三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

連続して練習に行く

 昨日は日曜日でしたが、何もすることがなく、ゴルフの練習に行こうと思い立ちました。


 これまでだったら近所の打ちっ放し練習場に行くことになりますが、元はメンバーだったものにすでに失効していて、新たにメンバーになるためには数千円の年会費のほかに時間無制限で1,220円の料金が必要になります。
 ビジターだと会費は不要なものの、時間無制限で1,680円と割高感があり、メンバーになるかどうか迷うところです。


 私は練習場にはほとんど行かないため、会員になってもほぼメリットはありません。そのうえ、サンバレーゴルフプラザで毎週レッスンを受けているため、ますます他所の練習場には行かないだろうと思いました。
 そんなとき思いついたのが、サンバレーで行われている鋤田プロのレッスンが日曜日もやっていることで、昨日一緒にレッスンを受けた天草から通ってくる「ミーちゃん」(64歳のおじさんです)が、土曜日以外に日曜日もレッスンを受けていると言っていたのを思い出しました。


 自主練なのでレッスンは受けませんが、レッスン生なのでメンバー料金扱いになり、時間無制限で1,250円になるため、サンバレーに行こうと思い立ちました。
 サンバレーまでは車で20分ほどなので、そこまで遠くはなく、そのうえ利用客もそう多くない練習場なのでゆっくり練習できるだろうという期待もあります。


 レッスンが行われる東側の駐車場に止めると、窓からプロが「練習に来た?」と声がかかり、レッスン生用に確保してある打席の隣に来るように指示されました。
 日曜日のレッスンは14時から17時までの時間帯のようで、13時過ぎに行ったときはまだ数人しか来ておらず、土曜クラブ(土曜日のレッスン生)とは何となく雰囲気が違う様でした。


 その理由は、日曜日は女性が多かったためで、男性はミーちゃんを含めて2人だけで、残りは4人が女性という華やかさが土曜クラブにはない雰囲気です。
 練習をしていると、プロからレッスン生が持ってきた差し入れの「いきなり団子」を分けてもらいます。


 見ると、女性たちはケーキを食べていて、その理由は11月22日が土曜日にも時々顔を見せる「マルちゃん」の誕生日だということで、「♬ハッピーバースデー♬」の合唱もあっていて、さすが女性陣だと思ってしまいます。

(右手前が昨日が誕生日のマルちゃんです。確か20歳+αになります)

(マルちゃんが食べていたケーキを見せてもらいました。食べたほうを向こう側にして最初の形が少しだけ分かるようにしてくれました)


 今日はプロからのレッスンそのものは受けず、前日の復習をメインに練習しましたが、時々レッスンの方に行ってミーちゃんなどを冷かしたりしていて、あっという間に時間だけが経過していきます。


 レッスンでは前日も行われた10y先の板切れに当てるアプローチ練習から始まり、その練習に使われる紐付きの練習板を撮影してみました。

(紐が付いているのは、投げた板を紐を引っ張って回収するもので、危険防止のためです)

(こちらは虫取り網に向かってフワリとしたアプローチを実演してみせるプロ) 

(こちらは女性2人が組になりパター練習をしていましたが、見事なストロークをしていました。以前に私がやった際は30センチ先にある出口の2個の球に当ててしまい、カップになかなか届かなかったのに、いくつもカップインしています)


 私の自主練も58度によるアプローチ練習から始まり、58度の練習を200球ほどした後、前日の復習でフェアウェーウッドの練習とアイアンでのフック・スライスの打ち分け練習を行いました。
 7Wはそこそこ当たるものの、5Wが右に飛ぶことが多く、とにかくフック球を打とうと練習を繰り返しました。


 結局、フックが出るようにバンプさせた構えで、ハンドレートを意識して打つとどうにかときどき左にフックが出るようになりました。
 ただ低い球しか出ないため、顔でカウンターを入れるように心がけたら、高さも出始めますが、まだまだ安定性には程遠いものでした。


 もっとも5Wの練習はある意味、初めてのことであり、これまで練習場で打ったことはレッスン以外はなく、ラウンドで5Wを使うのは10ラウンドに1回程度だったので、上手く打てないのは当たり前だということです。


 まったく当たらなければどうしようもないのですが、時々は当たるようになったため、10回打って半分程度当たり、その残り半分もチョロやトップでもそこそこに当たればよいというものです。
 たぶん、練習場の球よりコース球のほうが上がりやすいはずで、練習球を無理して上げようとするとカチ上げスイングになってしまうため、高さを必要とするためにはスライス球を打つことだと考えるようにしました。

 17時前に「打つのをしばらく中止してください」と放送があり、球拾いが始まりました。人力で拾っていますが、中央の人物は私の従兄で「バイトしてるの?」と言ったら「ボランティア」と言っていて、西側の打席で練習中だったようです。
 従兄はグランドシニアになる70歳代で先に県アマにも出場していて、昨年はベスト10以内に入っている腕前ですが、ゴルフをやっているのはサンバレーで偶然会って初めて知りました。


(集められた球は左にある水が流れる水路に入れると、水の力で回収施設に戻ってきます)

(流れてきた球は水路で運ばれる途中に綺麗になり、最初にここで水が下方へ抜かれます)

(水と分離された球は上の画像の左にあるこちらに貯められ、左下方にある入り口からコンベアで球を供給する施設に引き上げられます)


 17時にレッスン組は終わりましたが、私はその後も18時近くまで計600球を打ちましたが、400球は58度のアプローチショットなので、そこまで疲れは出ませんでした。
 プロもレッスン生もいなくなった中、一人残った「マルちゃん」が私の打席の後ろで黙々とドライバーショットの練習をしていて、時々は良い音を出していて「いい音が出てますね」と褒めたら「右にしか行かないんですよ」と言っていましたが、やる気があればきっと上達は早いというものです。


 結局、私が先に終わって帰る際も、「マルちゃん」はまだショット練習をしていて、せっかくの誕生日の夜を打ちっ放し練習場で過ごすのかなと、おじさんは余計な心配までしてしまいました。