三重苦ゴルファーの日記

68歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

球の価格はスコアに比例しないみたい

私が普段に使用している球は、タイトリストのプロV1xです。それこそ、かなり長期間使っていて、すでに何十ダースも購入しています。


店頭価格では1ダース6300円程度ですが、ネットでは5千円を切る価格が多く、探せばときどき4千円ちょっとでも販売されていて、それをまとめ買いしています。
つまり1個当たりの価格は350円ほどの球を使っていることになります。


ニューボールを1回で池ポチャやOBなどのロストにしてしまうと、350円をばらまいているような気がして、もったいないと思うことがあり、最近では池が絡むホールでは基本的にロストボールを使うようにしています。


ロストボールもできるだけV1xやV1を使うようにしていますが、昨年北海道で使った球が思いがけず良い感触だったのを思い出し、昨日はそのボールを使っていました。


それはスリクソンのAD333という安価なボールで、最初に買ったのは河川敷のニューしのつゴルフ場の売店でした。
ニューしのつゴルフ場は石狩川の河川敷きに作られたコースで、曲げると川の近くの茂みに入ってしまい、ロストになってしまうのです。
そのため、無くしても良い球をと思い、千円ほどのロストボールを購入したのですが、この球が思いのほか使えるのでした。


もちろん過度の期待をしていなかったこともありますが、当たれば飛距離は出るし、傷はつきにくいし、アプローチやパットもそんなに違和感なく打てたのです。


AD333の価格はネットで探せば新品でも2千円ほどで購入できるので、コスパはかなり高いと感じています。
要は私が球の微妙な違いが分からないゴルファーという証明でもありますが、もともと1ヤード刻みで打てる腕前でもなく、無理に高価な球を使わなくても良いレベルなのでしょう。


昨日のハイランドでは、V1xを新たに箱から出す手間を惜しみ、たまたまバッグに入れていたバンカー用の練習球から比較的綺麗なAD333を使用することにしました。


ハイランドの1番は328yのパー4で左右があまり広くなく、220yほど先からグリーンまでは緩やかに下っているストレートなホールです。
これまで19度UTで200y打って、比較的フラットなフェアウェーから残り120~130yを9Iなどで打つ組み立てをしていて、昨日も同様に19度UTで打ちました。


セカンド地点に行ってみると、予想していた場所に球がなく、一瞬「えっ!」と思いましたが、球を数えてみると当たり損ねの黄色い球が1個手前にあり、上級者の球がグリーン40y手前の右ラフに、40歳代の方の球が左のラフにあり、グリーン手前40yのフェアウェーセンターに1個あったので、そこまで飛んでいたのかと驚きました。


ショットナビでティーインググランドで計測した距離がグリーンエッジまで300yほどだったので、フォローで緩やかな下り傾斜ということはありますが、19度UTで260yも飛んだ計算になります。
さすがにアプローチショットは止まり切らず、予想より転がってピン奥に付いてしまいましたが、それはそう計算して打てばよいだけです。


パー3などは150y程度の距離が多かったのですが、今までは8Iでは手前にギリギリ届く距離なので7Iを使うことが多かったのですが、昨日は飛ぶことを予想して8Iで打ち、全てピン奥まで飛んでいました。


ゴルフは使用球を選べるスポーツです。もちろんルール適合という規定はありますが、プライベートだけのゴルファーならルール不適合のいわゆる「飛ぶボール」を使っても誰にも迷惑をかけることはありません。


高価なドライバーを探して飛距離アップを目指すより、飛ぶ球に交換することで飛距離アップを目指す方が、ずっと安価だし、失敗してもやり直しが効くはずです。


ただ冬季は反対に飛ばなくなるかもという恐れがあり、一年を通じては使えないと思いますが、暑い今の時期ならこうした硬めの球は飛距離だけをとってみれば武器になるようです。


スコアは使用球の価格に比例しないということが分かった昨日のラウンドでした。