三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

先頭が遅ければ後ろは大渋滞

 今日は阿蘇ハイランドの早朝に行ってきましたが、時間ばかりかかるゴルフになり、早朝なのに4時間半もかかってしまいます。


 早朝は通常ではハーフ1時間50分だと「遅い」と思うものですが、それは早朝では2バッグ・3バッグが多いこと、早朝はその日の最初のスタート枠であり前が空いているのでスムースに進行できることなど、早朝では日中のラウンドほど時間はかからないものです。


 これまでも4バッグの後ろに付いてパスさせてくれずに閉口させられたこともありましたが、今日は前の組がどうこうではなく、トップスタート組が時間を無駄に費やしてしまい、結果的に後続組が大渋滞になったものです。


 スタートから3番までは、ティーでそれなりの待ち時間がありましたが、前組はお年寄りの夫婦のようで、スタートの際に後ろの我々に「障碍者だから時間をかけるため迷惑をかけます」と謝られたため、その心つもりをしていました。


 あまりプレッシャーをかけないようにしていましたが、思いのほか前組のプレーは速く、それは曲がらないため球探しもなく、普段だったら打てない距離でも距離が出ないため、平気でセカンド以降をグリーン方向に打って行くためです。


 そのため、そこまで待たされる感覚はなく、よほどプレーが遅い組よりもずっと速いと達人と話していました。


 しかし、4番パー3に向かうと前組の2サムが途中に止まっていて、パスさせるのかなと思いましたが、どうやら先が混んでいたので待っているようでした。
 4番では、カートが我々の分も含め3台がティー横にあり、グリーンでは1人予約組がプレー中でしたが、このときはパー3だし1人予約は顔見知りの1人が入る4バッグだったので仕方ないかなと思っていました。


 待っている最中に、左側に次の5番パー5の3打目地点が見え、4人組が球探しにかなり時間をかけているのが見えました。
 「アプローチの達人」が「捜索時間は3分だから、無けりゃサッサと先に進まないと後ろが混むよ」と呟いていましたが、それがトップスタート組のようでした。

(私が到着した際は、先頭のカートにはバッグが乗っておらず、この後やって来た8人組が2台のカートに分乗して6時過ぎにスタートしていきました)

(阿蘇ハイランドの気温は14℃と肌寒く、短パンでなくて良かったと思いました。上衣は半袖でした、さすがにウインドブレーカーを上に着込みます)


 私はゴルフ場には5時40分に到着していて、その後すぐに数台の車がやって来て、世の中が明るくなり始めた6時過ぎに2台のカートが出て行ったのを見ていました。
 そのため、まさか5番の3打目地点で球探しをしているのがトップスタートの組とは思っておらず、それは我々のスタートが6時50分だったからで、それまでの我々のペースも遅く、トップ組は少なくとも40分以上は前にスタートしていたからです。


 ただ、並んでいるカート台数から計算すると、我々は66番カートで先頭が60番カートのはずで、これは66番が中央の先頭に停まっていためで、右列から順にスタートしますが、縦に5台が番号順に並べてあるからです。
 つまり、我々の前には5台のカートしか存在しないため、数えてみると4番に3台いるし、5番では球探ししている組の近くまで後方から球が飛んできたのを目撃していて、2台のカートがいることが分かり、球探しがトップスタートの組だと確信しました。


 結局、我々が前の3組のプレーを見たのちに4番パー3をプレーし終え5番パー5に行くと、ナビには我々以外に4台のカートが表示される始末です。
 つまり、先頭組が無駄に球探しに時間を使ったため、パー5のコース上で大渋滞が発生してしまったようで、我々が待つ間に後ろにも後続組がやって来るありさまでした。


 終わってスタート室の係員に「今日は時間がかかった」とボヤいたら「先頭が遅かったですものね」と答えが返って来たので、達人が「ナビに『混雑している』との表示だけでは遅い組は気付かない」とクレームを付けました。


 阿蘇ハイランドでは、遅い組がいるとナビに進行の注意喚起が出ますが、それはすべてのカートに表示されるもので、表示が出ると達人と「どこかでスローペースの組がいるな」と話しますが、今日は絶対にトップスタート組だろうと話し合ったものです。


 実は6番ティーで待つ間に、トップスタート組が7番グリーンへのアプローチなどをするのを見ていましたが、4人の連携はなってなく、誰がプレーするのか意思表示もなく、ただ時間を無駄に使っていました。

(7番グリーンでプレー中のトップスタート組。右がグリーン奥になり2人がいます)


 プレーも4人中2人がグリーン奥にトップして打ち込んでいて、うち1人は手袋に付けたカウンターを押していたので、スコアを記憶するなどとんでもないレベルのようで、自分たちのプレーが遅いなど気付かなかったはずです。


 ただ内1人の50yほどのアプローチショットが直接カップインしたため、全員で盛り上がっていましたが、6番・7番のそれぞれパー4の2ホールの中に我々の後組も含め、7組もいるのが詰まっている証拠で、その原因がこのトップスタート組のプレーの遅さです。


結局、その後もティーではカートが3台待ちが常態化してしまい、楽しくもなんともないラウンドになってしまいます。
 その上、気温が下がった影響からか左の股関節が痛み出し、左が踏ん張れなくなって歩くのも儘ならなくなります。


 わざわざ4人を集めてトップスタートなどにせず、薄暮の最終組でプレーにすれば後続はいないし、気にせず時間をたっぷり使えるのになと思った一日になりました。