三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

お久しぶりの大津のAグリーン


今日は楽天1人予約が成立し、阿蘇大津GCに行ってきました。
最近の大津は7時35分という早朝スタート枠しか取れておらず、秋も深まり朝方は気温が下がって、このスタート時間では2人目以降が入って来ないと諦めていましたが、今日はなぜか私以外に3人の予約があっていました。

(昨日の百花園では半袖でプレーしましたが、一転して今日は天気が下り坂で気温も低めです。冷たい風が吹き、前半で脱いだジャンパーを後半はまた着込みました。)


2人目で入って来られた方は、申告スコア100台という熊本市中央区から来られた方で、1人予約はまだ数回の利用とのことで、かなり緊張されていました。
ただ今日のメンバーはかなり1人予約初心者には、荷が重かったのかもしれません。


なにしろ、3人目に予約をいれた方は申告スコア80台という方で、なるほどショットもアプローチもパットもシングル級の腕前のようでした。
普段はお上手な方にはオフィシャルハンディーを聞くことにしていますが、今日はなんとなく聞けない状況でした。


というのは4人目にPGAのティーチングプロが入って来られていたからです。
このプロは、今日のような1人予約ではプロだと知られるのが嫌なようで、もし私がオフィシャルハンディーをその方に聞くと、当然プロにも同じように話題を振られることになりそうで、できるだけその辺りの話題にならないようにしていました。


プロも食事中は、歴史の話題などを話され、私が余計なことを言わないような雰囲気作りをされていた感じです。
3人目の方は、あまりの見事なプロのショットに只者ではないと思ったのか、後半途中で私に「あの方はプロですか?」と尋ねられるほどでしたが、正直に言うわけにはいかず「お上手な方です。」としか答えられませんでした。


やはりそれなりの腕前だと、プロのショットを見て只者ではないと分かるようですが、2人目の方にとってはプロも私のようなお気楽ゴルファーも同じに見えたはずです。


今日は、11番パー3と7番パー3でバーディーが来ましたが、ボギーを叩くとすぐに3番バッターに下がってしまいます。
プロでさえ、ボギーを叩いて3番バッターからしばらく抜けれないほどで、2番目予約の方にとってはかなり厳しいラウンドになったようです。

(朝日が昇る前ですが、朝焼けが見られ、この後の天気の下り坂を象徴しています。)

(時刻は6時50分頃の東の空です。晴れていますが、まだ朝日は上がっていません。)

(同時刻の西の空です。雲が多めになっていて、午後からは雨の予報です。)

(今日はインの1番目のスタートでした。)


今日は久しぶりのAグリーンでしたが、ラウンド記録を振り返ってみれば10月12日以来で、実に12連続Bグリーンだけのラウンドでした。
その理由は、10月の当初はAグリーンの更新作業があっていて、11月にあった県アマの試合に向けてメインのAグリーンは連ランだけで使われていたからです。


なにしろAとBとでは、ミドルホールの難易度が変わってきます。特に2番パー4ではAグリーンはBグリーンの奥のバンカー先に位置し、その上砲台グリーンになり、傾斜が急だという難しさがあります。


8番パー4に至っては、AグリーンとBグリーンとでは60yも距離差があり、BグリーンだとせいぜいPWをセカンドで使いますが、今日のAグリーンではアゲインストでもあり、U4で打っても届かないほどでした。
340yと400yの距離の差の上に、Aグリーンは砲台グリーンで手前からでは登って行かないのです。


インの15番パー4でダボを打ちましたが、左ラフからのショットが当たらずにBグリーンの右奥にあるバンカーに入り、そのバンカーからAグリーンまでは30yというエクスプロージョンでは厳しい距離が残ってしまい、結果力んでトップしてしまいました。


前後しますが、12番パー4では1mにアプローチを寄せましたが、寄せた場所が悪く、スライスの下りのパーパットが左を抜け、1m転がった返しを今度は左に外すという3パットダボだったのです。


ただそれ以外は、今日はショートパットが入ったため、そう大きなスコアロスがなかったのが幸いでした。
1パットもほとんどがカラーからパターで打って入らずの1パットだったのです。


大津のグリーンにはプロもかなり手を焼いていました。何度もバーディーチャンスに付けますが、微妙なラインばかりで、真っすぐ目に打つと曲がり、曲がりを予測すると抜けるといういつも私がやってしまうような光景を見ていました。


私のバーディーパットは、11番でプロより奥の10mの下りを寄ればOKと思って打ったパットがラインに乗って入ったのです。
その半分の距離のプロのパットは思ったほど転がらずでしたが、我々同伴者のパットを見て、かなり混乱させたのかもしれません。


今日は後続に大型のコンペが入っているようだとプロが言っていました。なぜかゴルフ場に似つかわしくない、黒っぽいスーツ姿の男性が何人もいました。
遠くから見ると「ヤ〇ザ」屋さんかなと思いましたが、近寄ってみると若い社員風で、風紀は悪そうには見えませんでした。


どうも彼らは企業の社員のようで、コンペに招待した客を接待する係のようです。
クラブハウスに近い16番のパー3のグリーン奥に数人が立っていて、口々に「ナイスオン」と声を掛け、拍手をする係だったのでした。
2階のレストランから下りてきたときも、階段下に数人の背広組がいて、我々が招待客かどうかを見定めていたようです。


しかし、今時、スーツ姿の社員を配置するなんて、堅気の商売じゃないと勘違いされそうです。
社員もスーツ姿でゴルフ場に立っているのを、いくら業務だとは言え、場違いだと思わないのでしょうか。
もっとも社員に罪はなく、そうした動員をする上役の感覚がおかしいのだと思います。


こんな接待にゴルフを使うから、動員された若い社員にはゴルフへの印象が悪くなるのでしょう。
招待客も、お義理での拍手なんて欲しくないはずです。時代錯誤を感じた接待ゴルフの風景でした。(写真を撮ろうかと思いましたが、動員された社員には罪はなく、止めました。)