三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

10月のラウンドを振り返る

今日から11月になりました。今日の1人予約は流れましたが、明日も阿蘇大津GCの1人予約が成立しそうなので、ちょうどよい休息日になります。

そのため、10月のラウンドを振り返ってみました。

以前は、週2回程度のラウンドを目標にしていましたが、10月は「スポーツの秋」というようにゴルフをしようとする人が多かったためなのか、これまでにないような1人予約の成立率でした。


1人予約の「誰でも1人目無料」プランは、時期的な募集なので、その期間を過ぎると平常のプランに戻ってしまいます。
10月の予約では、ちょうど「誰でも1人目無料」プランがネットにアップされたと同時に予約ができ、平日はほぼすべての日に予約を入れることができました。


楽天の規約では「仮押さえ目的の予約はご遠慮ください。」とあるため、私は成立した場合は全てゴルフ場に行くことと決めています。
事前のキャンセルは、よほどの用事が入らない限り、行わないようにしているため、10月はかなりのラウンド数になりました。


今年の月間最高ラウンド数は、北海道滞在中の6月に20ラウンドしたのが一番多いラウンド数でしたが、10月はそれに次ぐラウンド数になりました。
6月の北海道は全て有料でのラウンドですが、10月は8日の阿蘇赤水GCのラウンド以外は全て無料ラウンドだったのです。
つまり、18ラウンドをほぼ無料(昼食代や税金・諸経費は必要なため1,600円余り+α)でゴルフができたことになり、年金生活者としてはとても助かっています。


「誰でも1人目無料」プランの同じような常連さんと以前に話をしたことがありますが、「成立率は、ほぼ5回に1回くらいですね。」とのことで、これは自分も同感で週1から週2あればラッキーという感覚であり、それも「アプローチの達人」や「鉄人」というお馴染みのゴルファーが入ってきてくれてという前提なのです。


しかし、今月は驚異的な成立率でした。
阿蘇大津GCは計19日の予約で16日も成立していて85%近い成立率でしたし、阿蘇グランビリオは計4日の予約で2日の成立と50%の成立率でした。


特に後半の成立率は驚異的で、15日から19日までの週の平日5日が連続して成立し、22日から26日の週も平日4日が成立していました。


実は、今週29日から11月2日までの平日も今日だけ不成立というもので、天気も良い日が続き、ラウンドしたいゴルファーが多いのだなと思ったものです。
こうして2人目以降に予約を入れてくれる方々が居られることが、私の無料ラウンドできる理由なので、できるだけ同伴者の方々には迷惑をかけないように心がけています。


カートを誘導するためのリモコンは率先して持つようにし、周りの状況を常に確認しながら動かします。
同伴者の打球もしっかり打った方向や場所を確認し、できるだけ探す時間を少なくするように心がけていて、尋ねられるとホールの特徴や攻めるポイントなどキャディーの仕事も少しですが兼ねるようにしています。


グリーン上でも目についたピッチマークは、当たり前ですが修復するようにして、同伴者の邪魔にならないように配慮しながら、グリーン上をあちこち動き回っています。


さて、スコアのほうですが、私の目標は
① 80切り
② 90叩きの回避
③ 80切り出来そうな場合は、75以下
というものです。


①の80切りは19ラウンド中で10回の達成でしたが、実は阿蘇グランビリオの東コースはパー71というものなので、10月7日の「79」はいわば実質は「80」となり微妙な数字なのですが、とりあえず達成率はほぼ50%でした。
②の90叩き回避は、ワーストスコアが「85」だったので達成できています。


次の目標である「75」以下は、「74」が2回に「75」が2回あり、19ラウンド中4回は達成率20%となり、なかなか好調だったようです。
この理由は、阿蘇大津GCが県アマの会場になっていて、グリーンの更新作業日も重なり、試合に向けてメイングリーンになるAグリーンが後半は全く使われていなかったのです。


特に後半は11日連続Bグリーン使用であり、スコアメークがAグリーンに比較すると作りやすいという理由なのです。
その違いは、特にHDCPが1番から4番までの難しいホールで顕著です。それ以外は、そう大きな難しさの違いはなく、Bグリーンの方がより難しいというホールもありますが、HDCP1~4だけはAとBでは大きく難易度が変わります。


ほとんどのゴルフ場のHDCP1や2のホールはロングホールが多いのですが、大津では全てパー4になることが特徴です。


HDCP1はアウトの2番で、このホールは右にOBラインが続き、左は段下のラフになる直線的なホールです。
フェアウェーは左に傾斜していて、真ん中に打っても場合によっては左下に転がり落ちるケースも多く、段下に落ちるとグリーン方向には木々があって直接狙うことができなくなり、ティーショットで勇気を持って右を狙う必要があります。


レギュラーティからAグリーンは412yで、バックティーに至っては456yもある超難易度の高いホールです。
その上、グリーンが砲台な上に極端に右から左に傾斜していて、奥や右のバンカーに外すと絶対に寄らないというグリーンなのです。
しかし、手前左には2mの高さのあるバンカーが口を開けていて、いったん乗った球が戻って転がり落ちる場合もあり、バンカーを避けられても凹みに集まるようになっていて、たくさんのゴルファーが同じ場所からプレーするためか、ライが悪い場所から打ち上げのアプローチをする羽目になり、大叩きすることになりがちです。


「アプローチの達人」は唯一あるグリーンの右手前の花道の傾斜にセカンドを打ち、右からの傾斜を利用したアプローチでピンに寄せて、入ればパー外してもボギーという攻め方をされますが、これが一番安全な方法です。
もう一つ左サイドに左バンカーを越えて打つと、上りのアプローチになりますが、凹みになるため左足下がりのラフから打ち上げるアプローチになったり、狭い平坦な場所も薄いライからのアプローチが必要ということになり、こちらはアベレージゴルファーにとっては難易度が高い場所になります。


これがBグリーンになると、レギュラーティーで388yでバックティーでも432yと短くなり、Aグリーンの左手前バンカーがBグリーンになると右奥のバンカーになるため、セカンドショットへの大きな影響は少ないのです。
またグリーンが砲台ではないため、右のAグリーンの広めのフェアウェーに外せば、上りのアプローチとなり、セカンドのプレッシャーが大きくAグリーンとは異なります。


この他にも難しいホールの違いが大きいため、Bグリーンの方がスコアを崩しにくいと言えます。
そうはいっても、Bグリーンは何度プレーしても傾斜が読み難く、その理由はグリーン内にある数個のコブにあります。
カップはほぼコブの谷間に切ってあり、パットのラインによってはどちらのコブの傾斜に影響されるかで大きく変わります。
同じようなピン位置でも、カップが切ってある場所のわずかな違いで全く反対側に切れることもあり、それまでの経験がほとんど役に立たないのです。


一般的な受けグリーンでは、右からのパットはフックで左からはスライスというのが凡その特徴になりますが、大津のグリーンではその常識は全く通用しません。
手前から8mほどのパットでも、上りと思ってカップを狙った球が4~5mもオーバーすることもあり、初めてのプレーヤーはその特異さに驚くことになります。


また「達人」も言っていましたが、カップの淵周辺が盛り上がっていて、弱目だとカップ手前で左右に切れ、強ければ真っすぐ抜けることも特徴の1つです。
私が最近意識している強めのパットは、これまで一筋外れるパットを反省し、ラインを浅めにして強めに打とうとしているからです。


明日も11月になって最初のラウンドは阿蘇大津GCになりそうです。
明日は以前ネットサークルで一緒だったシングルハンディーの「飛ばし屋」が4人目で入ってきました。
福岡に転勤になり最近はあまり姿を見ませんが、阿蘇に実家があり、週末なので帰ってきたのでしょう。
飛距離がでるため、張り合わないように自分のゴルフをしなければと思っています。