強雨の予報の中、最後までラウンドできる

2020/09/17 17:00

　今日は楽天1人予約が成立し、阿蘇ハイランドGCまで行ってきました。

　昨日の時点で今日の阿蘇地方の天気予報は終日にわたって強い雨予報で、よほどキャンセルしようかと思っていましたが、楽天GORAの1時間ごとの予報では9時から11時までは雨マークは付いていたものの、ラウンド可能なマークになっていたのです。

（ヤフーの天気予報ではかなりの雨量予報でしたが、この楽天GORAの阿蘇ハイランドの予報だけを頼りに行くことにしました）

　今日のスタート時間は8時50分で、2サムなので進行さえ停滞しなければ12時までには終われると予想していて、少々の雨に降られることは覚悟していました。

（途中の二重峠では7時頃でしたがすでに渋滞が発生していて、雲がかかり雨模様でした）

　早朝の出発前にはかなり雨が降っていたものの途中は止んでいましたが、二重峠越えの際は雲がかかってライトを付けるような薄暗さで、この辺りでは「今日は雨で無理かも」と思いながら、半ば諦め気味に運転していました。

　今日の1人予約は、同伴者が先にキャンセルするなら仕方ないけど、自分からはキャンセルはしないと決めていました。
　相手もキャンセルしなかったため成立したものですが、相手の方が大分の方だったのでドタキャンがあるかもと心配はしていました。

　実は、今日の同伴者は1人予約の常連さんの中ではかなり有名な方で、それは「変人」という意味での有名だったのです。
　知り合いの年配の常連さんが以前に今日の大分の方と菊池CCで一緒になり、たまたまその方の球を誤球をしてしまい、すぐに謝ったものの、その後もずっと誤球について愚痴を言われ続け、その度ごとに謝る羽目になったと言っていて「二度と一緒には回らない」という話を本人からはもちろん、他の常連さんからも聞いていたのです。

　私も以前に南阿蘇CCでご一緒したことがあり、余計な一言が多い方だなとは感じていて、「アプローチの達人」やプロも一緒に回ったことがあり、この方の名前を出すとすぐに話が通じて、話題が盛り上がるほどの有名人になっていたのです。

　ご本人の名誉のために書いておきますが、確かに独り言は多いもののマナーが悪いわけではなく、よっぽどマナー違反者の多い1人予約の中では好マナーの部類に入る方でした。

　知らない人だと独り言を何か話しかけられたと勘違いする場合がありそうで、私は一度ご一緒していたのでどうせ独り言だと思い、普通に「ナイショ！」や「ナイスパー！」など声をかけるだけで、ほとんど自分の世界の中に入っていました。

　聞こえてくる独り言は、自分自身を責める言葉のようで、ラウンド中に何度も自らを責める癖があり、はっきり聞こえる大きめの声で言うため、それを同伴者が自分への批判や皮肉だと勘違いしたのかもしれません。
　もっとも、私としては「せっかく楽しいラウンドなのに、そんなに自分を責め続けなくても」と思いますが、私も同様にミスをすると愚痴るタイプなので、案外と同じようなものなのです。

（今日は雨模様なのでバンカー練習には行かず、パット練習を長目に行いました）

（雨のためカート乗り入れは当然不可で、通路には所々に水溜まりが出来ています）

　今日は雨模様で来場者が少なく、我々の前には1組いただけでしたが、スタート室の係から「雨模様なので早目にスタートしたほうがいいかも」と言われ、スタート予定の30分前に1番ティー横に行くと、トップスタートの若者たち4人がティーショット中でした。

　すると打った後の1人が「我々は下手なのでご迷惑を掛けます」と言いに来たので「先に行こうか？4人の後に続けて打つから」と答えると「助かります」と言ってくれ、4人に続けてティーショットし、カートを先に出して我々が先行することになりました。

　これが功を奏し、前半・後半共に1時間15分ほどでラウンドでき、雨に降られたのは10番への移動する時間帯だけで、終わってからクラブハウスに帰って来た途端に激しい雨が降り始め、「普段の行いが良いからね」と早目のスタートを勧めてくれた係員に冗談を言うほどラッキーでした。

（クラブハウスに帰って来ると、雨樋から勢いよく雨水が流れるほど雨脚が強くなり、その前に終わってラッキーでした）

　1番パー4は若者たちが見守る中、力が入り左ラフでしたが、セカンドを52度で右奥のピンに対して右手前にオンし、6mのバーディーパットは左に切れるパースタートでした。
　今日のテーマも「ティーショットの際のスタンスの向き」でしたが、1番だけは慌てて打ったため、左を向いていたようです。

　2番パー4はドライバーショットはアゲインストの風で傾斜下までは飛ばず、右のラフでした。
　ここも52度でピン筋に打てましたが、止まらず奥に付き、下りの3mはスライスラインを膨らませきれずカップ手前で右に切れるパーに終わりました。

　2番以外のホールは、グリーン上で球が埋まり込むほどの軟らかさで、何度もショート気味になりましたが、このホールだけは止まらずに奥に転がっています。

　3番パー4は右目のフェアウェーから右奥のピンに対し、右カラーに外し、6m下りのフックラインをパターで寄せ「お先に」のパーでした。

　4番パー3は8鉄でやや奥目のピンに手前にオンでした。ここはやや打ち下ろしですが今日は奥のピンへ155yだったので8鉄ではショート目だと思っていて、それでもオーバーするより手前という意識でクラブ選択をしています。
　10mほどの長いバーディーパットはラインに乗っていたものの、カップ手前で寸止めになるパーに終わります。

　5番パー5はスタンスに気を付けながらのドライバーショットを煽ってしまい、右に出て木に当たる音がしましたが、コース側に出てきたようには見えません。
　暫定球は右目のフェアウェーでしたが、初球は見つけられずOBになってしまいます。4打目はU4でフェアウェーでしたが、5打目の52度を2段グリーンの奥の段に突っ込めず、段の途中から手前に戻ってしまいます。
　段下からの長いボギーパットはカップ左1mでしたが、これをどうにか沈めダボになりました。
　右にOBを打つとどうしても左を向きたがりますが、右へのミスは仕方ないと思っていて、次からもスタンスは狙い方向にスクエアに構えるように心がけました。

　6番パー4はドライバーショットはフェアウェーセンターにナイスショットになり、52度で左のピンの手前にオンし、3mのバーディーパットはカップ左を狙い、狙い通りに最後に右に切れてカップインするバーディーでした。

　7番パー4はドライバーショットは右目のフェアウェーでしたが、つま先上がりのライからPWでシャンクが出てしまいます。
　3打目でピンの左にオンし、7mのパーパットはカップ左淵で蹴られるボギーになりました。

　8番パー3は8鉄でアゲインストの風に負けて右奥のピンに手前にオンでした。9mほどのバーディーパットは1m弱右を抜けてオーバーしましたが、返しをどうにか沈めパーゲットでした。
　今日はスタート前にショートパットの練習を30分ほどしていて、練習の際はなかなか入りませんでしたがラウンドでは1mが良く決まり、スコアを崩すことがなかったのです。

　9番パー5はドライバーショットはフェアウェーで7Wでグリーンの右手前のラフで、左のピンに上手くアプローチできた手応えでしたが止まってしまい、3mのバーディーパットは左に切れるパーに終わります。

　前半は1バーディー・1ボギー・1ダボのスコア38で16パットでした。

　9番が終わってから雨が降り出し、カートに覆いを被せます。雨は10番のティーショットまで降っていましたが、その後は幸い気にならないほどの小雨になりました。

　10番パー4はドライバーショットが左傾斜に当たってフェアウェーでしたが、セカンドの8鉄で引っかけてしまい左ラフでした。
　52度のアプローチは上手く打てましたが、傾斜の強い手前のピン位置では止まらずカラーまで転げ、パターで4mほどの軽い上りのフックラインが決まり、ここはラッキーなパーセーブでした。

　11番パー3は8鉄のショットが左に飛び、オンしたものの右手前のピンへは10m以上のパットになりました。
　下ってカップ付近でやや上るバーディーパットは打ち切れずに2m弱ショートしましたが、今日はショートパットが決まる日で、ここはしっかり打ててパーセーブでした。

　12番パー4はU4のティーショットが左に飛び、凹みの深いラフでした。8鉄のセカンドはダフリ、手前のラフからのアプローチは手前のピンに対し奥目にオンし、下りの3mのフックラインはショート目になるボギーでした。

　13番パー4はU４のショットはフェアウェーでPWでピン奥にオンし、フックラインの5mのバーディーパットは左に外すパーでした。
　曲がると思えば曲がらないし、曲がらないと思えば曲がるハイランドのグリーンに手こずります。

　14番パー5はドライバーショットは左ドックのコースを真っすぐ突き抜けラフで、U4でフェアウェー、52度でピンの右3mでしたが、このバーディーパットはフックと読んで右を抜けるパーでした。

　15番パー4はドライバーショットが傾斜で右に転がりましたがフェアウェーで、打ち上げのセカンドを52度でピン奥に対し手前にオンし、10mのバーディーパットは右を抜けて1mオーバーしましたが、返しが入るパーでした。

　16番パー4はU4でティーショットを打ち、残り170yを6鉄でグリーン手前に運び、左手前のピンに52度で1mに寄せてパーゲットでした。

　17番パー3は右奥のピンに7鉄で右カラーに外し、パターで6mが入るバーディーでした。

　18番パー5はドライバーショットは飛んで、やや突き抜けたラフにあり、セカンドは７Wで右のピンに対して左目の奥エッジに運びます。
　パターかアプローチかで迷いましたが、カラー部分が長くなる角度のため9鉄で10mほどを転がすと、カップに後一転がりでイーグルというナイス寄せで楽々バーディーになりました。

　後半は、2バーディー・1ボギーのスコア35で12パットでした。通算は、スコア73で28パットです。

　今日はショートパットが決まり3パットしなかったことが幸いで、大きくスコアを崩すことはなく、17番・18番で連続バーディーが来てスコアを戻せました。
　ただ途中は入れたい距離をことごとく外していて、この辺りがパットの下手さが良く出ています。

　同伴者の方は、はっきりはしませんが前半は10オーバーで後半が9オーバーだったようで、最初の方でダボが来ていましたが、後半はそこそこにスコアは纏まっていて、それはショットが安定してきたからです。
　もう少し、自分を許しながらラウンドすればと思いますが、ずっと独り言を言いながら反省されていますが、果たしてそれで楽しいのかと余計な心配をしてしまいます。

　反省の内容をよく聞いてみると「頭が動いてる！」と何度も言っていて、そこまで反省するなら動かさないようにすればよいのにと思ってしまいますが、それがきっとできないから悔しいのでしょう。