三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

姫路までは遠かった

土曜日に初孫のお宮参りがあり、熊本から姫路まで高速を使って車で行ってきました。
お宮参りは13時からの予定でしたが、遅れるわけにはいかず、朝の3時には自宅を出発し、10時過ぎには姫路西ICの最寄りのSAに到着しました。

(小さくはないのですが、そんなに大きな神社ではありません。姫路では初詣などに行く神社とのことでした。)

(読み方が難しく、「はりまのくにそうしゃ いたてひょうずじんじゃ」と読みます。)


お宮参りの神社である「播磨国総社射楯兵主神社」は姫路城の東側にあり、すぐ近くです。
先月、病院にお見舞いに行ったときに姫路城観光にも行っていて、神社の場所もある程度分かっていました。
SAからは40分もあれば着けるだろうと、SAで昼食を取り、早めの11時過ぎに出発しましたが、ナビの指示により渋滞を回避したはずなのに、渋滞の列に突っ込んでしまいます。


結局、神社に到着したのは12時半前でした。
地図で見ても、大きく遠回りするルートをナビは指示していて、普通のルートを通れば高速を降りても20分ほどで到着したはずですが、わざわざ南下させて国道2号線を使って市内に入り、その後に市内を北上させるという一番混みそうなルートを指示されたのです。


いつもこのナビは「馬鹿じゃ?」と思うようなルートを指示することがあり、あまり指示には従わないことが多いのですが、この日は時間に余裕があったので言うことを聞いてしまいました。


ちょうど息子夫婦とは同じような時間に到着したので、結果オーライになり、神社で受付後に早めにお祓いを受けることにしました。
案外、あっさりと終わり、遠路はるばる熊本から来た用事が終わってしまいます。

(姫路城が見える12階の部屋ということでしたが、工事中のクレーンの先に姫路城の天守閣がわずかに見える程度です。嘘ではないけど、こんな程度の風景でも売り物にするホテルの神経を疑います。)

(上の写真をアップしたら、こんな感じです。)


当初は日帰りする予定でしたが、車にしたため、今日は姫路駅近くのホテルで1拍することにし、ホテルに向かいましたが、駐車場が満杯と言われ、2ブロック離れた提携駐車場を紹介されます。
暑い中、たくさんの荷物を抱えて、2ブロックも歩かされ、一気にホテルに対するイメージが悪くなりました。


駐車場が本当にいっぱいだったら仕方ないと思うのですが、着いた時の駐車場にそれなりの余裕があったのです。
係員の説明では、車高があるため停められるスペースがないということでしたが、ホテルの3階がフロントになっていて、その前に駐車場は青空駐車場だったので、全く問題なく停められたはずです。


無料ならまだしも、1泊千円も前金で徴収されるし、「なんだこのホテルは!」とチェックインする際には怒りさえ湧いてきて、よほどクレームを付けようかと思いましたが、「怒れる老人」と思われたくなく、我慢したところです。
もっともこんなホテルには二度と泊まることはないと自分に言い聞かせ、部屋にあった支配人あての評価の手紙をいったんは書きましたが、結局出さずに自宅まで持ち帰りました。


夜は神社の横にある、料理屋さんでお祝いの席が作られ、出席しました。赤ちゃんは生まれてまだ2か月足らずで、首も座ってない時期ですが、泣くこともなくお利口にしています。
初孫でしたが、あまり実感はなく、川崎市に住む息子も子どもに会ったのは3回目ということで、まだぎこちない抱っこ状況でした。


帰りは歩いてホテルに戻り、その日はベッドに横になったら、すぐに眠りに落ちてしまいます。
翌朝は、7時に起きて8時から朝食を取りに大ホールに向かいましたが、料理はなかなか美味しいものでした。
駐車場の一件さえなければ、それなりに良い評価はできるホテルでしたが、最初に悪い印象を持ってしまえば、評価はそんなに上げるものではないのです。


翌日は、熊本に帰る日でしたが、せっかく車で来たので、以前テレビで紹介のあっていた「太陽公園」に行くことにしました。

(小山の上に、お城が見えてきました。予想より大きな施設のようです。)

(社会福祉法人による運営です。でも石の会社かもと思うくらい石の作り物ばかりでした。)


老人福祉施設を運営している法人が、お年寄りに世界の観光をさせる目的で園の周囲に世界の観光施設を作ってしまったという公園です。

(城のエリアと石のエリアの共通入場券で、モノレールのチケットも付いています。左の石エリアの半券と右に合ったモノレールの半券は切り取られています。))

(モノレールの中から撮ったらこんな感じ。1300円でモノレールに乗ったと思えば、リーズナブルだと思える入場料でしたが、内容は金額の価値はないかも。)


トリックアートが展示されているお城エリアと、石で作られたまがい物が展示されている石エリアがあり、その間は300mほど離れていて、暑い時期だと移動が大変です。
公園についた時間は10時前だったので、そんなに駐車場も多くなかったのですが、帰る時間には満杯になっていて、さすが3連休の中日だと思ったほどです。

(白鳥城からの眺め。下の道路はモノレールを使わないで行き来する道路。)

(女性には民族衣装の無料貸し出しがあり、何人かの女性が色とりどりの衣装を着ていました。)


まず入場のチケットを1300円で買い、それに付いている券を使ってモノレールに乗って小山の上の白鳥城という建物に向かいます。
外観は外国のお城風ですが、内部は普通の7階建ての建物で、内部にはトリックアートの絵や世界の民族衣装などが展示されていました。
トリックアートは、北海道の富良野から旭川に向かう途中の国道沿いにある施設でも見ましたが、正直大したことがないことは予想していて、わざわざ見に行かなくてもいいくらいの施設です。


石のエリアには駐車場がないとのことだったので、当初は行くつもりはありませんでしたが、入り口近くを通ったら道路わきに空き地があり、何台も車が停めてあり、そこに止めて少しだけ入場してみることにしました。


城エリアの入場券には石エリアの入場券も付いているため、入らないともったいないと思ったからです。

(入り口には凱旋門のまがい物がありましたが、結構な大きさです。かなり費用がかかったはずですが、社会福祉法人はお金が有り余っているのでしょうか?)

(モアイ像も並んでいます。とにかくごった煮状態で、いろんな国の石像が脈絡なく並んでいます。)

(こちらには小便小僧がたくさんいました。)


(万里の長城の入り口。全長2Kmほどあるとのことでしたが、歩くのが面倒で先までは行きませんでした。)

(ため池の向こうにもいろいろあるようですが、行きませんでした。ため池には姫路市が約5千万円かけて作ったと看板にありましたが、転落防止の柵など何もなく、安全管理上、大丈夫かなと心配しました。)


この施設で一番、驚いたというかびっくりしたのは、秦始皇帝 兵馬俑抗です。秦の始皇帝が自分の墓を作ったものを模したものですが、兵馬俑のレプリカが千体も展示されていて、ある意味、薄気味悪い景観です。
夜などに行くと、怖いのではと心配してしまいます。
施設に入居しているお年寄りたちには、影響ないのでしょうか?

(ゲートボール場にした方が良いような臆内体育館みたいな施設。小さなものでなく、ほとんど人と同じがやや大きめのレプリカがこちらも向こうにもたくさん並んでいました。誰もいない真夜中に肝試しをするとよいかも。)


この施設をネットで調べると、様々な評価がありました。「思ったより大規模な施設」とか「あまり期待していなかったが、裏切られるような施設」など良い評価がある反面、「中国のパクリ遊園地を批判するのに、こんなパクリの施設を作るなんて」というマイナス評価もありました。
元々は、旅行に行けないお年寄りに世界一周旅行の気分だけでも味わってもらいたいと思って作ったという施設のようですが、それにしても大量の石作り品なので、運営者が石材店なんではと疑いたくなるものです。


施設の周囲に石のエリアを作ったまでは、その理由は分かりますが、お年寄りの足では遠すぎる城のエリアは、何のために作ったのでしょうか?
そのお城もせっかくの外観にそぐわない、内部は普通のビル内で、その上たいして面白くもないトリックアートが展示してあるという無駄な使い方です。
せっかくなら内部も西洋のお城風にして作っていればよかったのにと残念に思いました。


まあ、二度と行かない施設だろうとは思いましたが、向こうの両親も行ったことがないという話を聞き、やはりそうだよねと思って帰途に付きました。

「ボギーおじさん」より「ダボ爺」に好かれる

今日は大津GCの1人予約へ「鉄人」が入って来られ、昨日になると「アプローチの達人」も予約されたので、久しぶりに3人でのラウンドになりました。

(最近のグリーンは以前の9ft以上がなく、遅めですが、秋になると速くなりそうな感じの仕上がりでした。)

(7時はまだ誰も練習グリーンにいませんが、この後、数人が練習にやってきました。)

(ラウンド前のルーティンは、このバンカーでの練習からスタートします。早朝は誰もいないため、5~6個の球を打って練習します。)


今日は7時40分のイン1番スタートだったので、前半はスイスイと1時間40分で終了できましたが、後半は休憩が1時間10分も入り、途中も待ち待ちになり、終わったのは13時30分という3時間もかかるペースになってしまいました。


最近はドライバーショットが当たらず、当たっても大きくスライスしていたのですが、今日もスタートホールでチョロを打ってしまい、ダボスタートでした。
パー3の11番の後の12番からティーの高さを少し上げたら、球が捕まりだし、ほぼストレートな球になります。
しかし、自分の持ち球ではないので、なんとなく気味が悪いショットで、居心地が悪いものでした。


それでもスタートホール以外のドライバーショットは、真っすぐ目に当たって、12番こそセカンドをミスってアプローチも突っ込み、4mの下りのパットを3パットするダボにしましたが、それ以外は安定したラウンドになりました。


しかし、後半になると球が暴れだします。


(1番のパー4は400y以上ある長めのホールです。今日は前半は雨がパラつきましたが、後半からは雨に降られることはありませんでした。)


1番で捕まった球が左ラフに飛んでしまったので、今日はスライスしないと思っての2番でセンターを狙ったら、そういう時に限ってスライスが出てOBになってしまいます。
その後も、力んだらスライスが出てしまい、ティーを若干高めにして、大きなスイングを意識しすると、ストレートな球が出やすいことが分かります。

(3番パー4をグリーン側から望む。後方の山は熊本地震で崩れた跡で、この山の数キロ奥の方に崩落した阿蘇大橋があった。)


もっともドライバーショットは、アマチュアの悲しさで、その日により球の曲がり具合が変わってしまう傾向もあるため、今日の対処の仕方が良いのかまだ分からないのです。

(4番パー3は右手前に池があり、グリーンは左奥から右手前への傾斜がとても強いホールになる。)

(4番パー3を5番のティー側から望む。ティーから見て左手前にも池があるが、これはそう影響しない。右の池はエッジからでも転がり落ちるので、ショットはどうしても左目になり、下りのパットを残して苦労することになる。)


今日はショートパットで「達人」から貴重なアドバイスをもらい、途中からアドバイスを意識したパットを心掛けました。


それはショートパットの際は、バックスイングからヒットするまでリズムが速いという指摘でした。
ショットをゆっくり打つように、パットもゆっくりバックスイングして、ゆっくりヒットした方が良いと言われますが、そのためには体幹の強さが必要だとも言われます。


確かにゆっくりヒットしようとすると、どうしても身体が付いていきそうになりましたが、今後はそうならないよう意識してゆっくりしたパッティングをしようと思いました。


「達人」はさすがに見るべきところをしっかり見ていて、的確なアドバイスをしてくれ、今日も今後に繋がるようなヒントを与えてくれました。
その意味では、貴重なラウンドになったようです。


今日は夜半に熊本を出発し、姫路市まで高速を使って車で向かう予定です。
帰ってくるのは日曜日の夜中の予定で、日記は2日間アップできないかもですが、スマホから簡単な旅日記を書けるようなら書くつもりです。

閑話休題

今日は熊本地方は曇りですが、予報は雨のはずなのに雨は降っていません。
今週はずっと雨マークが付いていて、水曜日の1人予約は満員だったのに前日の雨の予報のためにキャンセルが相次ぎ、流れたほどです。


やっと明日は「鉄人」が韓国出張から帰って来られたようで、1人予約に入って来られ、久しぶりに大津GCでのラウンドが開催決定しています。


明日の夜というか土曜日の未明から、兵庫県まで車で行く予定があり、その準備をする必要がありますが、それは明日帰ってからにする予定です。
兵庫県には初孫のお宮参りに参加するためで、ちょうど連休中でもあり、帰りに観光でもしようと車を運転して行くことにしました。


昨年と今年、北海道に行くために京都の舞鶴港まで運転した経験から、朝の4時に出発すると休憩を入れながらも13時までには姫路市まで行けると計算しています。
高速道路が600Kmあまりで、高速までの一般道がそれぞれ計40km弱という計算です。
4時に出発して、13時に到着するためには640kmを9時間で走る計算になり、高速は平均時速90kmで7時間で一般道を1時間に休憩1時間という計算です。
平均時速90kmは、途中休憩などを入れるとかなり辛いかなとは思いますが、早朝のうちに一気に距離を稼ぐようにして、後半に余裕分を回すつもりです。


閑話休題。
今日はゴルフに関してのちょっとしたミニ知識を書いてみます。
ゴルフのスコアには、いろんな名前が付いていて、普段は何気なく使っていますが、その語源はなにかちょっと調べてみました。(諸説あるかもですが)


まずパー(Par)はゴルフではそのホールの基準打数になりますが、もともとゴルフ発祥の地である英国では、競技そのものはマッチプレーが基本だったので、パーという概念は当時はありませんでした。
19世紀の全英オープンで記者が、株取引で使われていた上下する株価の平均を意味する「Par」という言葉を使ったのが始まりのようで、それ以降、英国内の各クラブでそれぞれ独自にルールを作っていったようです。


ボギー(Bogey)は基準打数(Par)より1打多い打数のことを言います。
これは、パー(Par)という概念が作られ、プレーするゴルファーにとって目に見えない仮想の相手ができてしまい、あるクラブのメンバーが見えない相手を「幽霊」に見立てて当時の歌にあった「Bogey man」と名付けたとのことです。
つまり、当時の英国では「パー」=「ボギー」だったようですが、統一したルールはなく各クラブ独自のルールで運用されていました。
その後に米国でルールが整備され、「ボギーはパーより1打多い打数」という定義がなされたようです。


パーより2打多い場合は「ダブルボギー」3打多い場合は「トリプルボギー」と呼び、それ以上のスコアは単に「+4」や「+5」という表記をします。
中には「ダブルパー」という呼び方もしますが、これはパー4での「8打」やパー5での「10打」のことを言い、パー3では使いません。


ボギーとは反対にパー以下のスコアには鳥に関した名前が付いています。
これは球が鳥のように遠くまで飛んでいったということからのようで、スコアの順に小さな鳥から大きな鳥の順に名付けられています。


パーより1打少ないスコア・・・バーディー(小鳥)
パーより2打少ないスコア・・・イーグル(鷲)
パーより3打少ないスコア・・・アルバトロス(アホウドリ)
パーより4打少ないスコア・・・コンドル


一般のアマチュアゴルファーに縁があるのは、せいぜいイーグルまでで、それもほとんど獲れるスコアではありません。


私が最初にイーグルを記録したのは、不知火CCの右ドックの7番パー5で、林越えを6Iで5mに2オンして記録したというものですが、すでに10年以上の前のことでも覚えているほど、イーグル奪取は本当にまれな出来事です。


最近のイーグル記録は、昨年は1月2日に阿蘇GC(赤水)の18番パー5で2オン1パットの1回のみで、今年は2月15日に熊本クラウンの2番パー4で記録していますが、熊本クラウンのイーグルはセカンドが直接カップインした、ある意味、交通事故みたいなものだったのです。
飛距離が衰えてきたため、パー5での2オンとは無縁になってしまい、イーグル奪取はショットが直接カップインするしか可能性が無くなりました。


パー3だとイーグルはホールインワンになりますが、これは1度も経験したことはなく、その日のために長年ホールインワン保険をかけ続けていますが、まだ日の目を見ません。


アルバトロスになると、一般のアマチュアゴルファーには、ほぼ不可能なスコアになります。
一般的に多いのは、パー5で2打目を直接カップインさせるもので、プロの試合ではときどき記録されても、アマチュアではまず2打目でグリーンに届くことが困難なため、ほとんど生まれることはないのです。
これまで、1度だけ同じ組ではなかったのですが、赤水のコンペで18番のパー5で記録された方が、一躍クラブ内では有名になりました。


またアルバトロスはパー4でホールインワンすれば記録できますが、250yほどの短いミドルホールでは可能性があるというだけで、まず1オン自体が難しいのです。


アルバトロスでさえ困難なスコアなのに、その上に名前が付いていることは、初めて知ったというのが本心です。
例えは古いのですが、米国の男性デュオの「サイモン&ガーファンクル」がカバーした名曲「コンドルは飛んでいく(El Cóndor Pasa)」にある「コンドル(Condor)」という名前だそうです。


コンドルは、パー5でホールインワンもしくはパー6でセカンドでカップインするしかなく、まず不可能と思われるものですが、世界には記録したゴルファーもいるようで、ウィキペディアを見ると4例が記録として掲載されています。


私のようなアマチュアゴルファーには、バーディーさえも時々しか来ないもので、「パーは上出来」なスコアで「ボギーはお友達」なスコアというレベルなのです。


明日のラウンドも、お友達の「ボギー」を中心にできれば「パー」が時々来てくれればと思っています。