三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

練習場と実際のコースの差

 土曜日に「くまもと中央CC」でラウンドレッスンに参加し、その様子は昨日の日記で動画をアップしたところです。


 今日は、参加者の中にいた若手の「ナガ」のショットだけを動画に纏めてみたので、アップしてみます。


 ナガは、まだゴルフを始めて間もない30歳代前半の若手(?)ですが、練習場では素晴らしいショットを放つ将来性のあるゴルファーです。
 
 土曜日の午前中のレッスンでも、ナイスショットを連発していましたが、プロが他のレッスン生にお手本として見せる動きを体現する役目もあるほどで、私が見てもプロの教えをかなり忠実に実践できているレッスン生の代表というべき存在です。


 ビデオの中でも、スイングで気を付けるべき部分を意識した素振りをしたりと、傍で見ていても気を付けている意識が垣間見られていましたが、現実は練習場のように甘くはなかったようです。


 実は、この原因はラウンド経験不足が大きいもので、これから現場経験をしっかり積むことで、一気に上級者への道を歩むことになる可能性を秘めているのですが、ぜひこのビデオを何度も見返して、その時に何を考えていたのかを思い出して、反省してほしいものです。


 ラウンドレッスンはそれ自体での結果は求められないものですが、自分のショット前の考え方自体は本人しか分からないもので、振り返って反省することは必ず将来に繋がるものです。


 ビデオにはミスショットが多く、忘れてしまいたい気持ちもあるかもしれませんが、ミスにこそ上達するためのヒントがあるものです。
 何度も何度も見直して、疑問を纏め、次のレッスンでプロに質問をして確認することが大事な作業になります。


 せっかくプロのレッスンを受けているのだから、積極的にプロの知識を活用させてもらうことで、その時の考え方の間違いなどを補正していけば、きっと立派なゴルファーに成長することでしょう。


 ゴルフは、ショット技術の練習も大事ですが、ラウンド中の考え方次第でスコアは大きく変わり、ナガはまだその考え方がショットの中学生レベルと比較して幼稚園レベルだということです。
 技術とマネジメントがともに高校生レベルになれば、シングルハンディー者になると私は思っていて、ナガにはもっとその上の大学生レベルまで成長する可能性が広がっているはずです。


 練習場でナイスショット連発する「練習場シングル」は掃いて捨てるほど、巷には数多く存在しています。
 彼らはマネジメントというゴルフに必要な「知力」が不足したままだから「練習場シングル」に留まっているのであり、ゴルフは技術だけではない知的なスポーツであることを忘れてはならないのです。