三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

北海道旅の拠点を確保する

 今日の熊本は曇り空で気温は16℃ほどですが、日差しがないため肌寒く、そのくせ花粉の飛散量は増えているようで、私のくしゃみは止まらなくなっています。


 一昨日から自宅の外壁塗装工事が始まりましたが、1日目は家の周囲に足場が架かり、昨日は高圧洗浄機を使って外壁などの水洗いがありました。

(足場は階段が3段あり、2階の屋根の高さまで上ることができます)

(このネットは強度があり、外の芝の上からアプローチで球を打ってもビクともしません)


 今日と明日は土曜日から始まる塗装工事の前の防水処理やコーキング調整などが予定されていて、すでに8時半前には作業の担当者2人がやって来て窓や入り口などにシートを貼る作業を始めています。


 さて、以前の日記で今年は北海道旅を計画していて、その拠点になる住宅の申し込みをしたけど1週間以上も役場から返信がないことに愚痴っていることを書きました。
 しかし、これは全くの私のミスが原因で、申し込み自体は既に受理され、それどころか貸付決定まで終わっていて、その通知が私の返信用メールのアドレス記入ミスで届かないことになっていたのです。


 私は通常はスマホなどもキャリアメールは使っておらず、対外的にはYahooメールを主に使っています。
 これはキャリアメールはdocomo・au・J-COMとキャリアが変わるたびに使用できなくなるためで、使用料を払えば継続使用ができるようですが、無料のフリーメールサービスが多くあるため、使用料を払ってまでキャリアメールを使わなくてもよいと思っているからです。


 そのため、住宅利用の申し込みもYahooメールを使いましたが、普段の入力はパソコンの自動設定で候補が出てきますが、ウェブを使った今回の申し込みではそれが出来ず、メルアドを手入力していました。


 迂闊にもその入力を間違えていたもので、本来「yahoo」とタイピングするところを何を勘違いしたのか「h」が「f」になっていて、これでは返信が届くはずもありません。
 3月1日に申し込みをしましたが、その日に貸し付け決定になり、管理人がメールでそのことを連絡してくれていたようですが、当然メルアドが間違っているため私に届くはずもありません。


 結局、昨日になって役場の担当者が私のメルアドのYahoo表記に間違いがあることに気づき、そのことを管理人に伝えてメールが送られてきたのです。
 そのメールには、「もしこのアドレスで間違いなければ返信ください」とあり、すぐに返信しましたが、今度は私からのメールが送付されないことになってしまいました。
  「Returned mail: see transcript for details
   The following addresses had permanent fatal errors
   Transcript of session follows」


 三度ほど送信してみましたが、すべて不配達で戻ってしまい、このままだと許可が取り消されるのではと心配して直接北海道の上砂川町役場に電話してみました。


 電話で対応してくれた職員が私のメルアド誤記に気づいてくれた方で、「電話があったことを伝えておきます」と言ってくれましたが、発端は私のミスからだったので管理人さんにお詫びをしたいと思い、その旨のメールを今度は役場経由で夜に送ったところです。


 上砂川町の宿舎を申し込んだ理由は、まず安価であったことと、滝川市民ゴルフ場やゴルフ5美唄コースに比較的近いため行きやすかったことです。


 借りた施設は「上砂川シェアハウス」といって、部屋だけは個室ですが台所・トイレ・風呂(シャワーだけですが)などは共用になる施設で、冷蔵庫・洗濯機なども共用です。
 その分安価で、50日間の利用でも29,000円と一日当たりに均すと600円に満たないため、今回も自炊しての貧乏旅行にしようと思っている私には最適の施設になります。

(東を夕張山地に接する上砂川町の位置。北海道の中心には大雪山系の山々があります)


 過去3年間は各市町の移住体験施設を借用していましたが、移住体験施設は基本は移住目的のために借りるもので、使用目的や借用期間の制限などが数多くありました。
 対してこのシェアハウスは旅行者向けの施設としても位置づけされていて、1泊から最長3ケ月までという利用期間も私にとっては都合が良かったのです。


 ただ西隣の砂川市にはJRの駅や高速道路IC・SAがあり、幹線道路の国道12号線が走っていますが、砂川市の東に位置する上砂川町自体は山に囲まれた地域のため、東側は道路が通じておらず、またJRの支線もすでに廃止されているため、車は必須で車が無ければ旅行者が立ち寄るような町ではないのです。


 上砂川町は北海道では一番面積が小さな町で、以前は人口32,000人ほどと炭鉱で栄えていましたが、炭鉱閉山後は人口の流出が止まらず、今年2月時点では2,500人余りと過疎の町になっています。 
  
 私は2019年の7月に上砂川町の西にある砂川市に2週間ほど滞在しましたが、その際に借りた住宅から東に数キロほどしか離れておらず、広い北海道のほぼ中心に位置するため、どこに行くにも便利な地だと思ったのです。
 そうはいっても道東の根室GCまで行くなら片道420kmはあり、訪問予定地のタウシュベツ川橋梁跡までも200km弱はあり、北海道という地域の広大さが分かります。


 借用費用が安価なので、このシェアハウスを拠点にして、各地へ旅行するときは数泊するミニ旅行にしようと思っていて、一日当たり600円だったら数日ほど留守にしていても惜しくもないものです。
 ミニ旅行では、まだ宿泊の全国割が継続していればそれを利用したり、場合によっては車中泊を組み合わせて、こちらもできるだけ貧乏旅行にしたいと思っています。


 3室しかないシェアハウスは、数年前にリニューアルされたようで、HPで見るとかなり綺麗な施設に変わっているように見えます。
 借りた部屋は、3部屋あるうちの一番小さな部屋で、2段ベットがあり1人だと十分な広さの部屋になります。


 北海道が夏のシーズンインすれば、利用者も増えることが予想されますが、5月6月の利用者はそう多くないはずで、利用があっても数日の短期旅行者などが宿泊するくらいだろうと思っていますが、こればかりは実際に行ってみないと分かりません。


 これは上砂川町を調べて知ったことですが、旧JR上砂川駅は1984年に日テレ系で放映された金曜ドラマ「昨日、悲別で」の舞台になった駅で、現在の駅舎跡にも「悲別駅」という表記が上砂川駅の表記と共に今も残っているそうです。
 私はこのドラマは見ておらず、エンディングにかぐや姫が歌った「22歳の別れ」が使われていたことも初めて知りました。


 当時のドラマを見ていた世代では、聖地巡礼的な旅をする人もいるようで、北に位置する歌志内市内にはドラマで使われた「悲別ロマン館」がそのまま残されているようです。
 行くことができたら、こうした場所も回ってみたいと思い、楽しみにしています。