三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

足がつるほど疲れる

 今日も昨日に引き続きLPGAツアーの「バンテリンレディスオープン」のボランティアのため、早朝4時に起きて暗い中を熊本空港CCに向かいました。
 自分の車はゴルフ場に入れないため、昨日は戸島のふれあい広場が、今日は菊陽町の運動公園駐車場がボランティアの駐車場になっていて、そこまで行くとシャトルバスが会場まで往復して運んでくれます。


 今日の集合時間は6時20分だったので、4時半に自宅を出て乗り換えを計算しても6時までには着くだろうと思っていましたが、朝は車が少ないため1時間はかからず、逆に帰るときは混雑で2時間近くもかかってしまいます。


 5時半に到着後、まず受付をして朝食用のおにぎりとペットボトルのお茶が用意されているので各自取って説明開始を待つことになりますが、この時点で約1時間の待ちが発生しています。

(今日の組み合わせ表と朝食のおにぎり・お茶・ドリンクです)


 今日の業務は第一希望のスコアラーでしたが、スコアラーの場合はまず抽選をして36組のどこを担当するかを決め、その後に使用機材の説明や細々した注意事項などのお知らせがありました。


 この担当決めですが、私は特に希望はなく、できれば1番~9番もしくは19番~27番の前半の組に当たればいいなと思っていて、それはアウト・インの前半の組なので早く業務が終われるからです。


 その中の24組に北海道出身の内田ことこ選手がいたので、当たればいいなと思っていましたが籤運は悪いので期待はしていませんでした。
 この内田選手のことはあまり知らなかったのですが、昨日のフォアキャディーをしていた際に近くでセカンドショットを打ち、たまたま私の方を振り返り、ニコリと一礼してくれたのですが、その笑顔が単純に可愛かったからです。


 おじさんは単純なもので、昨日帰ってからプロフィールを調べると内田プロはバリバリのシード選手ですが、南幌町出身とあり、私が北海道に行っていた最初の3年間は岩見沢が定宿でしたが、市内ではなく南幌町に隣接した栗沢町という場所に住んでいたし、南幌リバーサイドゴルフ場という河川敷のゴルフ場があり、何度か行ったことがあったのです。


 その上、誕生日が私と同じ月日だったことも、勝手により親近感を覚えたという理由なのです。
 ちなみに内田プロは今日までの予選ラウンドを通算2オーバーの42位タイで無事に予選通過を果たしています。


 そんな抽選前の淡い期待でしたが、36分の1で引き当てることなど無理なのは分かっていて、昨日など24分の10というスコアラーの補欠抽選にも漏れているほど私は籤運はないと自覚しています。


 そんな籤運が悪い抽選ですが、よりにもよって18番籤を引き当ててしまいます。18組は表街道(アウトスタートの組)の最終組で、つまり昨日のスコアで最も良かった3人が組み合わされる組になります。


 逆に裏街道(インスタートの組)の最終組である36組はスコアが一番悪かった方からの3人の組で、注目度が全く違います。


 昨年優勝した双子の岩井姉妹の姉である岩井明愛、ツアー優勝経験者でシード選手の尾関彩美悠、ステップアップツアー優勝経験者で今年はQT7位の資格で参戦している脇元華の3人が5アンダーで並び同組になっていました。

(ラウンド後に岩井明愛プロが「お世話になりました」と使用球を手渡してくれました。岩井プロは、朝の挨拶時にも向こうから手を差し出してきて握手したため好感度は高めです)

(これは脇元華プロがアテスト後にサインして渡してくれたものです)


 注目の岩井プロがスコアを伸ばして一時は9アンダーと独走態勢に入りそうだったため、テレビカメラが追いかけることになり、私はできるだけ画面に写り込まないように気を付ける羽目になりました。
 ギャラリーもたくさん付いていて、あまり選手たちとの距離を取ると通路などで先に進めなくなるため、付かず離れず時にはローピング外も使いながら同行のキャリングボード係の高校生とスコアをチェックしながら進行していました。


 今日トップの1組は7時30分スタートでしたが18組は10時20分と遅めで、抽選が6時20分にあったため延々3時間も待つことになりました。
 座りにくい座面が傾いた固いパイプ椅子なのでそれだけでも疲れるもので、ときどき1番ティーに行って有名な選手のスタートを見学しましたが、朝はヒンヤリだったのに徐々に気温が上がって行きます。


 当初は肌寒いので半袖のウインドブレーカーの下に長袖のヒートテックを着用しようと思いましたが、暑くなったときに選手の前で脱ぐわけにも行かず、思い切って半袖シャツの上にウインドブレーカーを羽織りましたが、これが正解で徐々に気温が上がって行きます。


 あまり水分を摂るとトイレが近くなることを心配して、後半は水分を摂らなかったことが影響したのか、帰ってきたら右足が吊ってしまいます。
 18ホール歩くのはもう無理なのかと思っていて、来年からのボランティアはどうしようかと思案中で、明日のボランティアが最後になるかもしれません。


 ゴルフにそこまで興味がなくなると、プロゴルファーにも興味が湧かなくなっていて、たんなる球遊びが少しだけ上手い姉ちゃん達という程度の認識になってしまいます。
 もし、内田プロの組に当たっていたらまた興味が湧いたかもしれませんが、籤運が悪いのも「もう来なくてもいい」という運命を感じた理由の一つです。


 今日のチャオ。「チャオ!」と読んだら壁の向こうから「ひょっこりハン」的に顔を出しました。