三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ボランティアに行く

 今日はLPGAツアーのKKT杯バンテリンレディスオープンのボランティアに行ってきました。
 ボランティアそのものは3日間通して応募していましたが、初日は業務が入らず、2日目にカート運搬業務、最終日に希望したスコアラー業務が決まっていました。


 しかし、一昨日にボランティア事務局から電話があり、2日目もスコアラー業務を依頼され、朝の6時集合だということで今朝は4時に起きて5時40分には熊本空港CCに到着しました。


 朝は冷たい雨が降り、レインウエアだけでは寒そうだとスタッフ用のウインドブレーカーを以前のものと今年のものを2枚来て、その上から簡易のレインウエアを着て前半の業務に臨みました。
 当初は傘をさせばいいかと安易に考えていましたが、スコアラーは傘はNGだと言われ、急遽ポケットレインウエアを取り出して着たため、まるで大狸のように着ぶくれした格好になりました。


 6時半過ぎからスコアラーを集めて、まずどの組に付くかの抽選があり、私は22番の籤を引き当て、インスタートの組に付くことが決まりました。 

 2日目はまだ予選ですが、昨日のスコア順に組み合わせが決まっていて、22組は通算2オーバーの同スコアで、佐伯朱音プロ、青木瀬令奈プロ、吉川桃プロという組み合わせでした。


 私は青木プロくらいしか知らなかったのですが、佐伯プロは飛距離が出るタイプで、吉川プロは切れのあるショットでそれぞれ小柄ですが、見ごたえのあるラウンドを見せてくれました。


 雨の中で予選通過のためにはスコアを伸ばすのが必須という難しい状況でしたが、実力者の青木プロが5バーディー・1ボギーのToday4アンダーで回り通算2アンダー、吉川プロが4バーディー・1ボギーで回りToday3アンダーの通算1アンダーというもので、それぞれ25位タイ・31位タイで予選通過を果たしました。


 ただ、残念ながら佐伯プロは2バーディー・4ボギーのToday2オーバーの通算4オーバーになり、71位タイという結果で予選落ちになってしまいます。


 佐伯プロは攻める意識でバーディーパットやアプローチを強めに打っていたのが印象深く、結果的にはそれが決まらなかったということで、同伴者が確実にバーディーを取る中、2個目のバーディーがほぼ予選落ちが決まった最終9番パー5だったのが遅すぎたというものです。


 それにしても、3人とも最近のプロの中では小柄で、佐伯プロと吉川プロが156センチ、青木プロが153センチとちびっ子さんで、佐伯プロが3人の中で飛ぶとは言っても他の飛ばし屋とは比較にならず、3人ともにショットの正確性で勝負するタイプだと見受けました。


 さすがに青木プロがシード選手の貫禄を見せてスコアを伸ばしましたが、飛距離は一番劣っていたものの、セカンドショットの正確性と3~4mのパットの確実性に感心してしまいます。
 見ていて、私だったら厳しい距離だと思える距離をしっかり沈めていて、さすがにシード選手を維持するには飛距離がない以上パットが上手くないとどうしようもないというものです。


 あのくらい、しっかり正確にパットが打てるのが羨ましいというもので、唯一6番パー4だけ4mほどを外しましたが、それ以外は「これは厳しいかな?」と思った距離を悉く沈めていたのが印象的でした。


 青木プロだけでなく、やはりプロはパットが下手だと勝負にはならないというもので、3人で計11個のバーディーを獲っていたのです。
 見ていると空港CCのグリーンが簡単そうに見えますが、一昨年もその前の年もバンテリンの翌々日に同じバンテリンティーからラウンドしていて、女子プロはここからアンダーで回るのだと驚いた記憶があります。


 今年も参加してるネットサークルのKDG(「熊本でゴルフ」の略)コンペが20日の火曜日にバンテリンティーを使って行われますが、今年は阿蘇ハイランドに予約を入れているため空港CCでのコンペには不参加にしています。
 たぶん、100叩きが続出するだろうなと予想していますが、オーバーパーだと予選通過はおぼつかないプロの厳しさを実感しているところです。


 明日も6時集合で、今日と同じスコアラーに行く予定です。明日はどの組に当たるのでしょうか? 

(今日のお昼のお弁当。お昼とはいっても8時15分スタートの組のハーフターンの30分ほどの休憩時間に食べたため、10時半過ぎの食事です。朝食はおにぎり2個でした)