三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

余所行きのゴルフをしてしまう

 今日は阿蘇ハイランドの「2人目まで半額」プランに、レッスン仲間で競技ゴルファーでもあるデッさんが1人目にいる組の2人目に入り成立したので、朝から出かけていきました。


 「先行者優待プラン」には1人目は3回までの制約があり、私は使い果たしていて1人目には入れませんが、なぜか2人目は制限なしに入れるため、9月の募集期間にデッさんに対し、「ダミーでもよいので1人目に入って」と頼んでいたのです。


 結果的にデッさんも仕事の調整ができたようで、そのままにしていて成立しましたが、3人目にプロが、4人目に1人予約は初利用という30歳の方が入り、4バッグでのラウンドになりました。


 30歳の方はゴルフ歴4年ということでしたが、緊張されていたのは口数が少なく、口が悪いプロから「コリン」とあだ名を付けられ、最後の方では「コリン」と呼ばれると「ハイ」と返事するほどになってしまいます。
 4年の経験にしては、年配者みたいな渋いゴルフを展開されますが、終わってから話をすると飛距離が出ないことが悩みのようで、まだ30歳と若いため変な癖が付く前にプロのレッスンを受けることを勧めました。


 ただマナーの点では満点を与えられる方で、プロも「邪魔になることはなかった」と褒めていたし、カートに乗り込む際もクラブを持って乗るという心遣いがあり、ぜひこのままゴルファーとして成長してもらいたいものです。


 お風呂の脱衣所でしばらく話して、同伴者の1人はプロだと明かし「プロのレッスンを受けるならきっと飛距離は伸びますよ」とレッスン会場のサンバレーの場所や時間帯などを教えました。
 「体験レッスンは無料だから一度来てみれば?」とお誘いし、「日曜なら」とそれなりに興味を持たれたようですが、果たしてどうなるのでしょうか。

(練習グリーン横のフランピングがかなり整備されてきました。なんのためか蝋燭がたくさん置いてありましたが、営業開始はまだのはずです)

(フランピングとは「フランク」に「キャンピング」という造語のようです)

(ラウンド中は曇っていましたが、早朝は晴れ間も見えました)


 さてラウンドは、どうしてもプロから見られているというある意味、緊張感があり、普段ではやらないクラブ選択などをしてスコアを崩してしまいます。
 ただ、前半は何度もバーディーチャンスがあったものを外しまくったことが後半に祟り、10番からショットが当たらなくなり、12番では「お先に」の短いパーパットを外すポカをしたり、13番ではフェアウェーからのセカンドをトップしてOBを打つなど、立て直しが効かないものでした。


 1番パー4は手前のカップに右奥4mのバーディーパットがカップ右を抜け、2番パー4は奥のカップ手前1.5mをカップ右に外してしまいます。
 3番パー4は中央のカップに左から9mほどの上って下るスライスラインを打ってしまい、カップ左を抜けた後に2m強も転がり、返しはカップ左に切れる3パットにしてしまいます。


 4番パー3もカップ手前2mほどのバーディーチャンスを今度はカップ左に外しましたが、2番は曲がると読んで4番は曲がらないと読むチグハグなものになってしまいます。


 5番パー5も奥のピンの左4mのバーディーチャンスでしたが、ここも傾斜の強さを読み切れず、カップ手前で切れるものでした。


 6番パー4は手前のピンにフェアウェーからショートするいつもの悪い癖が出て、花道からの手前のピンへのアプローチは手袋を外してパターで打つ準備をしましたが、ウエッジの練習をしようと58度に持ち替えましたが、トップ目に当たって奥にオーバーし、返しの4mフックラインはわずかにカップ右を抜けるボギーになってしまいます。
 朝の練習グリーンでこの距離のアプローチを何度も練習していたのに、いざ本番では中途半端な打ち方をしてしまい、プロから「もっと左腕を上げて構えるように!」と注意されました。


 7番パー4もカップ手前5mのバーディーチャンスでしたが、スライスラインを強めに打ってカップ右を抜けるもので、ここも普段だったらカップまでの距離を打つものがどうしてもカップオーバーに打ってしまいます。


 8番パー3は寄せ1のパーとした後の9番パー5もカップ手前から7mほどのバーディーパットは、カップ手前で急激に左に切れてしまいます。


 前半は、2ボギーのスコア38でしたが、パット数は18打になっていて、チャンスを決めきれないツケが後半に響いてしまいます。


 10番パー4はドライバーショットをチョロってしまい、セカンドはU6を右に吹かし、アプローチは上げて止めようとしましたが、上手く当たらず、左カラーからのパーパットはカップ右に切れてボギーになりました。


 11番パー3は左のカップにアゲインストの風と読み、打ち下ろし170yをU6で真っすぐグリーンオーバーしてしまいます。
 9鉄の転がしは手前にコブがあるように感じて強めに打ったら下りで止まらず、6mのパーパットも決まらずボギーになりました。


 12番パー4はU4で打ち、フェアウェーから8鉄でピンの左8mほどにオンし、下りスライスのバーディーパットはカップ左を抜け、残った60センチを「お先に」と無造作に打ったら左に外してしまい、ボギーになってしまいます。
 このポカが痛く、せっかく連続ボギーを切れるはずを、3連続ボギーにしてしまうと、次もミスが出てしまう展開になるのは必然だったのかもしれません。


 13番パー4もU4で打ち、フェアウェーから7鉄でグリーンを狙いましたが、トップしてしまい、右奥の傾斜に転がってOB杭を超えていました。
 暫定球はグリーンの左に外し、ここは58度でカップ左30センチに寄せ、1パットのダボにしてしまいます。


 14番パー5はドライバーショットが左ドックのコースを右目に飛びラフで、普段だったらU4で打つところを練習した5Wで打ちましたが、やはり苦手意識があるのかチョロってしまいます。
 残り210yフェアウェーからもう一度5Wでチャレンジしましたが、右にスライスして大きく外してしまいます。
 ここは52度で30yを4mに付け、このパーパットが決まるパーになりましたが、2度もミスっていて気分は良くないものでした。


 15番パー4はドライバーショットが当たらずに右に飛び、カート道路上に止まっていました。救済を受け、52度のセカンドはショートし、58度のアプローチを1m弱に寄せてパーゲットでした。


 16番パー4はドライバーショットでスライスをかけようとして失敗し、右バンカーに入ってしまいます。
 7鉄のセカンドはグリーン左に外し、アプローチは奥のピンの奥1m強でしたが、先にデッさんが同じようなラインを「真っすぐ」と言いながら簡単に決めてしまい、スライスと読んでいましたが真っすぐに変えて打つと右に切れてしまいます。


 17番パー3は9鉄でピンの左3mでしたが、このバーディーパットも右に外すパーに終わります。


 18番パー5はフェアウェーから7Wのセカンドが当たらず、右手前から打ち上げの30yがわずかにグリーンに届かず、ここはパターで6mを狙いましたが、カップに届かずのパーでした。


 後半は4ボギー・1ダボのスコア42で14パットでした。通算はスコア80で32パットです。


 今日、パットを決めきれなかったのは朝露の影響が大きかったのですが、打ち方を間違っていたのもあります。
 私はパッティングの際にフォワードプレスを入れるようにしていますが、最近フォアワードプレスを小指側からするとフェースが開き気味に、親指側からするとフェースが閉じることに気づき、フックラインは小指側から、スライスラインは親指側からするようにしていますが、2番では小指側からしてフェースが開くのにカップ右目を狙ったため外してしまいました。


 ショートパットをカップを外さず、ラインをフェースの開閉で消す打ち方のはずなのに、いつものライン取りで打ってしまったのがミスパットした理由です。
 4番はそれをせずに真っすぐ打ってしまいましたが、まだこのやり方が板についていない証拠でもあります。
 16番や17番もそれをやらずに外していて、やったりやらなかったりするのが、混乱のもとになるようです。
 5Wのショットも含め、まだまだ練習が足りないということが分かるラウンドになりました。