三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

閑話休題

今日は熊本地方は曇りですが、予報は雨のはずなのに雨は降っていません。
今週はずっと雨マークが付いていて、水曜日の1人予約は満員だったのに前日の雨の予報のためにキャンセルが相次ぎ、流れたほどです。


やっと明日は「鉄人」が韓国出張から帰って来られたようで、1人予約に入って来られ、久しぶりに大津GCでのラウンドが開催決定しています。


明日の夜というか土曜日の未明から、兵庫県まで車で行く予定があり、その準備をする必要がありますが、それは明日帰ってからにする予定です。
兵庫県には初孫のお宮参りに参加するためで、ちょうど連休中でもあり、帰りに観光でもしようと車を運転して行くことにしました。


昨年と今年、北海道に行くために京都の舞鶴港まで運転した経験から、朝の4時に出発すると休憩を入れながらも13時までには姫路市まで行けると計算しています。
高速道路が600Kmあまりで、高速までの一般道がそれぞれ計40km弱という計算です。
4時に出発して、13時に到着するためには640kmを9時間で走る計算になり、高速は平均時速90kmで7時間で一般道を1時間に休憩1時間という計算です。
平均時速90kmは、途中休憩などを入れるとかなり辛いかなとは思いますが、早朝のうちに一気に距離を稼ぐようにして、後半に余裕分を回すつもりです。


閑話休題。
今日はゴルフに関してのちょっとしたミニ知識を書いてみます。
ゴルフのスコアには、いろんな名前が付いていて、普段は何気なく使っていますが、その語源はなにかちょっと調べてみました。(諸説あるかもですが)


まずパー(Par)はゴルフではそのホールの基準打数になりますが、もともとゴルフ発祥の地である英国では、競技そのものはマッチプレーが基本だったので、パーという概念は当時はありませんでした。
19世紀の全英オープンで記者が、株取引で使われていた上下する株価の平均を意味する「Par」という言葉を使ったのが始まりのようで、それ以降、英国内の各クラブでそれぞれ独自にルールを作っていったようです。


ボギー(Bogey)は基準打数(Par)より1打多い打数のことを言います。
これは、パー(Par)という概念が作られ、プレーするゴルファーにとって目に見えない仮想の相手ができてしまい、あるクラブのメンバーが見えない相手を「幽霊」に見立てて当時の歌にあった「Bogey man」と名付けたとのことです。
つまり、当時の英国では「パー」=「ボギー」だったようですが、統一したルールはなく各クラブ独自のルールで運用されていました。
その後に米国でルールが整備され、「ボギーはパーより1打多い打数」という定義がなされたようです。


パーより2打多い場合は「ダブルボギー」3打多い場合は「トリプルボギー」と呼び、それ以上のスコアは単に「+4」や「+5」という表記をします。
中には「ダブルパー」という呼び方もしますが、これはパー4での「8打」やパー5での「10打」のことを言い、パー3では使いません。


ボギーとは反対にパー以下のスコアには鳥に関した名前が付いています。
これは球が鳥のように遠くまで飛んでいったということからのようで、スコアの順に小さな鳥から大きな鳥の順に名付けられています。


パーより1打少ないスコア・・・バーディー(小鳥)
パーより2打少ないスコア・・・イーグル(鷲)
パーより3打少ないスコア・・・アルバトロス(アホウドリ)
パーより4打少ないスコア・・・コンドル


一般のアマチュアゴルファーに縁があるのは、せいぜいイーグルまでで、それもほとんど獲れるスコアではありません。


私が最初にイーグルを記録したのは、不知火CCの右ドックの7番パー5で、林越えを6Iで5mに2オンして記録したというものですが、すでに10年以上の前のことでも覚えているほど、イーグル奪取は本当にまれな出来事です。


最近のイーグル記録は、昨年は1月2日に阿蘇GC(赤水)の18番パー5で2オン1パットの1回のみで、今年は2月15日に熊本クラウンの2番パー4で記録していますが、熊本クラウンのイーグルはセカンドが直接カップインした、ある意味、交通事故みたいなものだったのです。
飛距離が衰えてきたため、パー5での2オンとは無縁になってしまい、イーグル奪取はショットが直接カップインするしか可能性が無くなりました。


パー3だとイーグルはホールインワンになりますが、これは1度も経験したことはなく、その日のために長年ホールインワン保険をかけ続けていますが、まだ日の目を見ません。


アルバトロスになると、一般のアマチュアゴルファーには、ほぼ不可能なスコアになります。
一般的に多いのは、パー5で2打目を直接カップインさせるもので、プロの試合ではときどき記録されても、アマチュアではまず2打目でグリーンに届くことが困難なため、ほとんど生まれることはないのです。
これまで、1度だけ同じ組ではなかったのですが、赤水のコンペで18番のパー5で記録された方が、一躍クラブ内では有名になりました。


またアルバトロスはパー4でホールインワンすれば記録できますが、250yほどの短いミドルホールでは可能性があるというだけで、まず1オン自体が難しいのです。


アルバトロスでさえ困難なスコアなのに、その上に名前が付いていることは、初めて知ったというのが本心です。
例えは古いのですが、米国の男性デュオの「サイモン&ガーファンクル」がカバーした名曲「コンドルは飛んでいく(El Cóndor Pasa)」にある「コンドル(Condor)」という名前だそうです。


コンドルは、パー5でホールインワンもしくはパー6でセカンドでカップインするしかなく、まず不可能と思われるものですが、世界には記録したゴルファーもいるようで、ウィキペディアを見ると4例が記録として掲載されています。


私のようなアマチュアゴルファーには、バーディーさえも時々しか来ないもので、「パーは上出来」なスコアで「ボギーはお友達」なスコアというレベルなのです。


明日のラウンドも、お友達の「ボギー」を中心にできれば「パー」が時々来てくれればと思っています。