三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ショットが儘ならない兄弟ラウンド

 今日は久しぶりに私から兄を誘って、近場の熊本益城CCへ兄弟ラウンドに行ってきました。
 誘った一番の訳は私の個人的理由ですが、楽天倶楽部の年会費分4枚のクーポンのうち1枚だけ残っていて、その使用期限が今月18日だったためです。
 500円のクーポンだったら流してもそう惜しくはないのですが2,500円分だったため、さすがに流してしまうのは勿体ないと当初は阿蘇ハイランドのラウンドで使うつもりでしたが、雨でキャンセルになっていたのです。


 明日からバンテリンレディースが始まりボランティアに行くため、今日か17日の月曜日しか使える機会はなく、一昨日に兄を誘い今日の益城CCの予約をしていました。


 益城CCにした理由は、熊本から比較的近場のゴルフ場だということに併せ、今日が休業日なのでセルフで5,300円とラウンド代がそう高くもなく、2バッグの割り増しも不要でなおかつ兄は70歳以上で当然ですが、私もゴルフ利用税の減免があるため、お得感があったのです。
 兄は4,800円を前金で支払い、私は2,800円を支払いましたが、しばらくしてから係の人がやってきて「68歳だとは思わず利用税の減免対象でした」と250円をバックしてくれました。

(来場者はそう多くは無かったものの、前の組が4バッグでスルーで4時間半のラウンドでした)

(スタートを待つ我々のカート。コース内乗り入れも出来、これで終わった後のゴルフ場の温泉があれば最高でしたが、残念ながら今日は温泉の利用もできません)


 前半は後ろがいなかったためビデオ撮影をしましたが、カートの運転に兄の球の行方を見たりと忙しく、なんとなく落ち着かない展開になりスコアが纏まりません。
 その上、益城は2グリーンだったようでショットナビの残り距離がカートのナビの数字と合わず、私はショットナビを信用していましたが、イマイチ距離が合わず後で気づいたのがホールによって過去のサブグリーンとメイングリーンのどちらかが現在のグリーンに変わっていたという部分でした。


 ティーショットも当たらずに右にも左にも飛び、もともと左右が狭い益城では曲げたら即ご臨終になるため、トリプルも出てしまいました。

 今日はハーフのスコアで参加費無料のコンペになると聞き、珍しくナビにスコア入力して終わってスコアを打ち出してもらったため、いつものスコア入力は止めています。


 前半途中から後ろに2サムが追い付いたため、撮影を中止するとスコアが纏まりかけましたが、やはり大叩きがありイマイチの内容でした。


 兄も大叩きの連続で、約2週間ぶりのラウンドになったためか以前のようなスコアでしたが、内容は間違いなく良くなりつつあり、後は考え方を修正するだけです。
 その考え方とは、距離を欲しがる際に3Wをすぐに使いたがりますが、兄のレベルでは3Wは難易度が高く、結果は100yも飛ばないミスショットになってしまうので、使ってはいけないクラブだと封印すべき点です。


 もし90が切れるようになったら練習して3Wを使うこともアリですが、今のレベルではスコアをただ増やすだけの元凶のクラブであり、現在1本のUTを前後を増やして3本にするよう進言しています。
 兄のスイングは、ドライバーやフェアウェーウッドは打ち込み(よく言えばダウンブロー)で、アイアンはカチ上げと全く真逆の打ち方をしていて、だったらアイアンに近いUTも打ち込みなので、そこそこ結果(前に飛ぶという部分)は出ているのです。
 
 アイアンはよく言えばスイープ、実際はすくい打ちなのでロフト通りの距離が出ず、今日など135yを6鉄で打つ有様で、途中で私が怒ったので短めのアイアンを使っていましたが、スライス球でショートばかりしていました。


 ただ「ボギーなゴルフ」(兄の場合は「ダボなゴルフ」)ではショートすること自体は問題なく、そこからグリーンにどこでもいいからオンさせて頑張って2パットでホールアウト出来ればよいのですが、兄はショートパットで身体が動く癖があり、それを注意しても本人は「動かさなかった」と言い張ってしまいます。


 動画を元に静止画を作ってみましたが、それで見ると動いているのが一目瞭然だということで、アプローチの際はしっかり我慢できるのに、ショートパットでは動いていることを自覚していないことが問題なのです。

 4番パー3の手前からのアプローチでは、頭が動かず見事なアプローチでパーチャンスに寄せています。 

 ナイスアプローチでパーチャンスに寄せた4番のパーパットでは、画像のように球を追いかけた動きが入り、これだとレフティーの兄は左に外す結果になり、それを修正しようとすると右への引っかけも出てくることになります。

 このボギーパットは幸い入ったものの、パーパット同様にかなり上半身が球を追いかける動きになっていて、危ない打ち方になっています。


 私がうるさく言うのは、元々できないのではなく、意識すると出来るのに「入れたい」など他に意識が生まれると忘れてしまうからで、この部分を直さないと今後ショートパットは苦労することになるからです。

 3番のパーパットはしっかり頭を残して打ち、結果的に打ちすぎて3パットしていますが、本来は全てこうやって打って距離合わせを覚える必要があります。
 上体が動くとフェース面に当たったり当たらなかったりと誤差が出てしまい、結果としてタッチが合わないため、パットが安定しません。


 出来ない動きだったら別の対応策を考えますが、意識していればできるのに「入れたい」という「欲」が起こると本能のままに動いてしまうのが勿体ないところです。
 100切りのためには、こうしたパーの取りこぼしは避けなければならず、それをきっちり決めれるようになれば、100切りどころか90切りも望めるのです。