北海道初日の朝は痛みで目覚める
昨夜は苫小牧東港に20時半頃到着し、4年ぶりに北海道へやって来ました。
今回乗船した新日本海フェリーの「すずらん」は舞鶴発のフェリーと同じような大きさですが、部屋のキーは乗船手続き時に渡された二次元コードになっていて、鍵自体が無いことに少し驚きました。
そのため船でのチェックイン手続きもなく、直接部屋に行けましたが、インサイドなので窓からは船内の通路しか見えず、やはりせっかくの船旅なのだから、舞鶴発のステートBの部屋の方が船に乗っている感はずっと上でした。
昨日朝の10時頃に苫小牧発の僚船とすれ違いましたが、その際は船内のお風呂に行き湯船に浸かりながら敦賀に向かっている船を見ていて、この辺りが中間点なのだと分かります。
結局、部屋から外に出たのはこの一回だけで、あとは部屋に籠ってしまいます。
トイレがあるため特に室外に出る必要はなく、衛星放送が映るテレビで朝はエンゼルス戦を見ていました。
20時間はあっという間に終わった感があり、もう一晩あるような錯覚も覚えましたが、19時半になると1時間後の下船に向けて準備するようアナウンスが流れ、バタバタと夕食のカップ麺とおにぎりを食べ、その後荷物を纏めたりして案内の放送を待ちました。
(下船を待つ車ですが、かなり少なめで三分の一程度の埋まり具合でした)
20時半になると車両甲板への案内が始まり、5階の部屋を出て下へ向かいましたが、下船時も何もチェックなどなく、これじゃ車の中に隠れていれば無断乗船も可能ではと少し心配してしまいます。
港へ降りてから、道路脇に車を停めてナビの設定をしましたが、周囲は同じような車がいて誰も考えることは同じだということです。
私はナビに三笠の道の駅を設定して、今晩はそこで車中泊する予定でした。
ただ岩見沢まで来ると、これまで同様に新篠津村の道の駅が良いかもと考えなおし、ナビの指示から離脱してしまいます。
この辺りは過去3年で何度も行き来した場所なのでナビは必要なく、22時過ぎには道の駅に到着してそのまま車中泊になりました。
着いた時は寒さは感じず、寝袋はセットせずにマットの上に横たわり、上から毛布を一枚だけ被りましたが、流石に夜中は気温が下がり手元に準備していたもう一枚もかけましたが、それで朝までグッスリ眠れました。
(曇り空で10度とやや低めでした)
ただ室内の整理せず、無理やり空けたスペースに寝たためか、やや寝返りなどが不便でそのためか朝は腰痛で目覚めてしまいます。
とりあえずトイレには行かないとと思いますが、トイレまで50mほどあり痛みを我慢しながらやっと歩いて行きましたが、痛さで全部出せたか分からず、結果的にはすぐにまた尿意を感じてしまいます。
車に戻り、簡単にクラッカーとトマトジュースの軽食を摂り、定例の薬に合わせて痛み止めも飲みましたが、痛みが治るまで楽な姿勢が運転席では取れずにいろいろ体勢を変えて苦悶していました。
もし誰かが見たら、苦しむ人がいると思われそうですが、幸い駐車場の端に停めていたため周囲の車からは離れていて、それがトイレから遠かった理由でもあります。
しばらくすると先ほどのトイレで出しきれなかったのか尿意を感じ、また歩いて50mを往復する自信はなく、道の駅とは反対側にあるゴルフ場の駐車場に移動することにしました。
一つは運転できるかを確認するためでもありましたが、どうにか運転できて今度はトイレの前に止めることにしました。
前3回は、この場所で車中泊したところなので勝手知ったのがよく、初めての三笠の道の駅だったらどうなったのだろうと新篠津に変更してよかったというものです。
現在は痛みも引き、普通に歩けるようになりましたが、痛み止めは今回から整形外科でもらったものですが、何か効き目が早いように感じるのは錯覚なのでしょうか?
痛みがなくなればラウンドでもできそうですが、さすがに今日は自重して午後からのシェアハウスチェックインに向けて、上砂川は移動します。