三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

FMVはCPUまで辿り着けず

 今日も熊本は秋晴れの快晴で、朝夕は気温がそれなりに下がるものの、日中は26℃ほど上昇して、午後からかかりつけの医院に行きましたが、車中ではエアコンの冷房が必要なほどでした。


 今日も通院以外は予定がなく、昨日に引き続き、古いパソコンを使って遊ぼうとしましたが、残念ながら今日の作業は一部だけで頓挫してしまいます。


 富士通のFMVは、これまでストレージをHDDからSSDに変更し、昨日はウインドウズを64ビット版に変えたことはそれぞれ日記に書きました。
 それらの作業自体は、大変なものではなくネットにもたくさんやり方が載っていますが、今日はFMVのメモリ増設とCPUグリスの塗り替えを計画しました。
 

  

(ストレージをSSDに換装したため、立ち上げが格段に早くなりましたが、このPIN入力が煩わしいものです)


 昨日の64ビット化で、設定時には必ずPIN設定を求められますが、今日は何度か再起動を行う予定のため、面倒なPIN入力をまず省略することにしました。


 やり方は簡単で「ウインドウズボタン」と「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」画面から「netplwiz」と入力して画面を開きます。


 開いた画面の上部にあるチェックを外せばよいだけです。


 これで必要な場合は電源を繋げて、パソコンの状態を簡単に確認できることになり、まずメモリの増設を行いました。


 メモリ増設は64ビットに変更した流れで、それまでの32ビットではいわゆる「容量の壁」がありメモリは4GBまでしか認識できませんでしたが、64ビットに変更すれば理論上は2TBまで認識できるものです。


 さすがに10年以上も前のパソコンにわざわざ多容量のメモリを新規購入して載せても仕方ないと考え、別のVersaProのメモリ交換でそれまで換装されていた4GBのメモリが1枚余っていたため、それを付け替えることにしました。


 FMVのメモリ交換は簡単で、メモリ専用の裏ブタを空けて、2GBの2枚が刺さっているうちの1枚を抜いて4GBに差し替えるだけです。

(まず作業前にバッテリーを外します。もちろん電源コードも抜いておきます)

(2GBのメモリが2枚刺さっているので、1枚を抜いて交換します)

(グリーン色のものが2GBのメモリで、青色のものが4GBのメモリ。このパソコンは標準電圧版仕様ですが、4GBは低電圧版になるもののこれでも標準電圧版に使用可能です)

(システムのデバイスの仕様で確認すると、「4GB」だったものが「6GB」で認識されていました)


 メモリの交換は、VersaProでも行っていたので、問題もなく、すぐに終わってしまいますが、次の作業であるCPUのグリス塗り替えで苦戦してしまいます。
 FMVはストレージ交換やメモリ交換は、専用の裏ブタがあるため、そこを開けて作業すればよく、誰でも簡単に行えますが、CPUを探すためには裏蓋全体を外す必要があったのです。
 裏蓋には数多くのネジがあり、それらを全部外せば裏蓋は開くはずと思ってネジを外していきましたが、どうしても数か所が開かず、一回目は壊してはいけないと作業を中断しました。
 YouTubeで、富士通のパソコンの裏蓋を開けるものを探しましたが、この品番のFMVはなく、もう一度チャレンジしました。

 次は光学ドライブのネジを外して、光学ドライブを抜くとそこにも小さなネジが2個あり、これで大丈夫かと思いましたが、上の画面の左下の部分がどうしても開かず、この辺りには無線ランのスイッチやPCカードスロットルなどがあり、これらの外し方が分からなかったので、裏蓋を開けることは諦めました。


 無理にこじ開ければ、どこかに不具合が出るだろうし、CPUを交換する目的ならまだしも、CPUグリスを塗り替えようと思っただけだから、それでもし壊しでもしたら元も子もないと考えたからです。
 CPUグリスを塗り替えようと思ったのは、ファンの作動が頻繁に起こり、煩いからですが、裏蓋に小さな横長い蓋があり、開けてみるとファンの出口部分で、そこからカメラブロワーで埃を吹き飛ばせたので、とりあえずはいいかというものです。

(細長い蓋を取ってみるとファンの出口の部分で、ここのカメラブロワーを差し込み溜まった埃を吹き払いました)


 FMVは、メモリ交換などいろんな作業のための蓋は準備されていますが、CPUについては簡単に辿り付けないようです。
 基本的に、CPUには触るなということでしょうが、私のような素人が触って壊してしまう恐れもあるためで、この辺りは専門知識のある人に任せるほうが無難でしょう。
 FMVのCPUは、Core iシリーズとは互換性がなく、性能アップは見込めないため、とりあえずこれで良しと思っています。