三重苦ゴルファーの日記

68歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりのハイランドはハイレベルな争いになった


今日は手首の具合も良さげでラウンドをしたいと思い立ち、楽天1人予約を検索したら阿蘇ハイランドGCに空きがあったので、急遽エントリーをしました。


阿蘇ハイランドGCは以前は良く行っていたゴルフ場ですが、最近はご無沙汰で約2年ぶりくらいの来場です。
以前はサービスが良く、食事付きで6千円程度でしたが、ポイント還元率が大きく、5回程度来場で1回無料でラウンドできるほどのポイントが付いていましたが、支配人が交代したら急に還元率が悪くなり、今日もたった90ポイントしか付かず、これではわざわざ行かなくてもよいという気分になります。


他のゴルフ場で知り合った方も「ハイランドはサービスが悪くなった。」と言っていて、もともと距離がないコースでシニアゴルファー御用達みたいなゴルフ場でしたが、シニアの多くが離れてしまったようです。
その分、若手の初心者風ゴルファーが多くなったようで、今日も早朝プレーに若い人が多く来ていました。


また以前は食事付きだったので、地元のおばちゃんたちが作る田舎料理の食べ放題が楽しみでしたが、今は食事なしのスループレーだけになってしまい、ますますお得感もなくなっています。

(「草」という表現に??と思いましたが、確かに芝は「草」だと納得します。)

(以前は砂が全くなかったけど、新しい砂が入っていて整備されたバンカー練習場になっていた。)


今日は8時6分スタートでしたが、1人の到着が遅れ、先に1番ティーに向かいました。しかし前組が詰まっていて、それが功を奏して4人目もギリギリ間に合います。
どうやら二重峠越えの道路が故障車があって大渋滞していたようで、「失礼しました。」とみんなに謝っていましたが、スタートに間に合えばOKなのです。

(1番パー4は328yと距離があまりなくフォローの風だったため、19度UTで打ったら風に乗って傾斜を転がり、グリーンまで残り40yでした。)


今日の同伴者は、40歳代のスコア80台と申告している方、50歳代のやはりスコア80台と申告している方、そして50歳代でスコア90台と申告している方の3人でしたが、終わって話を聞いたら、40歳代は同じ赤水メンバーのHDCP9の方で、50歳代はグラチャンのHDCP5という上級者でした。


50歳代の方はさすが片手シングルというショットを放たれていて、実は私も含めて40歳代の方のスーパーショットに当てられた感もありましたが、前半を1バーディー2ボギーの1オーバー、後半を3ボギーの3オーバーと手堅くまとめて、スコア76という結果でした。

(左は6番打ち上げのパー4。右は折り返しの軽く打ち下ろしの7番パー4。ホールとホールの間に溶岩(中央の岩)が横たわっている。以前は林でセパレートされていたが、木々が切られすっきりした風景になっていた。)


40歳代の方は、飛距離は出るものの安定性がないゴルファーだと見てましたが、前半は思ったとおりに5オーバーと普通のスコアでした。
しかし、後半になると神がかり的なショットやパットを繰り広げます。


10番パー4で右に1ペナを打った後に3オンし、下りの難しい8mのパーパットを沈め、11番パー3では私と同じような場所からバーディーパットをねじ込み、12番ではセカンドを左に外しアプローチも右にオーバーした返しの5mを入れてパー、14番では左に1ペナを打ってボギーオン後の10mを入れてパー、16番ではセカンドを右のバンカーに入れてパーは難しいかなと思っていたら、上手く傾斜で転がり2mに付いて砂1のパーと手が付けられません。
17番パー3こそアプローチを奥のカラーに外し、これも決めるかと思った7mのパットがわずかに外れてボギーになりましたが、18番パー5では40yほどのアプローチショットがそのままカップインするイーグルとなり、後半だけで2アンダーの通算3オーバー75というスコアを叩きだします。


私はというと、前半はセカンドのアイアンが切れて、パーオンを逃してもほぼカラー付近で危なげなくパーを重ねました。
唯一、8番パー3で左奥に外し、アプローチも3mが残りましたが、これを決めてパーとし、9番パー5はドライバーショットが左に飛んで危ういかと思いましたが、カート道路を先に跳ね、事なきを得ます。
パーパットはほとんどが1mほどで、5m以内のバーディーパットもいくつかありましたが決まらない展開でした。
しかし、HDCP5の方の陰に隠れて、こっそりパーを重ねて、前半はパープレーのスコア36で、13パットでした。


実はカートはスコア入力できるナビ付だったので、スコア90台と申告されている50歳代の方がそれぞれ入力されていましたが、さすがに自分のスコアは入力しなくていいとは言えず、されるままに任せていました。
「パーが多くて入力が楽だ!」と呟かれますが、目立ちたくないなと思いながらもやり過ごしていました。


今日はスループレーなので、そのまま10番に向かいます。
ここはフェアウェーから奥にオンし、9mのバーディーパットは下りを止まらず3mもオーバーしましたが、上りの返しをしっかり打ってパーセーブとします。


しかし11番パー3では、左奥5mのバーディーチャンスを強気に打って1mオーバーし、このパーパットを右に外してから風向きが変わってきました。
なにしろ、このホールは2人がバーディーとし、もう1人もパーだったので、それまでずっとオナーだったのに一気に4番バッターに落ちてしまったのです。


12番パー4は、右手前から5mのバーディーチャンスでしたが、先に40歳代の方がカラーから長いパーパットを決められ、入る気がせずにショートしてしまいます。
HDCP5の方も、ここは8mからのバーディーパットをオーバーして3パットしてしまい、お互いに40歳代の方の勢いに当てられたような気がしてしまいます。


13番パー4では、セカンドをダフってしまい、アプローチも大きく、ボギーを叩いて前半の勢いがなくなったようです。


14番パー5でも5mのバーディーチャンスでしたが、40歳代の方が10m以上の長いパーパットを決めて、入る気がしなくなります。
本当はそんな弱気ではいけないのですが、あれだけポンポンと入れられると、狙えば11番のように3パットを打ってしまいそうで、どうしても安全にパーでお茶を濁してしまいます。


すると15番パー4でドライバーショットが大きく右に飛んで赤杭を超えてしまいました。ガックリ来て、3打目を手前に外し、パターで1mに寄せてどうにかボギーで凌ぎましたが、気分は大叩きしたような感じでした。


難しい16番パー4で上手く手前から転がして1mに寄せ、先に40歳代の方が同じようなラインから砂1を決められ、嫌な感じでしたがどうにか沈めてパーセーブしたのが大きかったようです。
ここを外していれば、ズルズルとスコアを崩していったのかもしれません。

(17番パー3はグリーン左手前のバンカーが♡マークになっています。以前は砂がピンク色で彩られていましたが、さすがに悪趣味だと思ってました。)


17番はピンの奥4mにオンし、ここは40歳代の方のパーパットが決まらず、なんとなくホッとして打ったバーディーパットが決まり、後半は2オーバーに戻します。


ここで5下の上級者には2打差、40歳代の方には3打差を付け、どうにか逃げ切れそうと皮算用しました。

(18番パー5をグリーン奥から望む。中央にある木がスタイミーにならないよう、セカンドを画面の左目に打つ必要がある。)


最終18番はパー5ですが、ドライバーのティーショットは擦り球でしたがフェアウェーでした。
U4で右に出ましたが傾斜で戻り残り70yのラフにあります。
5下の方は2打目を左に打って、トラブルっぽい場所でしたが、見事に高い球で前の木を超えて先にパーオンされました。
2オンを狙った40歳代の方は右に外し、私が見えないグリーン面に手ごたえ十分で打ってからカートを回していると、40歳代の方のアプローチが左右に2段になっているグリーンの上の段から転がってピンに寄っていきます。
同伴者の「入る!」という声と共に見事にカップインし、奇跡的なイーグルになりました。
それを見て5下の8mのバーディーパットはショートしてしまい、私は4mの軽いスライスラインを膨らましすぎて左を抜けるパーにしてしまいます。


最後まで40歳代の方のミラクルショットに押されっぱなしでしたが、どうにかスコア的には私が74、40歳代の方が75、5下の方が76という結果になりました。
スコアを競っているわけではありませんが、途中からは仮想相手としてスコアで負けないように考えていて、それが良かったようです。


終わってから40歳代の方に「今日はベストスコアですか?」と尋ねたら「いいえ、60台があります。」と答えがあり、御見逸れしましたという感じです。


もう1人の50歳代の方が、「自分のスコアはそんなに悪くなかったのに同伴者が悪かった。自信を無くした。」と言っていましたが、それでも85のスコアだったのです。


ハイランドは総距離が6200yほどと短く、グリーンの速度も9ftとちょうどよく、ティーショットさえ間違わなければそこそこのスコアは出せる相性の良いゴルフ場ではあります。
途中では崩れかかったけど、同伴者が2人とも良いゴルフをしていたので、負けられないとスコアメークの目標があったことがよかったようです。


明日の赤水のラウンドは流れたので、また右手に湿布して週末はおとなしく過ごします。