三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

電源コードやコネクタの勉強

 今日の熊本は朝方は雨模様でしたが、昼過ぎから晴れ間も見える天気になっています。ただ北風が強いため、寒さが戻るかもしれず、明日からの菊池CCは所在地の標高が高いため氷点下の厳しい状況下でのラウンドになるかもしれません。


 菊池CCに明日・明後日と連チャンで行くのは、阿蘇ハイランドが明日から3日間休業になるためで、理由は従業員の社員旅行で2泊3日で名古屋中心に行くとのことでした。
 行ってからはゴルフをする組とそれ以外の組に分かれて行動するともいっていて、一緒に連れて行ってもらえないかと思ったものです。


 さて、デスクトップパソコンには電源ユニット(「Power Supply Unit / PSU」)というパーツが必要になりますが、これはパソコン内に取り付けた機器の動作には電力が必要なためです。
 今日の記事の内容はほぼネットから拾ったもので、まだ私も全てを理解できていませんが忘備録として書いておくもので、間違った部分もあるかと思いますが、それらは実際に自作に取りかかった際に検証するものです。

(電源ユニットの例。PSUは発熱するため、内部冷却用にファンが付いています。ケーブル類は取り外せるタイプもありますが、やや高価になるためどちらにするかは好みです)


 家庭用のコンセントからは交流の100Vが得られますが、パソコンの部品は直流の12Vや5V、3.3Vなどであり、「PSU」で交流を必要な直流に変換するとともに、他の家電品の影響で不安定になりやすい電力を安定的にパソコン内のパーツに供給する役目を持ちます。


 なお、一般的なノートパソコンにはこの「PSU」がない替りに、コンセントとパソコンの間に「ACアダプター」というパーツが付くことになります。


 パソコンのパーツの中には瞬間的に大容量の電力が必要な場合もあり、「PSU」の電源容量の目安は、「高負荷時でも総合出力の70%」とされていて、そのために自作する場合には使用するパーツ類の消費電力を事前に計算することは重要です。


 ネットにも使用パーツを選択すると、自動的に必要ワット数を計算してお勧めの電源容量を教えてくれるサイトがあり、私も実際に購入の際は利用するつもりです。
 最近は高性能なグラボが多くなり、その分使用電力が必要になるためPSUの容量が1000Wを越えるものもありますが、一概に大きければよいというものではなく、不足するのは論外ですが効率的なものを選択することは省エネにも叶っているものです。


 パソコンパーツの中でもHDDは、内部モーターがあることで消費電力は高めになり、さらに大容量の物になるとプラッタ枚数が増えているため、ますます消費する電力が高めになってしまいます。
 そのため、省電力化にはHDDをSSDに転換するのも手段のひとつですが、SSDにも欠点があるため双方でお互いに欠点を補完しあうようにそれぞれ設置することが一般的です。


 電源ケーブルやコネクタ類は見た目で素人には複雑そうですが、仕様は以下の通りとなりそこまでは難しくありません。


 まず24ピンのATX電源ケーブルとコネクタの形状です。 

(24ピンが20ピン+4ピンに分かれているのは旧式のマザボに20ピンがあるためです)


 これはATXメインコネクタとなるマザーボード用電源で、主にスタンバイ用電源、チップセットほか、スロットを介して「メモリ、拡張カード」への電源供給を行います。
 ただ最近のグラボ(グラフィックボード)になると、PCIe拡張スロットからの電源供給では電源不足になるので、PCIe電源コネクタによる補助電源が別に必要になります。


 次は、8ピンEPSケーブルコネクタです。ATX12VはCPUに電源を供給するコネクタとなります。

 EPS12VコネクタはATX12Vコネクタの後継となり、4+4ピンEPSケーブルは1CPU環境でもオーバークロック動作時、ATX12V(4ピン)では電源不足になる場合もあるため、使用するものです。


 次は、6+2ピンPCIe電源ケーブルコネクタです。

(PCIeのコネクタ形状)


 6+2ピンPCIe電源ケーブルは先ほど書いたグラボの拡張スロット(PCIe × 16スロット)からの電源供給だけでは電力不足となるため補助電源を接続しますが、その補助電源のコネクタが「PCIe電源コネクタ」です。


 PCIe電源コネクタはもともと6ピン(75W)ですが、さらに高い電力用に8ピン(150W)も用意されています。
 どちらにも対応できるように「6ピン+2ピン」で分離可能なコネクタとなっています。


 ちなみに私のパソコンのグラボは、GTX1650という低性能な機種なので、補助電源は必要ないタイプです。


 次は、SATA用電源ケーブルとコネクタです。

 これはSATA規格のパーツ(2.5インチSSDなど)に使う電源コネクタで、私もHDDやSSDの増設時には使ったためお馴染みになった形状です。


 ちなみに、内蔵光学ドライブを外付けとして利用しようとしましたが、ミニSATAという規格であったため使えませんでした。
 ミニSATAは一回り小さくなっていて、つい私は「SATAと同じでいいじゃん!」と思ってしまいます。


 次は、4ピン ペリフェラル電源ケーブルとコネクタです。

 ペリフェラル電源コネクタは、SATA以前に主流だったIDE規格のHDDや光学ドライブ用で使われていたコネクタで4ピンのものになり、最新のパソコンでは使われなくなったコネクタですが、それでもあるのはSATA用電源に転用できるためです。
 私も複数のSSD増設のためSATA電源が不足し、このペリフェラル電源ケーブルに変換コネクタを差してSATA電源として使用しようとしましたが、SATA用電源の分岐ケーブルが別にあったため、そちらを使っています。


 実は電源コードはPSUとマザボを繋ぐだけではなく、パソコンケース側と繋ぐ必要もあり、こちらの方が細かい部分が多く、大変な作業になるようです。
 ほとんどがケースに付属したコード類でマザボと接続するのですが、自作の様子の動画を見るとパソコンケースの電源などのコードをマザボの正しい位置に間違えることなく差すことが難関の第一歩で、素人が初回で起動できるほど甘くはないと書いてあります。


 そのためには、それなりの価格帯になる光るマザボを使い、エラーが出た部分を教えてくれる機能が付いていた方が安心なようです。