三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

スーパーボウルを視聴する

 今日は2月14日なので世間では「バレンタインデー」の方が有名ですが、アメリカではスポーツ界最大の祭典であるNFL優勝決定戦のスーパーボウルが開催される日です。

   

 開催日は、2000年代に入って2月の開催が多くなりましたが、以前は1月にあっていたもので、私が応援していたのは1980年代のサンフランシスコ49ers(ナイナーズ)でした。
 当時のナイナーズのQBにはジョーモンタナというスーパースターがいて、残り時間がわずかというピンチから、パスを繋げ、逆転するという「モンタナマジック」で有名な選手でした。
 1989年のスーパーボウルでは「ザ・モンタナドライブ」と呼ばれた11回92ヤードのTDドライブを成功させ、逆転でスーパーボウル3度目の制覇を果たしています。


 その時の相手が、今年のスーパーボウルへAFCチャンピオンシップを勝ち上がってきたシンシナティ・ベンガルズで、対戦相手はナイナーズをNFCチャンピオンシップで破ったロサンゼルス・ラムズという組み合わせになりました。


 試合は第4クォーター残り1分25秒でラムズがTDを上げて23対20と逆転し、その後のベンガルズの反撃でサードダウンで1yを残してしまい、フォースダウンギャンブルしたものの失敗してゲームが終わってしまいます。 
 もし、1yをゲイン出来ていればオーバータイム(延長)になるフィールドゴール圏内に進むことも可能な状況でしたが、わずか1yの距離に結果的にベンガルズは泣くことになりました。


 ただ、その前のラムズの攻撃でラムズのQBスタッフォードからのパスをベンガルズの55番ウィルソンが叩いて防いだプレーが反則に取られてしまいましたが、審判の反則を取る基準が変わったことに若干の疑問を生じさせたものです。


 確かにスローで見るとパスキャッチを試みる選手のユニフォームを引っ張っていることは確認できますが、それまでは見逃されていた程度のプレーだったためで、ゴール前から4回の攻撃になるかパス失敗で残り10y付近から攻撃になるかは、大きく違ったはずです。


 そうはいっても反則は反則であり、逆に反則を取らなかったらまた別の論議になっていたはずで、それくらい微妙なプレーであり、要は反則を取る基準がそれまでと違って厳しいかどうかというものでした。


 それに対して現在開催中の北京オリンピックでも、審判の問題が取りざたされていますが、明らかに開催国有利の判定を行う傾向にあり、そんなオリンピックなど見ていても不愉快になるだけです。
 技術が進歩している現在でも、いくらスロー映像で検証しても最後は人間が判断するもので、見ている側が納得できないような場面では、逆に「贔屓」と思われないような判断をすることが、「李下に冠を正さず」という「君子行」が書かれた開催国の態度ではないかということですが、金にまみれたIOCと金満の開催国という組み合わせにそうしたことを求める方が無駄なことだということでしょう。