私のミスと阿蘇ハイランドコースの紹介
今日の午前中は晴れ間があった金曜日ですが、熊本地方は明日にかけて天気は下り坂となる予報で、そのとおりに午後からは雲が広がってしまっています。
天草地方には夕方には暴風警報も出ているようで、今後は風も強くなる荒れた天気になるようです。
今日は阿蘇大津の1人予約を入れていましたが流れてしまい、ラウンドはお休みになりました。
時間があったので、3月16日に「アプローチの達人」と呼ぶ73歳の老ゴルファーと2サムで回ったラウンド動画を元に、阿蘇ハイランドのコースの紹介を含め、反省をしながら私の欠点などを振り返ってみます。
最近、私がよくラウンドする阿蘇ハイランドは、正式には「コスギリゾート阿蘇ハイランドゴルフコース」といって、その名のとおりゴルフ場だけでなくリゾート地として開発されているところです。
「コスギ」とは「コスギ不動産」のことで、ゴルフ場を中心としたリゾート開発を行い、近くには別荘地や自然食レストラン、チョコレート専門店、ロッジ、フランピングやグランピング、温泉、乗馬など様々なアクティビティーが体験できるところです。
ゴルフ場は、当初は9Hのコースとして開業し、その後に18Hに拡張されましたが、コース整備に力を入れていて、現在も日当たりが悪いグリーン近くの森を切り開いたり、サブグリーンを作ったりするコース改造が行われています。
このゴルフ場は、楽天GORAの1人予約で「2人目まで半額」プランが定期的に出ていて、それを中心に私は予約してラウンドしているもので、昨年は120回以上もラウンドしているゴルフ場になります。
1人予約では達人と一緒にラウンドする機会が多く、それは半額プランが出た際に達人と連絡を取り合って予約するためで、達人は私の師匠的な存在になります。
まず、達人と私の違いを書けば、飛距離だけは私が上ですが、ショットやショートゲームの精度は達人の方がずっと上で、達人のラウンドを見ていると毎回ほぼ同じような攻めでホールを攻略しています。
それは達人のコースマネジメントがしっかりしていることで、反対に私は罠が分かっているはずなのに失敗していることも多く、きっちりした攻めをする達人とはスコアという結果の違いに表れてしまいます。
上の動画は3番パー4のグリーンですが、このグリーンは奥からは傾斜で寄せるのが難しくなり、ピン位置に関わらず達人の乗せた場所から上りのパットを打つ方が簡単です。
達人は、上りのパットを寄せて難なくパーセーブでしたが、私は左奥に零し、どうにかアプローチが寄ってパーセーブできたものでした。
つまり同じグリーンなのに、達人は簡単にパーを獲っていたのに対し、私はボギーと紙一重になるパーであり、そうなった理由はピンまでの距離のクラブを使った私と手前までの距離のクラブで転がし上げた達人のマネジメントの違いだということです。
セカンドは達人が先に打っていて、私はそれを見て「右奥のピンの近くに」という「欲」からセカンドを左に曲げてしまっていて、もし1番手短めのクラブで打っていれば、曲がってもグリーンのピン手前には乗っていたはずです。
ピンが手前だった場合は花道にショートでも良いと思ってプレーしますが、ピン位置が奥に変わるとその意識が無くなってしまい、達人のようにピン位置がどこであっても同じ攻めをするという「不変の考え」を忘れてピンチを迎えています。
次は、4番パー3の攻めでの達人とのショットの精度の違いです。
(私は1m弱ショートし、達人は40センチほどに付けOKパーでした)
4番パー3のグリーンは左右に外すと傾斜があって下の凹みに転がってパーが厳しくなるため、最近は達人の真似をしてピン位置に関わらずグリーンエッジまでのクラブ選択をするように心がけています。
この日は、達人のティーショットはいつも転がってグリーンに乗るのに手前に止まってしまいましたが、パターで難なくピンに寄せています。
私は、エッジまでのクラブで打ちましたが、左ラフに外し、達人のようにパターでは厳ししそうだったので9鉄で転がして寄せ1になりましたが、左右に外し気味だと寄せ1が厳しくなるもので、ショットの精度の差が出ていました。
次は少し戻って、2人共にミスが出た2番パー4のセカンドです。
達人はショットミスでボギーは仕方ない部分もありましたが、私の場合はマネジメントミスという点がお粗末でした。
(ショットミスの達人はそれでもボギーで凌いでいて、私はダボになっています)
達人のセカンドはダフッたため左に外していますが、この日のピンは左奥のコブの上だったので左に外すとほぼノーチャンスでした。
それなのに、私はもう少し右センター狙いにすべきところをピン方向に打って達人と同じように左に零していて、アプローチは止まらず、パーパットは上りフックラインを狙って強く打ち、左に切れて返しも外すダボにしていて、セカンドの位置から考えるとお粗末なマネジメントをしています。
次はまた戻って1番パー4のパット力の差です。達人と私は同じような場所に2オンしていて、私の方がカメラセットに手間取り、達人が先に打ってバーディーとしていて、私は参考になるパットを見ていたのに、右を抜けてしまっています。
私が先に打ったのであれば、仕方ない部分もありますが、参考パットを見ていてのこの結果は、達人と技術力や記憶力の差があるということです。
次からは阿蘇ハイランドのグリーンの特徴が出ている場面です。
1番と同じような場面が17番パー3のそれぞれがバーディーパットを打った場面であり、この時は先に遠い私が打ってカップ右を抜け、それを参考に同じラインから達人が真っすぐ狙ったら左に切れたというものです。
私のラインを参考にしてしまった達人が、「?」と納得いかないようでしたが、これはハイランドのグリーンの特徴である、強めだと真っすぐに抜け、弱いとカップ手前で垂れるということになります。
次は、10番グリーンの恐るべき曲がり具合で、私が3パットしてしまった場面です。10番グリーンは奥からの傾斜が強く、特に右手前にピンがある場合はピンオーバーは例え1mでもダメで5mのエッジからの方がずっと良いと思っています。
見た目でそこまでの傾斜が分かりにくいのが罠であり、この時のパットもスライスと分かっていたものの、カップを過ぎて止まらないとは予想外でした。
達人も私のパットが90度以上も右に曲がって転がって行くのを見て驚いていましたが、打った本人もびっくりしていて、ここに乗せたのが運の尽きでした。
下の動画は12番パー4の私のバーディーパットでしたが、スライスラインを打ってしまうと3パットの危険性があり、打たないとカップに届かないものです。
次からの2つの動画は私の数少ない成功例を写したものです
14番ではバーディーが来ましたが、これも3打目をウエッジを使って花道でクッションさせたものがピン近くまで寄ったものです。
それくらい14番は手前からは止まらないグリーンであり、直接乗せると大きく奥まで転がってしまうもので、なぜウエッジでのアプローチショットなのに止まらないのだろうとがっくりしてしまいます。
ホールの順番は逆ですが、上の14番のバーディーの流れは、その前の13番の寄せ1パーにあると思っています。
13番はかなりの打ち下ろしになるパー4で、左は凹みがあるため右のカート道路を狙い、右からの傾斜でフェアウェーに戻すようU4で打つ攻めをしていますが、最近はドライバーで右傾斜に当てグリーン手前まで打つ攻めもしています。
この日のドライバーショットは右傾斜から左に戻り切れず、ラフに止まってしまい、セカンドはグリーン左奥に零していました。
ゴルフはホール毎の勝負ですが、前のホールで気持ち良いプレーができると次のホールも気分よく迎えるもので、反対にパットミスをするとそれを引きずってしまいがちです。
本来は、前ホールの失敗はグリーンを離れたらきれいさっぱり忘れることが重要で、次のホールに向けて気持ちの切り替えは大事なことですが、チキンハートの私はどうしても失敗を引きずりがちです。
この理論でいえば、14番のバーディー後の15番は気持ちが前向きになっているホールになるはずですが、逆にセカンドをミスったのは「またバーディーチャンスを」という「欲」が湧いたためで、乗っているときこそ慎重な取り組みが必要だというものです。
スロー動画にしてみましたが、ミスの原因が自分ではイマイチ分かっていません。
最後は18番パー5のグリーン手前からの3打目からのミスの連鎖です。ここも寄せてバーディーだと「欲」が出ていて、結果ダフリ、そこから冷静さを失っています。
3打目のダフリの部分はスローにしてみました。左足上がりなので、意識はインサイドアウトに振ろうと思っていましたが、この辺りはアプローチやパットなどショートゲームの下手さが出ています。
そこに失敗したことで冷静さを失っている部分があり、一呼吸して気持ちを落ち着かせ、新たに次のプレーに取り組むことが大事なのに、悪い流れを引きづったままプレーを続けてしまいました。
今回の日記は阿蘇ハイランドのコース紹介を含め、私の欠点を客観的に見ることを目的に書いてみました。