三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

吹雪(?)の中のラウンド

 今日は1人予約が成立し、早朝から阿蘇ハイランドに行ってきました。


 今日も「アプローチの達人」との2サムで、成立後はしばらく3人目が入って来なかったためキャンセルしませんでしたが、昨日の夕方遅くになって3人目が入って来て、よほどキャンセルしようかなと思いました。
 それは、まだ腰の様子が微妙だったことと、天気が日中でも0℃という予報だったためで、ゴルフには向かない天候と思ったからです。


(今日の阿蘇ハイランドの天気と気温の現況。ラウンド中は気温が上がらず小雪が舞い、風が強かったことが分かります)


 キャンセルできなかったのは、昨日の正午の成立前に達人からlineが入り、「明日はどうしますか?」と尋ねられた際に、天気予報を確認せずに「行く予定です」と答えていたためで、1人だけ勝手にキャンセルするわけにはいかなかったものです。

(1番ティーに向かう通路にも雪が見られ、気温は上がらず寒い一日になりました)


 ゴルフ場に到着すると練習グリーンは白く凍結していて、雪が舞う寒い朝でしたが、達人が先に来ていて「キャンセルすればよかった」とボヤいていました。
 達人と2サムだったら間違いなく2人共キャンセルしていましたが、初見の3人目が来るかどうかその時点では分からず、もしキャンセルしてしまうと3人目が来た場合に迷惑をかけるため、私は責任上ラウンドしようと覚悟していました。


 阿蘇ハイランドは前金制なので、支払っていないことを確認するため、達人にチェックインしたかどうか尋ねると「まだ」と返事があったため、私は「無理しないでキャンセルしても構いませんよ。3人目が来てラウンドするようであれば私が途中まででも一緒に回ります」と答えました。


 しばらくすると3人目がやってきたようで、達人が「この天気でも回りますか?」と尋ねると、サラリーマンでせっかくの休日になるためラウンドしたげのようで、達人も私に気を遣ってくれたのか結果的に3人一緒にラウンドすることになりました。


 3人目の方は、県外からの単身赴任の40歳代の方で阿蘇ハイランドは2回目だと言っていましたが、ノーマスクのゴルファーだったので、カート内ではあまり話をしないようにしていました。
 そのため緊張したのかショットが安定せずスコアが纏まらず、途中から気を遣ってティーでいろいろ話しかけるようにすると緊張は取れたようですが、調子が戻ったのは最後の2ホールだけでした。


 その方の前半のプレーを簡単に振り返れば、


 1番パー4は左にティーショットを引っかけセカンドは右ラフ、アプローチはグリーンオーバーしてパターで寄せてボギー
 2番パー4はやはりティーショットを左に打って1ペナで、3打目は止まらず奥に零れ、パターで寄せたけど寄らず2パットのダボ
 3番パー4はフェアウェーでしたがセカンドを左に外し、アプローチは手前バンカーに転がり入り、バンカーショットは上手く出して2パットのダボ
 4番パー3はティーショットを右の凹みに落とし、寄せは上手くグリーン右に運びましたがパットが決まらずのボギー
 5番パー5はここは4打目を左ラフから寄せて初パー
 6番パー4はティーショットは左でOBかなと思いました。確認はしていませんが、左の道路付近からドロップして打って左ラフ、そこからアプローチは大きく、パターでショートしパットも入らずのダボもしくは4オーバー
 7番パー4はやはりドライバーが左に飛び1ペナで3打目が手前にオンし、ファーストパットは弱く、ボギーパットはカップを抜けるダボ
 8番パー3はショートしてパーパットは決まらずボギー
 9番パー5は、1打目は左の林で1ペナ、3打目は右ラフでそこから4オンし2パットのボギーだったと思います。


 最初はスコアを付けていたようですが、あまりのスコアの悪さに途中でスコアを付けるのを止めたと言っているほどで、我々の進行するスピードの速さにリズムを崩されたのかなと心配しましたが、ショットは良さげでゴルフの質自体は良いように思われ、今日はたまたま左へ飛んで飛距離が出ていたためトラブルになっていたようです。


 後半もなかなかパーが取れない展開になっていましたが、それは私も同様で彼が左に打つと私は右と左右に大きく分かれてしまいます。
 それでも17番パー3でティーショットが1mに付きバーディー、18番パー5では2オンして8mほどのパットが決まるイーグルとして、実力の一端は垣間見せてくれましたが、今日は不本意なゴルフになってしまったのかもしれません。


 同伴者の内容を詳しく書いたのは、自分の内容が書くほどのこともないように悪かったためで、もともと病み上がりで久しぶりのラウンドであり、当初の目標が18H完走だけを目指していたのですが、それは昨夜と今朝に飲んだ痛み止めが効きどうにか達成できました。



 ただ1週間ぶりにクラブを握ったこと、寒さと強風が吹き荒れたことと併せ、とにかくショットが安定せず、右に左に飛んでしまいます。


 アゲインストのホールではフックを打とうとして悉く失敗していて、左に引っかけるか右に押し出すもので、これじゃ使えないと思ったものです。
 最終18番もピンまで200yと2オンチャンスでしたが、先に同伴者に乗せられてしまいます。
 フォローの風できちんと当たるとオーバーすると思ったため、やや緩んでしまい、グリーンまで5mほど手前の傾斜ラフにショートし、ピンまで15mほどのアプローチをダフってショートしてチャンスを逃してしまいます。


 もっとも、目標が18H完走であり、スコアは二の次というもので、ショットミスをパットで凌ぐ場面が何回かあったもので、内容自体は同伴者同様に納得いくものではなかったものです。

(1番ティー横からの眺め。舗装路が白くなっていますが、この時点では雲の切れ間もあり、天候が良くなりそうな期待もありました))

(6番のティーから7番グリーンを写したものですが、静止画では強風でピンフラッグがはためく様子は分かりません)

(16番パー4のセカンドを打つ達人。動画からの画像ですが、動画は達人のセカンドショットが失敗ショットだったので静止画にしています。白く写っているのは雪です)


 明日はラウンド予定はなく明後日に「困ったチャン」との2サムが予定されていますが、明日の阿蘇地方は雪の予報なので、明後日は積雪が残っているかもしれず、できればキャンセルしたいというのが本音です。

面白い将棋のYouTube

 今日は阿蘇ハイランドの1人予約が成立していましたが、「アプローチの達人」との2サムに成立後2人が入ってきたので、達人に断りの連絡をしてからゴルフ場にキャンセルの電話を入れていて、左腰痛のためラウンドは中止にしています。


 達人だけの2サムだったら無理してでも行く予定でしたが、別に2人が入ってくればラウンドは間違いなく成立するだろうし、私が抜けた後に新たな予約者も入るかもしれないと思い、昨日の午後にキャンセルすることにしました。


 この数日は外出することもなく、かといって自宅でも何もすることがないため、最近はYouTubeでいろんなジャンルの動画を見ていますが、特に嵌っているのが将棋連盟棋士である藤森哲也五段が配信している「将棋放浪記」です。

(藤森五段は棋士に多いスーツにネクタイというお堅い雰囲気はなく、しゃべりも上手く将棋好きには楽しめる番組だと思います)


 「将棋放浪記」は自身のネット対局の様子を解説を交えながら配信するもので、分かりやすい解説付きの対局は見ていて「なるほど」と納得させられ、対局中のプロ棋士の考えなどが一部ですが垣間見ることができます。


 藤森五段はなかなかのイケメンだと思いますが、調べてみると1987年生まれの34歳で、引退した藤森奈津子女流四段の息子さんのようです。
 奈津子女流四段は、私が若い頃に視聴していた1990年前後のNHK教育の「将棋講座」のアシスタントを長年務めていて、チャーミングな方でしたが、確かにそういわれれば藤森五段は母親の面影がどこかに見て取れ、だから最初に「将棋放浪記」を観た際に親近感を覚えたのかもしれません。


 「将棋放浪記」というYouTubeチャンネルのネーミングは、麻雀好きにはすぐ「麻雀放浪記」をイメージしますが、その「麻雀放浪記」を書いた直木賞作家の故 色川武大氏は「阿佐田哲也」というペンネームで雀士としても有名でした。
 なんと藤森五段の「哲也」という名前は阿佐田哲也から取られたとのことで、だからYouTubeも「麻雀放浪記」をイメージした「将棋放浪記」になったようです。


 また「将棋放浪記」における藤森五段のアカウントは「bouyatetsu5」となっていて、このネーミングこそが「麻雀放浪記」の主人公「坊や哲」そのものですが、藤井聡太5冠に代表されるトップ棋士の「探究者」というイメージではないところが、また藤森五段の魅力でもあります。


 最近は本業の将棋ではなく、将棋解説者として名を馳せていて、それは将棋の専門用語だけでなく、競馬や麻雀・野球・ゲームなどの用語を取り入れた分かりやすい解説のためですが、それも藤森五段が将棋以外にそうした分野にも興味を持っている証拠で、まさしく麻雀放浪記の「坊や哲」の生き様をイメージしているのかもしれません。


 藤森五段は攻め将棋のようで、途中で迷うと駒をぶった切る場面があり、それも見るものにとっては魅力な部分です。
 タイトル戦のように微妙な差を少しずつ積み上げて局面をリードするものとは違い、私のようなヘボ将棋の玉砕戦法のように見せて、実はしっかりとした読みで勝利に向かう手順はプロの実力を見せてくれますが、自分にもできそうだと思わせてくれることも人気の秘密だというものです。


 それにしてもプロ棋士の「歩」の使い方には感心するもので、言われてみれば納得するものの、そのための布石が事前に打ってあるものですが、上級者にとっては当たり前でもヘボ将棋の私には、解説されてやっと理解できるものです。
 解説付きで対局を見ることなど以前はなかったもので、NHK杯の解説くらいでしたが、プロ棋士がプロの対局を解説するため私には理解が追い付かないことが多かったものです。


 その点、藤森五段の配信はその時々の指し手の意味を解説しながらの対局になり、細かいプロの攻めと守りのバランスに納得してしまいます。
 ゴルフができなくなったら、将棋を改めて勉強しようかなと思う今日この頃ですが、自宅に居ながら対局できるネット将棋もあるため、閉じこもりの生活でも楽しめそうだと思っています。

スーパーボウルを視聴する

 今日は2月14日なので世間では「バレンタインデー」の方が有名ですが、アメリカではスポーツ界最大の祭典であるNFL優勝決定戦のスーパーボウルが開催される日です。

   

 開催日は、2000年代に入って2月の開催が多くなりましたが、以前は1月にあっていたもので、私が応援していたのは1980年代のサンフランシスコ49ers(ナイナーズ)でした。
 当時のナイナーズのQBにはジョーモンタナというスーパースターがいて、残り時間がわずかというピンチから、パスを繋げ、逆転するという「モンタナマジック」で有名な選手でした。
 1989年のスーパーボウルでは「ザ・モンタナドライブ」と呼ばれた11回92ヤードのTDドライブを成功させ、逆転でスーパーボウル3度目の制覇を果たしています。


 その時の相手が、今年のスーパーボウルへAFCチャンピオンシップを勝ち上がってきたシンシナティ・ベンガルズで、対戦相手はナイナーズをNFCチャンピオンシップで破ったロサンゼルス・ラムズという組み合わせになりました。


 試合は第4クォーター残り1分25秒でラムズがTDを上げて23対20と逆転し、その後のベンガルズの反撃でサードダウンで1yを残してしまい、フォースダウンギャンブルしたものの失敗してゲームが終わってしまいます。 
 もし、1yをゲイン出来ていればオーバータイム(延長)になるフィールドゴール圏内に進むことも可能な状況でしたが、わずか1yの距離に結果的にベンガルズは泣くことになりました。


 ただ、その前のラムズの攻撃でラムズのQBスタッフォードからのパスをベンガルズの55番ウィルソンが叩いて防いだプレーが反則に取られてしまいましたが、審判の反則を取る基準が変わったことに若干の疑問を生じさせたものです。


 確かにスローで見るとパスキャッチを試みる選手のユニフォームを引っ張っていることは確認できますが、それまでは見逃されていた程度のプレーだったためで、ゴール前から4回の攻撃になるかパス失敗で残り10y付近から攻撃になるかは、大きく違ったはずです。


 そうはいっても反則は反則であり、逆に反則を取らなかったらまた別の論議になっていたはずで、それくらい微妙なプレーであり、要は反則を取る基準がそれまでと違って厳しいかどうかというものでした。


 それに対して現在開催中の北京オリンピックでも、審判の問題が取りざたされていますが、明らかに開催国有利の判定を行う傾向にあり、そんなオリンピックなど見ていても不愉快になるだけです。
 技術が進歩している現在でも、いくらスロー映像で検証しても最後は人間が判断するもので、見ている側が納得できないような場面では、逆に「贔屓」と思われないような判断をすることが、「李下に冠を正さず」という「君子行」が書かれた開催国の態度ではないかということですが、金にまみれたIOCと金満の開催国という組み合わせにそうしたことを求める方が無駄なことだということでしょう。