三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

コースにメンタルをやられる

 今日は、レッスン生の2人とプロと一緒に玉名にある司ロイヤルGCに行ってきました。
 2人のレッスン生が県体協ゴルフにエントリーしていましたが、新型コロナの影響で競技そのものが中止になり、その代わりに第1戦目の会場である司ロイヤルGCで仮想の決勝第1戦を行うということで計画され、それに参加させてもらいました。


 司ロイヤルはコースの難易度が高く、その上グリーンもトリッキーで、短いパットもしっかり切れるもので、だんだんとメンタルをやられ、とうとう後半はゴルフになりませんでした。
 レギュラーティーだったら、もう少し抵抗できたのかもしれませんが、青ティーはそんなに距離があるわけでもないものの、短いパー4は打ち上げやグリーンがその分難しく、400yを越える距離があるホールは2オンできないなどと、パー4は全滅してしまいます。


 インスタートの10番パー4で、プロから「左はダメ」と散々脅かされ、スライサーなのに真ん中を狙って右に打ってしまいます。
 右は斜面が続くようで見た目は大丈夫そうでしたが、セカンド地点に行ってみるとその辺りだけが右に傾斜していて、球は見つからず、フェアウェーから4打目として打ってショートし、アプローチは右目にオンして2パットのトリプルスタートでした。


 プロも言っていましたが、司ロイヤルのコースはティーからの光景に騙されるコースで、大丈夫そうだと思ってそちらに打つとたいていは罠が仕掛けているようで、この10番は確かに左には谷があり、右は山裾の斜面で大丈夫そうでも右に転がるOBになる部分がありました。
 このトリプルで、かなりがっくり来て前半は我慢のラウンドになってしまいます。

(11番パー4はドライバーショットを左ラフに打ってしまいます)


 11番パー4は打ち上げの左ラフにドライバーショットが飛び、U4でグリーンの右に外します。
 10yほどのアプローチは、下っているように感じて打つと全く転がらず、パーパットもショートするボギーでした。
 終わってから考えると、カップは両端が高い底の部分に切ってあり、私からの傾斜より奥からの傾斜がとても強いため、実際は下っているように見えても平坦もしくは上りだったようで、この辺りは見た目に惑わされてしまいます。


 12番パー5は、パーオンは逃したものの、手前からのアプローチショットがピンに絡み、やっと今日初のパーでしたが、ショットは当たりが悪く、それぞれの手ごたえはありませんでした。


 13番パー3は、ここもプロから「右はダメ」と言われたけど、ナビの図では右は広そうだし、右のピンを狙ってU4で打つとスライスして右に外してしまいます。
 どうもグリーンの右には傾斜があるようで、右方向に跳ねたため暫定球を打つことにしました。
 暫定球自体はあわやカップインというものでしたが、初球がラフに止まっていて、右下から打ち上げのアプローチを左に大き目にオンし、2パットのボギーでした。

(14番はドライバーショットが右目でしたが、見た目は広そうでした)


 14番パー4は短めのホールなのになぜかドライバーショットが右目に飛び、大上手かなと思いましたが、OBがあるそうで暫定球を打ち、これはフェアウェーでした。
 初球はラフにあるかなと期待しましたが、傾斜をOBまで転がっていてガックリしてしまいます。
 4打目はフェアウェーから8Iでダフってしまい、アプローチは寄らず入らずのトリプルになりました。

(15番は見にくいけど画面中央に1人だけオンでしたが、3パットしてしまいます)


 15番パー3は、U6でピン方向に打てましたが止まらずに奥にオンでした。フックの10mほどは上手くラップを過ぎて1m弱に付けましたが、このパーパットをスライスと読んでカップ左を抜けるボギーになりました。
 ここのグリーンは曲がらないと思えば大きく曲がるし、曲がると予想すれば曲がらないなど、グリーンが読めず、だんだんと心のエネルギーを消耗させられます。

(16番パー4のティーからの眺め。右に写っているのはプロです)


 16番パー4はフェアウェーからU6でダフリ、手前からのアプローチは手前にオンし、3mのパーパットはわずかに外れるボギーでした。
 ここも手前から速そうに見えてしまいますが、実際はそうではなかったようです。

(17番は打ち下ろしでセカンドは打ち上げになるホールです)


 17番パー4は距離が無いのでU4で打って右ギリギリのフェアウェーでした。コースを知らないので、どこまで打ってよいか分からず、短いホールなのにセカンドの距離が残ります。
 7Iのセカンドはトップ気味に飛びましたが、傾斜を転がり上がり、手前のエッジでした。ナビのグリーン図では奥から矢印があったのでフックと思いパターで打つとなぜか右にスライスで転がってしまいます。
 2mのパーパットは入らず、ここもボギーでしたが、グリーンの傾斜を示す矢印は信用ならないものだと思ってしまいます。


 18番パー5はドライバーショットはフェアウェーでしたが、セカンドをトップし、3打目も当たりが悪く、40yほどのアプローチはピン奥だったので突っ込んだら、下り傾斜の強い場所に止まり、4mほどの下りスライスラインを大きく膨らませてカップ近くに止め、ボギーでした。


 前半は、6ボギー・2トリの12オーバーになるスコア48で18パットでした。
 さすがにこんなに叩くとは思わず、この難解なグリーンとトリッキーなコースでは後半も叩きそうだと覚悟しました。
 昼食は、無料のカレーを食べましたが、料金自体が7千円と私の基準では高いため、もう来ることはないかなと思いました。

(1番は左ドックのパー5です)


 1番パー5はやっとパーオンしましたが、8mほどの奥からのバーディーパットは1mほどオーバーしたものの返しを入れ、幸先良いパーでした。


 2番パー3はU6で右にオンし、15mほどのバーディーパットは3mほどオーバーしましたが、フックラインを上手く読み、ナイスパーでした。


 3番パー4は左ラフからの7Iのセカンドが当たらず、バンカーかなと思ったのにバンカーにも届かず傾斜で手前に戻ってしまいます。
 20yほどのアプローチは奥にこぼれ、アプローチは奥からなのに転がらず、ボギーパットも外すダボになりました。
 このグリーンも奥に傾斜があるようですが、グリーン手前が下り傾斜になっているため見た目で速そうに感じてしまいました。

(似たような風景ばかりが続きます。これは4番だったかな)


 4番パー4はフェアウェーからU4で花道にショートし、9番の転がしはエッジにショートし、再度のアプローチは右に外すボギーでした。
 ここもグリーンの転がりにビビッてしまいますが、見た目に惑わされてしまっています。

(打ち下ろしか打ち上げしかないようなホールばかりです。これは5番)


 5番パー5は3打目をミスり、アプローチをトップして奥にこぼし、再度のアプローチも大きく2パットのダボになりました。
 この辺りは、集中力を切らしていますが、それは前半から続くグリーンの傾斜にやられていることで、心のエネルギー切れを起こしているからです。

(6番は奥と右は池が続く打ち下ろし180yのパー3です。1人だけ1オンしましたが3パットしました)


 6番パー3はU4で手前にオンでしたが、傾斜を上って下る12mのバーディーパットを4mもオーバーしてしまい、ボギーにしてしまいます。


 7番パー4はフェアウェーから右ラフに外し、下りと思ったアプローチは転がらず、2mほどのパーパットも転がらないボギーでした。
 ここもグリーン先が急激に下っているため、見た目で速そうに感じて騙されています。


 8番パー4は1打目を左の木に当てOBになりました。打ち直しはフェアウェーでしたが、4打目を8Iでダフリ、傾斜の下ラフからのアプローチはざっくりし、再度のアプローチを1mに付けたものの、その距離を左に外すダブルパーになりました。


 9番パー4はフェアウェーからU4でダフリ、3打目のアプローチショットはシャンクし、右ラフからのアプローチは1mでしたが、この距離も外すダボでした。


 後半のアウトは前半こそ我慢したものの、後半は心のエネルギー切れを起こし、立て直しが効かないラウンドになりました。
 何をやっても上手く行かないような気がしていて、頭の中の思考回路も働かなくなってしまったのは、結局はグリーンにやられてしまっていたからです。


 ショットの悪さはいつもの通りでしたが、司ロイヤルは右も左もOBがあり、逃げる場所が分からず、罠にハマってしまったようです。
 フェアウェーに打てた時も、左足下がりや芝が剥げた場所など厳しいライになっていたこともセカンドを上手く打てない理由でした。
 またグリーン面が見えないホールも多く、傾斜から左右に外し、寄せの距離感が掴めないことも多く、それはグリーン面が全く読めなかったためです。


 ここは旧名である「キングヒルズ」時代に一度来たことはありますが、それはゴルフを始めてすぐの30年ほど前で、久しぶりとはいっても全くコースの記憶がなく、次はもう少しはどうにかなりそう気がしますが、とにかく疲れるコースであることは間違いありません。
 プロも「係員がお客が来ないと言っていたけど、こんなに意地悪なホールだと誰もまた来ようなんて思わない」と言っていて、とにかくコースからコテンパンにやられた感はありました。