三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

心をコントロールできず自滅のラウンド

(3番はルールに沿った池の処置をしていないので、正式には「失格」になります)


 今日は1人予約で南阿蘇CCに昨日に引き続き行ってきました。南阿蘇CCは2月末までセルフデーですが簡易な食事付き4千円というプランが出ていて、1月に8回、2月はすでに10回目の利用になっていますが、3月になれば料金が7千円と一気に値上がりするため、ラウンドできるのは今週いっぱいになっています。

(ゴルフ場に到着した際は、霧というか雲の中でした)

(先が見えない1番ホールで、すでにスタートしているコンペ組がいました)

(ピン位置は昨日と変わっていません。コース内へのカート乗り入れはNGです)

(達人・U坊さんは早く来て練習は終わり、最後の1人を待ちましたがなかなかやって来ず、置いていこうかと話していたらやってきました。スタート予定時間の10分前には出ましたが、本人はどう思ったのでしょうか。きっと練習もできないと不満だったのかも)


 今日は「アプローチの達人」と顔見知りの「U坊さん」それに初顔の40歳代の飛ばし屋でしたが、前半は前後に組がおらず、スイスイとリズムよく進み、スコアも纏まります。


 前半でグリーンを外したのは、11番パー4と16番パー4の2つだけで、11番はドライバーショットが左に飛んで左バンカーインし、8Iのセカンドがグリーン左に外れましたが1mに寄せるパーでした。
 16番はセカンドの5Wが右に吹けてバンカーインし、バンカーショットは3mでしたがこのパーパットを打ち切れずのボギーとして、17番は奥からの下りを1.5mオーバーし、返しを右に外してしまいましたが、難しい18番で3mを入れてバーディーが来て、前半は1バーディー、2ボギーのスコア37で17パットでした。

(今日のメニューはうどんでした。右上は手作りヨーグルトです)


 昼食休憩が入り、後半も前組がいないためリズムよく行けると思っていたら、1台のカートが1番ホールにいるのが見えます。
 薄暮スタート組かなと思っていたら、後で聞いたら食事してからスルーで回る組だったようで、この組が入ったことが大きく計算違いになりました。

(1番ティーに行くと、まだ前組が近くにいて、達人とこりゃダメだとぼやき合います)


 当初は、3バックだし我々は4バッグなので、前組の進行が早いだろうと思っていたら、とにかくプレーが遅く、待ち待ちの状態になってしまいます。
 後ろで見ていて、イラついてはいけないと分かっていても、なぜそんな動き?というような要領の悪い動きをするし、カートで動けばよいのにわざわざ歩き、それもノロノロとしたお年寄りの動きだったのです。


 とうとう達人も「やる気を失った」といいながらホール毎で練習ボールを打ち始めるし、私も1番でドライバーショットがカート道路に当たって右に跳ねてOBになったこともあり、やる気もなくなり、イラつくばかりでした。
 そうなると、細かいショットの注意点も忘れてしまい、ただ打つだけになってしまうゴルフで、初心者のようなゴルフになってしまいました。


 途中でこれではいけないと気持ちを切り替えようにも、いったん切れた気持ちは戻らず、ミスショットも多くなって余計に自分にイラつき、負の連鎖が起こってしまうラウンドになってしまいます。

(トイレの壁に貼ってある注意書き。皆が守れば楽しいゴルフができます)


 ゴルフではできるだけ心に波風を立てないようにしなければならないのですが、その兆候が最初からあっていたのも、こんな状況になってしまった要因の一つです。


 それは同伴者の初顔の方が、とにかく煩く、最初から大叩きを繰り広げましたが、10番のティーショットが大きく右に飛び、林の中に入ったのを見ていました。
 本人は気づかずフェアウェー左側を探していましたが、「右に行ってたぶんOBだよ!」と言ったら、右へ探しにいって「あった!」と言ったのです。
 たぶん、木に当たって跳ねたのでしょうが、それにちょっとだけ「?」だったのが始まりです。


 11番のグリーンで段下からのパットを大きくショートし、「いつも速いグリーンでプレーしているけど、ここのグリーンは遅い!」とか大声でコースの文句を言っていたのが聞こえ、これにもムッとしてしまいます。


 12番パー3では手前の池ポチャした時に「なんで届かないの!風か~ぁ?」とかまた文句を言っていて、私は内心で「それはお前の腕の問題だろう!」と毒づいていましたが、できるだけ表面には出さず、無視するようにしていました。


 そのほかアプローチをトップして奥まで転げると「なぜ止まらない!バックスピンが効かない!」などと言っていて、「そりゃトップ球は止まらないよ!」と言いたいほどでした。


 この方は安定性はなくとも当たれば飛距離が出て、17番では左OBかと思われた段下からセカンドをナイスショットしましたが、私が無言だったためか「ナイスショ!自分で褒めよう!」と大声で言ったり、とにかく苦手なタイプだったのです。
 途中では私に向かって「なぜそんなオープンスタンス?」とか余計なことも言ってくるし、「ほっといて!」と思って返事はしませんでしたが、そんな小さなイラつきが徐々に溜まっていたようです。


 そんな伏線があってスロープレーの前組の動きに、余計にイラつきが限界を超え爆発したのですが、結局そうなってしまえば自分自身に返って来るわけで、後半は何をやっても上手くいかない展開になったのは、自分をセルフコントロールできない未熟さが発端だったのです。


 たまたま前半にスコアが纏まったため、自分自身が勘違いした部分があったのですが、結局はそれは実力ではなく、まさしく「偶々」だったわけで、本当の実力を付けたいとラウンド後に猛省した一日になりました。