三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

益城CCのラウンド動画②


 今日の熊本は朝から雨模様ですが、気温が12℃と低めで肌寒く、いったんはタンスにしまい込んだ厚手のトレーナーを引っ張り出してきたほどです。


 日中も気温は15℃ほどまでしか上がらない予報のため、季節が1か月ほど逆戻りした感じですが、1か月後の北海道ではもっと季節は戻ることになります。
 6年前最初に岩見沢に行ったのは5月下旬でしたが、その頃に菜の花が満開だった記憶があり、熊本は2月から3月初旬が菜の花の時期なので、季節が3ケ月は違うと感じました。

(左は2017年5月28日に岩見沢市で、右は2018年5月28日に美唄市で撮影したもの)


 調べてみると、滝川市民ゴルフ場がある中空知の滝川市は菜の花の作付面積が日本一だとのことで、今年も5月20日から28日まで「たきかわ菜の花まつり」が開催予定なので、ちょうど渡道したばかりの時期に当たり、27日の土曜日に行ってみようと思っています。

    


 さて4月13日の益城CCでの兄弟ラウンドの動画の続きですが、昨日は1番から3番までだったので、今日は残り6番までの3ホール分です。
 この日はゴルフの調子が悪く暑いこともあって撮影は6番までで終わっています。


 私は暑さが苦手で、撮影のためにはカメラをセットしたりするために移動距離が多くなり疲れたためですが、前が4バッグで進行が遅く、離れていた後続組に追いつかれたため、もたもたとカメラをセットすることに罪悪感を感じたことも一因です。



 4番は130yほどのパー3ですが、兄も私もグリーンに届かないショットになりました。先に兄がナイスアプローチでピンに寄せていて、自分の心の中に「寄せなくちゃ」という気持ちが湧いてしまい、それが結果的にミスに繋がっています。
 私のパーパットは打ち切れずのボギーでしたが、ここも練習グリーンの速さからかなりビビッて打っていて、打つと右に大きく転がって行くのではという気持ちがあったものです。


 それに対して兄は見事なアプローチでパーチャンスに付けていますが、如何せんショートパットでは顔が動く悪癖が出てパーパットを外しています。
 なぜ顔が早く動くことがミスに繋がるかというと、ヒット時に顔が上がると微妙に右肩(兄はレフティーなので左肩)が下がり、そうなるとフェースが開きやすくなるため右(兄は左)へのミスに繋がり易いし、綺麗にヒットできないため擦った当たりになりがちです。


 これはショットも同様で、起き上がりが早かったり頭が飛球線方向に突っ込むと、スライス球になりやすいという現象と同じでパットでは曲がったりはしませんが、方向性がスライス同様になってしまい、それを嫌がると引っかけ球が出るという悪循環に陥ってしまいます。


 兄は意識していれば頭を残すパットやショットを打てますが、意識がカップに移ってしまうと上体が動いてしまうもので、これは私と同じ癖になりさすが兄弟だから似ているというものです。
 ただ前ホールでもバーディーパットを3パットしているように、パターまでは可能性が残る内容で、仕上げのパットだけが問題だったと言え、その意味ではまだスコアアップの可能性はあると言えます。



 5番パー4は打ち下ろしで真っすぐなホールですが、フェアウェー右にえぐれたようなOB区域が食い込んでいて、そこを何ヤード打つと超えるか情報がなく、私は安全を考えて左の斜面を狙ってティーショットを打っています。
 そのためティーショットはドライバー使用でしたが、距離がそこそこ残りセカンドは140yほどを8鉄で打ってグリーンオーバーしています。


 兄のティーショットはナイスショットで、これもフェアウェーからややグリーン奥のカラーに零れましたが、全く問題ないセカンドショットを打っています。
 兄は3番パー4をバーディーチャンスに乗せ、4番パー3では寄せ1チャンス、このホールもナイスショットを繋げてパーチャンスとなかなかの内容のゴルフを展開しています。


 私のパターを使ったアプローチは下りを警戒して打ち切れず1mほどを残しましたが、兄はパターできっちり寄せ、ナイスパーでした。
 こんな時のパットはしっかり頭を残しているもので、そうやって打てばミスヒットがしにくくなり思った距離を打てるものです。
 私はどうにかパットが決まりましたが、3ホール続けて兄に負けてしまうような展開で、ゴルフの内容自体は兄が上ですが、スコアは変わらないというのがゴルフというゲームの不思議な部分です。



 6番は400yと距離がある難しいホールでした。1打目はやや打ち下ろしですが、2打目が打ち上げになり、私はその打ち上げを甘く見てセカンドは大きくショートしています。
 ビデオで確認すると打ち上げがかなりあると見えますが、実際のコースではそこまで見えないのは最初に打ち下ろしというイメージがインプットされたためです。


 グリーンも左手前が低いという特徴があり、それを知らずに左手前にアプローチを打って左方向に跳ねてしまい、パーパットは入りそうなラインだったものの弱めだったため、カップ手前で急激にブレーキがかかって少し戻るほどでした。


 兄は、このホールは苦戦していてティーショット・セカンドと距離が出せず、結果的にバンカーインもあって5オンになっていますが、バンカーショットはとり合えず手前に出たので合格でした。


 もったいなかったのが、それまでは転がしのアプローチをしっかり打てていたのに、このホールでは打つ際に頭が飛球線方向に流れたため当たらず、手前に乗っただけという結果になっています。
 頭を残すという一点だけに集中していればよかったけど、ここはピン方向に意識が飛んでいたためでしょう。
 ただファーストパットは下りを打ってオーバーしていますが、難しい返しを入れていたので、これはナイスパットでした。
 撮影では写っていませんが、きっと頭を残すことを思い出していたのかもしれません。


 7番以降は撮影を止めましたが、以降はお互いにピリッとしたラウンドになっていません。
ただ、ここまでの兄は以前と比べるとスコアはそう変わらないもののゴルフの内容は劇的に良くなっていて、いわゆる「ゴルフ」をプレーできるようになっています。
 細かい点を注意さえすれば、すぐに上達できそうですが、注意点をすぐ忘れてしまうのが私と同様で、そこは兄弟としての同じ欠点なのかもしれません。