ラウンドレッスンは「くまもと中央CC」のアウト
昨日は土曜日なのでレッスン日でしたが、前日にグリーンヒルでプロとラウンドした際にプロから「土曜はレッスン生が午後は2人になり、その場合はラウンドレッスンに変えているけど大丈夫?」と尋ねられ、「大丈夫です」と答え、午後から「くまもと中央CC」に行く予定でした。
昨日の午前中は雨で、前日の大雨で球磨川が氾濫し、県南部では大きな被害も出ていましたが、熊本市は昼前には雨も上がり、どうにかラウンドは出来そうでした。
レッスンのスタートは、競技ゴルファーの「デッさん」と御船CCのシングルさんである「ワッシャん」との3人でしたが、赤水へラウンドに行っているはずの若手の「ナガ」がラウンドが雨でキャンセルになったと急遽レッスンにやってきたのです。
なぜかラウンドレッスンのことも知っていて、参加したいとの希望を出し、当初はプロとデッさんの3人だったものが、前日のラウンドで一緒だった「アンド3」にも声をかけていて練習場にレッスン体験に来たため、ナガも含めてレッスン生4人でのラウンドになりました。
午前中のレッスンには途中から整骨院の院長である「たっちゃん」も含め、総勢6人でのレッスンになり、いつものように身体を動かす練習から始まりましたが、途中で蒸し暑さで私はリタイヤしてしまいます。
午後のラウンドのために、ここで無理をすると影響がありそうで、30分ほど見学に回りましたが、レッスン生が多かったのでそこは助かりました。
13時にはレッスンが終了し、たっちゃんとワッシャんはレッスンだけの参加で終わりになり、プロを含めた5人は別々に40分ほど離れたラウンド会場の「くまもと中央CC」へ移動しました。
今日のくまもと中央CCは私にとって3回目のラウンドレッスンですが、初めてアウトスタートになりました。
今日もプロから目標を4アンダーと設定されましたが、スタートホールから2連続バーディーと好発進したものの、それ以降はパットが決まらず目標達成は出来ませんでした。
いつものようにホールごとにキャプテンを決め、キャプテンが最初にティーショットし二打目以降の球の選択もキャプテンが行うという「ベストボール方式」でのラウンドになります。
前回は3人でしたが、今日は4人の上、競技ゴルファーの「デッさん」がいるため安心していました。
1番パー5は、「アンド3」がキャプテンとなり、キャプテンの重責を果たしたアンド3の球をデッさんが見事にカップに沈め、幸先良いスタートになりました。
しかし、練習場では絶好調だったナガのショットが安定せず、「今日は任せてください!」と豪語していたのに、最終ホールを迎えるまで全く存在感がなかったことが誤算といえば誤算でした。
2番パー4はキャプテンの「デッさん」がきちんと重責を果たし、1打目も2打目もデッさんの球を選択し、長いバーディーパットをアンド3が沈め、連続バーディーになり目標達成は時間の問題かなと思いましたが、それ以降は誰もパットが決まらなくなり、そのままパーが続いてしまいます。
さすがに4人でのベストボールだと、誰かがパーオンできるもので、最後はパター勝負になるのですが、微妙なラインが多く、惜しいパットは続きますがカップインするまでには至りませんでした。
3番パー3はキャプテンの私が右のピンに対し、左にオンし、デッさんの右奥エッジに外した球との選択を迷いましたが、とりあえずオンした私の球を選択しました。
デッさんの球も張替えで芝付きの悪いライではありましたが、下りだったのでパターで打てるため、4人で同じように打つとラインも分かりチャンスは生まれるかなと思ったからです。
私の球は上ってスライスするラインで、最初に私のパットはショートし、どうにか2m弱を沈めましたが、他の3人もなかなか入りそうなパットはないものでした。
終わってプロに「どちらの球を選択しますか?」と尋ねたら、「グリーンが遅いからデッさんの球」と即答され、守りだったら私の球でも可ですが、攻めるならデッさんの球だったと反省しました。
実は、ここが勝負の分岐点だったようです。
4番パー4は私の球を繋いで、下りの7mほどのスライスラインはキャプテンのナガが大きくショートしましたが、パーパットを強く打ってパーを確定したものの、他の3人は決めることが出来ずにパーに終わります。
5番パー5は1打目は私の球を選択しましたが、キャプテンのアンド3が2打目はグリーンに近い私の球ではなく、自身の球を選択してしまいます。
100y少しの上りをフルショットで打ちたいということでしたが、結果的にはそれが良くなく、3人はグリーンオンを逃してしまいます。
私が奥目にオンした球を全員で狙いましたが、決められませんでした。ここは3打目は私の球の方が残り70yほどだったのでそんなに難しい距離ではなく、どちらかといえばピンに狙って打てるもので、フルショットの距離残しという選択はかえって力みの原因になってしまいます。
6番パー4はこのホールキャプテンのデッさんが良い場所にティーショットを打ちましたが、私の球は左バンカーに捕まってしまいます。
デッさんの球を選択したセカンドは私の球が手前にオンしましたが、距離が残りパーに終わります。
なかなかグリーンを狙うショットが他の3人は悪く、どうしてもバーディーチャンスが生まれていないのがスコアを伸ばせない理由です。
7番パー3はこのホールキャプテンの私がピン手前にオンでしたが、他の3人はオンを逃し、私の球を選択になりました。
グリーン上の撮影でスタートボタンを押すのを忘れていて、撮影が出来ていませんが、7mのバーディーパットは微妙なスライスラインで、誰も決めきれずにパーにい終わりました。
8番パー4は私とデッさんがフェアウェーキープでしたが、距離の出ていたデッさんの球を選択しました。
ここも他の3人のアイアンショットが悪く、私のピン手前の球を選択してのバーディートライでしたが、キャプテンのナガがノーカンパットを最初に打ってしまい、続く3人は微妙にパットが打てずにチャンスを逃してしまいます。
9番390yパー4は、このホールキャプテンのアンド3から始まり、ミスショットが続きます。私のティーショットも右の木に当たってしまいピンチでしたが、ここで4人目のナガが今日最大のピンチを救うナイスショットを放ちます。
このショットが無ければ、このホールのパーオンは難しいところをナガのショットが救ってくれました。
残り120y余りのラフでしたが、他の3人のミスを最後の最後にティーショットでカバーしてくれました。
セカンドはデッさん以外はグリーンオンできず、デッさんの球も距離的にはバーディーチャンスだったものの、微妙なラインでスライスするかと思えば真っすぐ抜けるものでパーに終わりました。
ここはプロからもう一度打ってよいと言われ全員でトライしましたが、結果はやはり入らずでした。
この結果、目標の4アンダーには届かず2アンダーで終了しましたが、グリーンオンを狙うショットが今日は皆がイマイチで、ほとんどが1人だけ乗った球を選択することになってしまい、距離的には狙えても微妙なラインばかりだったのが敗因でした。
1番と2番の連続バーディーも複数のグリーンオンした球から選択した結果ですが、後半はほとんどが1人だけしかオンしていなかったのです。
最終ホールも先にデッさんがピンに絡め、そこで安心してしまい、セカンドショットに気持ちが乗っていなかったようです。
普段のラウンドでもグリーンの狙う位置が安全な方向ばかりという意識が、こうした「攻め」の気持ちが必要なときに発揮できない結果になるようです。
ゴルフは「攻め」と「守り」をハッキリさせることが重要で、守ってばかりではいけないことが分かり、攻めの意識でピンに向かう練習もこれから避けては通れないと感じました。
4人でのベストボール方式そのものが、オナーになるキャプテンは確実に「守り」でパーセーブし、続く3人は「攻め」でバーディーを獲りに行く練習であり、2人目以降でパットをショートしていても仕方ないのですが、打ち切れなかったこともあり、それが反省材料です。
また機会があれば参加したいと思っています。
P.S
動画の編集に時間がかかり、昨日のうちにアップすることはできませんでしたが、どうにか午前中に編集作業を終わり、YouTubeにアップする間に記事を書いています。
(「ア」はアンド3、「デ」はデッさん、「ナガ」はそのままナガで「私」も同様です)
上のスコア表は各ホールのスコアと下段に選択された球を打った者を書いています。パットは①が1パットで②は2パットの意味ですが、②はたまたまその順番なのであまり意味ないものです。
薄青色で塗ったものが好プレーで、私がスコアに貢献できなかったことが分かります。