三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

エアポケットに入ったようなポカが続く

 今日はホームコースの「あつまる阿蘇赤水GC」のスポンサー杯(鶴屋杯)に参加するため、朝から出かけて行きました。
 昨日のうちにゴルフ場に電話を入れ、先週も一緒だった50歳代の方の予約枠に入れてもらったため、今日はスタート時間もはっきりしていて安心して阿蘇に向かえました。

(ネット競技なので、現在のHDCPでは今年は厳しそうです)


 50歳代の方もいつも飛び込みで来られますが、最近は当日枠が少ないため、1人でも予約していたほうが良いということで予約されたとのことで、誰も来なかったらどうなるのかちょっと心配です。
 その時は当日枠になりそうですが、今日はトップスタートなので誰も他が来ずに2バッグ割り増しが1,650円必要になるかもと心配していましたが、お一人の方が入って来られ、結果的には割り増しは550円で済みました。


 入って来られた方は、72歳ですが私が赤水のメンバーになった頃のクラチャンで、シニアチャンピオンも複数回、現在のグランドシニアでも昨年は二度目の優勝をされた競技委員長でした。


 ゴルフ漬けの環境が可能な自営業者のクラチャンが多い中、この方は元サラリーマンであり、顔を合わせると気軽に声をかけてくれるような気さくな方で、同じサラリーマンゴルファーとしての憧れの存在でした。


 3人ともに来週開催予定の選手権に向けての練習ラウンド的なもので、私にとっては昨年の鶴屋杯で優勝していることもあり、連覇を目指していましたが17番で気が抜けたようなプレーをしてしまい、大きくスコアを崩してしまいます。


 何かエアポケットに入ったかのような状態になったのは自分でも不思議で、いわゆる「お迎えが来た」状況になっていたようです。


 1番パー4はドライバーショットが右目のラフで、つま先上がりから6鉄でピンの手前6mにオンでしたが、バーディーパットはカップ右を抜けるパーに終わります。
 元クラチャンは、さっそくチップインバーディーとしていて、「恐れ入りました!」と2オンした2人で最敬礼してしまいます。


 2番パー4もドライバーショットが右目ラフで、今日はショットナビを持って行かなかったため微妙な距離が分からず、フライヤーしても安全にとPWで打ちましたが、わずかに砲台グリーンに届きませんでした。
 左足上がりの傾斜から1mに寄せて、ここはパーセーブでした。


 3番パー3は9鉄のショットが風に負け、右バンカーインになり、バンカーショットは上手く打てずに5mが残り、このパーパットはわずかにカップ右を抜けるボギーになりました。


 4番パー4は左ドックなので突き抜けないようにU4でナイスショットし、セカンドもU4でしたがややダフリ気味でフェアウェーでした。
 カートのナビによる残り107yをPWでピンの左3mにオンし、ここはしっかり打ててバーディーゲットでした。


 5番パー4もドライバーショットがスライス目になり、右フェアウェーから52度でピンの左手前5mにオンでしたが、ここはラインに乗っていたものの上り傾斜が強く、カップ手前で止まるパーに終わります。


 6番パー4はドライバーショットは右目のフェアウェーでしたが、つま先上がりから7鉄のセカンドが上手く当たらずにグリーンに届かず、アプローチもダフリ気味で4mのパーパットはカップ右を抜けるボギーでした。


 同伴者の2人はグリーンを外してもナイスアプローチでピンに寄せられますが、グリーンに一番近いのにパットは一番遠くなってしまいます。


 7番パー3はU4でピンの手前7mにナイスオンし、このバーディーパットはカップにわずかに届かないパーでした。


 8番パー4はここもドライバーショットが右目に飛び、右の木々がグリーン方向を遮っていたので、7鉄でスライスを打とうとして真っすぐ飛び、昔のサブグリーンでした。
 ここはアプローチを上手く寄せ、1.5mほどのスライスラインを上手く沈めるナイスパーでした。


 9番パー5はフェアウェーからセカンドのU4で左に飛んでしまい、3打目は左手前のコブでグリーン面が見えず、アプローチは思ったほど右に切れずに止まり、5mの下りスライスラインも思ったほど転がらずにカップ左手前で止まるパーでした。
 元クラチャンは3mほどのバーディーパットを決めています。


 前半は1バーディー・2ボギーのスコア37で15パットでした。元クラチャンも同スコアの37で、昨年の社長杯チャンピオンの50歳代の方は40というスコアでした。


 そのままスルーで10番に向かおうとしたら、スタート室の係から「10番に2台詰まっています。かなり遅い組なので待たされると思います」と言われ、前半はリズムよく回れましたが、後半は一転して待ち待ちになってしまいます。


 なにしろ前々組は女性2人にお年寄り1人の3バッグでしたが、お年寄りがカートに乗らずにトボトボと歩いていて、健康のため歩いているのでしょうが後方のことも考えてと言いたい気分でした。
 
 10番パー4はドライバーショットが当たり、フェアウェーから8鉄での大きいかなと思いましたがピン奥にオンでした。
 下りの7mのバーディーパットを打って1mオーバーでしたが、どうにか返しが入るパーでした。


 11番で前組が打てずに待っていて、そのうち後続組もやって来て渋滞が出来てしまいます。
 後続組には、顔見知りのお年寄りたちがいて、「偽シニアだ!」と散々冷やかされたのは、同伴者の50歳代の方が「シニアの飛距離でない」と10番で言っていたためです。
 その後も、ティー横に来られるたびに話しかけられたりしていましたが、私が偶にしか来ないため、そんな口攻撃も仕方ないのかもしれません。


 11番パー3では8鉄のショットが右手前のラフで、ここもアプローチをダフリ気味でオンし、3mのパーパットは右を抜けるボギーになりました。


 12番パー4はドライバーは今日は真っすぐ飛びましたが、セカンドでU6が当たらずに左ラフに外してしまいます。
 ここは上手くアプローチが寄り、2mを入れてナイスパーになりました。


 13番パー4はドライバーショットが飛びすぎて、下り傾斜になるところまで飛び、左足下がりから60yを上手く打てずにショートし、アプローチもエッジにショートしてパターで打って右に外すボギーでした。
 どうしてもピン位置が手前だと奥に打ちたくないという意識が生まれてしまいますが、ウエッジでのセカンドなので、しっかり奥目でもオンさせることが大事だと反省しました。


 14番パー5はU4でフェアウェー、セカンドもU4でフェアウェーでしたが、3打目で大きめのPWで緩んでしまい手前にショートしてしまいます。
 アプローチも上手く打てず、5mのパーパットは右に外すボギーになりましたが、13番・14番と連続してショートゲームを失敗して、他の2人が上手いアプローチをしている中で、自分の下手さにがっかりでした。


 15番パー4は左目のフェアウェーから8鉄でピン右奥にオンし、ここは下りと思って6mを打てずに1mもショートしましたが、どうにか入れてパーゲットでした。


 16番パー3はU6のショットが右に飛び、バンカー先のラフでした。ここのアプローチは上手くピンに寄せ、1mのパーパットも決まりナイスパーでした。


 このパーで、このまま終えられるとなんとなく気が抜けてしまいます。


 17番パー4はドライバーショットが大きく右に曲がり、暫定球を打つことになり、気分がふわふわしたものになってしまいます。
 同伴者が右ラフの中にあった球を探してくれ、OBは免れましたが、気分はOBを打ったもので、ここから頑張ってボギーを取りに行けばよいものを、OBで終わったような気分になっていました。


 直接グリーン方向は狙えず、U6で馬鹿みたいに打ってフェアウェーを横切って左ラフに入れ、そこから残り90yを52度で右奥に外し、アプローチをトップして左段下に落とし、そこからやっと乗っただけでダボパットも右に外すトリプルになってしまいます。


 ホールアウトしてから自分は何をしたのだろうと思うほどで、よほどOBの方が気持ちを切り替えてダボを取りに行っただろうに、助かった分、なにか気持ちがエアポケットに入ったようになってしまいました。


 気持ちを切り替えて、最終18番パー5に向かいます。ドライバーショットはフェアウェーでしたが、左足上がりのコブ上の途中にあり、U6のセカンドをダフってしまいます。
 残り200y以上が残り、7Wでグリーン左に大きく外しましたが、30yのアプロ―トがあわやカップインというナイス寄せで「お先に!」のパーでした。


 後半は3ボギー・1トリの6オーバーになるスコア42で14パットでした。通算はスコア79で29パットですが、HDCPが5.6なのでネットスコアは73.4になり、これでは上位は全く望みがないものです。


 今日は同伴者もそれぞれ1ホールはやらかしていて、それでも競技委員長はスコア75で纏めていて、昨年の社長杯チャンピオンは83というスコアでした。


 いよいよ来週は選手権予選ですが、果たしてアプローチをもっときちんと打てるようになるのでしょうか?
 あまりグリーンに近づくより、それなりの距離があったほうが、今日は寄っていたので敢えて距離を残すのも手かなと思ってしまいます。
 アプローチの達人からいつも言われていますが、「簡単そうなアプローチは失敗するのに、難しい方が寄せれるのは気持ちの持ち方の問題」であり、いつも「難しい」と思っていればと言われているのです。


 ただ今日は9鉄の転がしを使わず、敢えて全て52度を使ったのですが、やはり短い微妙なタッチが必要なアプローチをしっかり打てないようなので、来週は転がしを多用することになりそうです。