していましたが、深夜0時前の出航で夜20時に到着という日程では出航地の舞鶴での待ち時間と併せ、到着日の北海道での移動が制限され車中泊をこれまで選択していましたが、昨年はその車中泊後に腰痛を発症しています。


 そのため今回は車中泊の選択は無く、どこかで宿を取るか港近くの温泉施設の大広間で雑魚寝することになりますが、太平洋フェリーを使うと夜19時出航で船内2泊後の11時に苫小牧港に到着となるため、新日本海フェリーと比べると1泊をベッドの上で休めることになり、到着後は宿泊地に向けての移動が可能になるため腰痛防止には良さげに感じています。


 太平洋フェリー乗船は、外洋である太平洋を航行するため低気圧の影響などで波が高く船内が揺れるという心配はありますが、5月下旬はそこまで海が荒れることはないかなと楽観しています。
 太平洋フェリーの名古屋~苫小牧に使われるのはシップ・オブ・ジ・イヤーを獲得した評判が高い船舶でもあり、乗船することは楽しみなので行き帰りのフェリー乗船は旅の目的の1つになっています。


 熊本から名古屋港までは高速を利用する計画ですが、昨年はほぼ同じ距離の熊本~敦賀を走っているので心配はしておらず、名古屋到着後はわずかな時間ですが周辺の観光が出来るかもとこちらも楽しみにしています。

(自宅から名古屋のフェリー乗り場までは高速道路を使って片道850Kmほどです)


 つまり往復の移動については楽しみだけなので問題は無く、では何がイマイチなのかは北海道へ行く目的が曖昧だからです。


 昨年の渡道ではいくつか目的があっていて、それは
 ① タウシュベツ橋梁見学
 ② 滝川市民ゴルフ場のシニア選手権出場
 ③ 道東の旅(根室GC・知床・網走・サロマ湖)
などでしたが、到着後すぐの腰痛発症でこの3つとも達成できていませんでした。


 そうなると今年も同様な目的にすればと思いますが、①についてはYouTubeなどで何度も視聴しているので私の中ではほぼ行った気になってしまっていること ②についてはゴルフ熱が冷めているため行ってもエントリーするか微妙な部分です。


 つまり旅の目的は今のところ③の道東の旅だけで、今回は昨年同様に上砂川を拠点として数回に分けて上士幌方面、根室方面、オホーツク方面へのそれぞれ2泊3日程度の旅をしようかなと思っていましたが、ここで問題が発生してしまいます。


 今年も当然借りられると思っていた上砂川の宿舎ですが、2月にメールで2回ほど問い合わせしても何の返事もなかったけど3月1日からの申し込みだけはしていました。
 しかし、昨年はすぐに決定の返事がありましたが、今年は何もなく、さすがに痺れを切らして5日になって電話で問い合わせすると「今年から宿泊数の上限を設けたいと思っています」と今更ながらの返答が返って来ました。


 その上、その電話時には「お貸しできるかお答えできません」と言われ「フェリーの予約があるからいつ分かりますか?」と尋ねると「来週中には」と答えがあり待っていました。
 その答えの電話が週末15日にあり、最大4週間までしか貸せないと言われ、がっかりしたものです。


 そうであるなら、予定の日程の半分しか滞在できないことになり、残り半分はどこかの宿舎を確保する必要があるのですが、慌てていくつか当たってみましたがほとんどの宿舎はすでに第1次募集が2月中に終わっていて、今後空きがあれば4月1日から追加の募集が始まるということなので、完全に出遅れた形になっていたのです。


 私が問い合わせた2月にそう答えがあればそれなりにこちらも準備したのですが、2週間以上も2回の問い合わせに返事もせず、15日になっての電話で「そんな問い合わせがあった」的に私の質問に対する返事を口頭でしてきたことに一気に行こうという熱が冷めたのが本音です。


 それでも、すぐ慌てて上士幌や湧別の宿舎確保のためにそれぞれ電話を入れましたが、両町共に第一次募集は終わっていて、私の希望する6月下旬から7月上旬にかけてはすでに予約が埋まっているという返事でした。


 残る希望は根室市の宿舎ですが、こちらは4月以降に申込内容を検討の上、他の希望者との調整を行い返答するとあり、まだ不明です。
 最後の頼みの綱の一つである十勝の宿舎は電話したものの、土曜日だったためお休みとなっていて明日以降に再度問い合わせすることにしています。


 もし十勝の宿舎が運よく借りれれば、今年は空知には行かずに十勝を拠点にした方が上士幌はかなり近くなるし、道東にも少しだけですが近いため、また行こうという気持ちも湧いてくるのかもしれませんが、近いとはいってもタウシュベツ橋梁まで100km、根室まで300kmほどもある場所なのです。

(場所の印は正確なものではなく、適当に付けています)


 私の性格では「行けばどうにかなる」的な旅は無理なので、行く前に細かく日程を立てる必要があり、その一つでも崩れると一気にやる気を失ってしまうのです。
 やる気を失うと、なぜ北海道に行くのかという本質的な問題が浮上するもので、あのまま申し込み通りに宿舎が確保できていたら、目的を深く考えずに渡道の計画を立てて実行するだけでした。


 実は今回「おてつたび」という方法を使い、紋別のホテルで後半の4週間を働くことも考えサイトに登録はしましたが、実際の経験者のコメント集を読むとホテルの仕事内容は腰痛持ちには厳しいようで、これは無理かもと諦めています。


 また、ゴルフでよく一緒にラウンドする「アプローチの達人」からは「そんな経費を使って行くくらいなら阿蘇のホテルの部屋を長期間貸し切って、そこからゴルフ場に通えば」と言われ、それもそうだなと思ったことも北海道まで何をしに行くのかという命題に戻った理由です。


 2か月間の北海道行きには切りつめても60万円ほどの経費が必要になり1か月あたり30万円ですが、この経費を平日は阿蘇の温泉宿を借りて土日に自宅に帰るという生活に充てると、十分な額のように感じています。


 阿蘇ハイランドでのラウンドだったら3~4千円で大丈夫だし、そもそも阿蘇は世界的な観光地でもありわざわざ遠く海外からやって来る観光客のことを考えると、それこそ「灯台下暗し」とでもいうべきもので、身近な観光地で温泉とゴルフに興じている方が賢明なような気がするのです。 


 まだ気持ちは決まっておらず、明日の2か月前のフェリー予約をとりあえず確保しておいて、十勝の宿舎の可能性に掛けることになりますが、それがダメになったら今年は諦めることになるかもしれません。


 今日のチャオ。雨のため外に出ることができずつまらなそうです。