三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりの百花園で兄弟ラウンド

 今日の午前中は晴天でしたが、15時過ぎから雨が降り出し、今週はずっと雨模様の予報になっています。


 兄は来週の火曜日から佐賀カントリーで2連チャンの旧職場関係の懇親コンペに参加する予定で、24日に阿蘇ハイランドで練ランを計画していますが、雨予報なのでラウンドできるか微妙な状態です。


 先週の金曜日に予定したラウンドも足に軽い捻挫をしていたため大事をとってキャンセルしていて、このままでは1回だけの練ランで終わりそうになり、兄本人も今日はラウンドをしたがっていました。


 今日は昨日の日曜と明日の休日に挟まれた平日ですが、通常予約でいろんなゴルフ場を探したものの明日からの雨予報のためかどこも予約が取れなかったのです。
 そのため1人予約の枠に入ろうとしましたが、楽天GORAの本人用の登録用のパスワードが分からなくなっていて、新しく登録し直そうとしましたがスマホではメールそのものを使っておらず、スマホ用のメルアドが登録に必要だったため期限内に登録できず、入ろうとした城南のファミリーコースは流れてしまっていました。


 そのためラウンドするなら予約が不要な百花園GCしかなく、私の予想では考えることは誰でも同じで、きっと百花園も人が多いだろうと見込み、朝7時台にスタートした組が終わるであろう12時頃にスタート枠が空いているかもと思って自宅を11時に出て向かいました。


 百花園に到着してチェックインすると、1時間待ちだと告げられ、やはり明日からの雨の予報で来場者が多いことが分かります。
 もっとも当初から兄とはハーフと決めていたのは、百花園が手引きカートの歩きのラウンドになるためで、私自身が歩いて1ラウンドすることには自信がなかったのです。


 百花園自体は以前に私が何度も練習に通っていたゴルフ場で、初心者の登竜門と言われるように熊本の初心者ゴルファーがデビューするコースになり、平坦で距離も短いけど砲台の高麗グリーンは硬く止まらないという難しさもあります。


 最近ここに来ることが無くなった理由は、百花園の4千円のプレー代に対し阿蘇ハイランドの3,500円の方が圧倒的にコスパが良いためで、今日の平日ハーフでも2,500円と阿蘇ハイランドでポイント利用するときよりも高く感じてしまいます。


 今日は来場者が多かったので兄との2サムとはいかず、他の2人と一緒になりましたが、同伴者は私と同年代の方と31歳という韓国から1人でゴルフをしに来たという若者でした。


 同世代の方は1番こそバーディーチャンスに付けていましたが、その後はなかなかパーが取れない展開になってしまい、本来はもう少し上手いはずではとショットを見て思ったところです。


 韓国から来た方はそこそこのショットを放ちますが、90前後のレベルかなと思った方で、明日も百花園でラウンドすると言っていて、私が北海道に行って安価なゴルフ場に行くことと同様な考えなのかなと思ってしまいました。


 今日はスマホを車の中に忘れてきて全く写真撮影が出来ませんが、実はビデオカメラは持参していました。
 しかし、兄との2サムだったらカメラを使おうと思っていましたが、4人でのプレーになり、来場者が多い時期にカメラ撮影していると進行が遅れる原因だと後続組から思われそうで、最初から撮影自体は諦めて三脚にセットさえもしていませんでした。


 1番304yパー4は私は残り70yのフェアウェーセンターで、兄もコース中央195yほどにあるシュロの木の右手前のフェアウェーでした。
 しかし、兄はそこからシャンク気味に左のサブグリーンのエッジ方向に打ち、30yほどのアプローチを強く打って大きくグリーンオーバーし、奥からのアプローチは今度はショートし、もう一度の転がしのアプローチがピン横に付くダボ発進でした。


 私はセカンドを52度ウエッジで右手前のピンの左奥4mにナイスオンしていましたが、このバーディーパットはスライスと読んでカップ左に外すパーに終わります。


 
 2番335yパー4はコース自体は右斜めに真っすぐですが、木々の配置で真っすぐに打てないホールになります。

 兄のティーショットはレフティーなのでスライスを警戒し、右を狙ったため3~40y先の小さな木に当ててしまいましたが、幸いコース側に球が跳ね返り、トラブルにならずに済みます。
 セカンドは真っすぐ打ち、コース途中にある正面の木々がスタイミーになるかなと思いましたが、そこまでは飛ばず、3打目を今回はしっかりグリーンオンでき、長めのパーパットを寄せて「ナイスボギー!」でした。


 兄に注意したことは、フェアウェーだけでなくラフも含めてOKだと思い、無理に右を狙わず右ラフとフェアウェーの境を狙って左ラフという戦略にすればというものです。
 こうした場合、真っすぐ当たれば右ラフで、スライスが大きくなければフェアウェーだし、スライスになっても左ラフで止まるもので、コースを広く使うことが出来るものです。


 しっかり当たったのにトラブルになるほど馬鹿馬鹿しいものはなく、せっかく当たったティーショットがOBにならないよう、スライスを警戒して逆方向を狙っても真っすぐ当たった場合に備えた余白を取っておくのは大事なことです。
 百花園のコース自体は左右はかなり広めなので、自らコースを狭めることなく広いコースを存分に使い切ることが大事になり、これは他のコースでも同様です。


 100前後のゴルファーはドックレッグホールでは、ショートカットしなければならないと勘違いしているかのように危険な方向に打って行く傾向にありますが、普段のホール同様に見えている目標に打てばよいのです。


 私は、セカンドが残り120yほどでしたが、右の木々から上空に枝が張りだしていたので普通には打てずにU4で花道めがけて転がし上げ、ピンの左10mほどにナイスオンでした。
 バーディーパットは真っすぐカップに向かってカップインしそうでしたが、カップ直前で右に切れパーに終わります。



 3番330yパー4は、アウトは右の端のティーから打つため、右に森が張り出して見え、フェアウェーを狙ってスライスすると森の中に打ち込むトラブルになりやすくなります。

 兄には、正面に見えるフェアウェーバンカー先の小さな木を目標に打つようにアドバイスすると、その方向にドライバーショットは打てました。
 本人はコースを突き抜けたのかと勘違いして声を出しましたが、ラフだったけど問題ない場所に止まっていて、私は「あなたの飛距離ではOBには届かない」と言ってしまいます。


 ここで兄はせっかく残り150yの場所だったのに悪い癖の大きいクラブのFWを選択し、グリーンを大きくオーバーしてしまいますが、7鉄で打った転がしが上手くピン横まで転がって来て、ラッキーなパーゲットでした。


 ただ私はセカンドをショートしての寄せ1だったら評価していたのですが、セカンドをオーバーしたことが0点で、事前に3番グリーン手前は地面が固いためショート目に打ってちょうど良いとアドバイスしていたのにFWで打つなんて、私のアドバイスなんて頭になかったことが分かります。


 偶々パーが取れたけど、ダボを打っていてもおかしくなかった場面で、結果オーライはこの練ランでは全く評価できないものです。


 私は残り65yをピンの手前3mにオンして、バーディーゲットでした。



 4番318yパー4は、3番パー4を折り返すようなレイアウトです。

 ティーショットを打つ前に私が兄にこのホールの狙い目として「左がOBだからと右を狙いすぎると右の林に入り易いからフェアウェーだけでなくラフもOKと思い、フェアウェーとラフの右の境を狙った方が良い」と言っていましたが、ここもほぼその通りに打ってスライスで左ラフ方向でした。


 その際に兄に「右と左の林に打ち込んだ場合、大変なのはどちら?」と質問しましたが、兄はなんとなく左かなと答えています。
 右の林は、木々がコース側にせり出しているため、林の中でなくてもラフからでも木が邪魔になるリスクがあり、逆に左だと少々曲がって林方向に飛んでもまずグリーン方向には打てることになりやすいのです。


 兄はセカンドを花道方向にナイスショットでき、アプローチでグリーンオンしましたが、その際に無用なマークに向かい私から怒られています。
 私は右バンカーの左のラフにセカンドをショートしていますが、兄の球はライン上ではなく問題なかったのでプレーを始めました。
 しかし、つかつかと私の目線の中に入り込んできたので、プレーを止め注意したのです。


 この辺りが同伴者の動きに気を配れない欠点が出ている部分で、これまでのラウンドでも何度か注意していますが、直らないのは他者のプレーを見ているようで見ていないからです。
 別のホールでも同伴者のプレーを邪魔したことがあり、これも同伴者の動向が視界に入っているはずなのに気づいていなかったからです。


 兄は目の前にあるボールを示しても、「どこ?」と気づけないことが多く、見えているはずなのに視界に入らない何か特殊な視力なのかもしれません。


 そんなちょっとしたトラブルがありましたが、私はアプローチを1mに寄せてパーゲットでした。
 このトラブルが次のホールに2人共に響いてしまいますが、今日は遅くなったので、続きは明日以降に書きたいと思います。


 終わって兄に注意したことの1つが、先にも書いた残り距離に対して大きなクラブを持ちたがる悪癖で、本人は飛ばないからという理屈でしょうが、偶々当たったときには大きくオーバーすることになり、そもそもそのクラブを正確に打てないのに使うという考えが根本的な間違いなのです。


 以前も打てもしない直ドラを多用していて、それも「飛ばないから」が理由でしたが、プロでも難しい直ドラを100切り出来ない兄が使おうとする考えが私には理解できませんでした。


 また、ミスったときに冷静に対処できない部分もあり、そうなるとグリーン上でのパットを雑に打つようになり、短い距離から3パットして無駄なスコアロスをしてしまいがちです。


 この辺りがいつも「雑!」と注意する部分で、スタート前の練習グリーンでルーティンとしてやることを喧しく言っていますが、大叩きの場面ではルーティンを飛ばして雑になる癖があるのです。


 明日もいろいろ厳しいことを書きますが、それもこれも来週のコンペで周囲の方々を良い方に驚かせてもらいたいからです。