三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりの阿蘇グランビリオ

 今日は北海道へ旅経つ前の5月14日以来になる阿蘇グランビリオゴルフ場の西コースに、1人予約が成立したので行ってきました。
 この時期の阿蘇は気温が下がるため、スタート時間が9時半の枠を予約していましたが、2人目に「鉄人」と呼ぶ来年早々に80歳になる老ゴルファーが入って来られ、2サムでのラウンドになりました。

(グランビリオの駐車場での気温は1度でした)

(周りに駐車していた車は全て「わ」ナンバーのレンタカーでした)

(こちらも全て「わ」ナンバーでした)

(玄関前のロータリーで中国人観光客の乗った大型観光バスを見送るグランビリオ従業員。なんて書いてあるか尋ねると「また来てください」みたいなものだとのことです)


 最近、グランビリオでのラウンドが減った理由は「誰でも1人目無料」プランが無くなったためで、阿蘇大津GCと同様な理由です。
 しかし、この冬は「2人目まで4千円」というプランが期間限定で出ていたので、慌てて抑えていたのでした。


 鉄人は韓国での仕事の合間に帰ってきたようで、空港で1人予約を見て私がいることを気づかずに入ったそうで、入ってから私だと気づいたと言っていました。

(久しぶりに来たら、途中のトイレが綺麗になっていたし、ピンポジを示す看板も新しくなっていました。中国語と韓国語も併記されていて、今日は韓国からのゴルフ客も見られ、一時落ち込んでいた韓国からの旅行者は回復傾向だとのことです)


 今日のグリーンのピンポジは「C」でしたが、グランビリオのピン位置を示すものは、グリーンを大雑把に3つに分けるだけのもので、同じ「C」でもこれまでにないような場所に切ってあり、パットに苦しみます。
 傾斜が微妙に読めず、カップ手前で止まったかと思うと、カップ横を抜けるなどちぐはぐさで、前半は1バーディー・4ボギー・2ダボの7オーバー43スコアで18パットでした。


 後半は11番パー4のセカンドで池ポチャになりましたが、池の淵ではなく最後に横切った地点とカップを結ぶ線の後方80yにドロップし、52度でピン横30センチに付けてナイスボギーでした。
 17番パー3では右バンカーに打ち込みボギー、18番パー4では打ち上げのセカンドが上手く当たらず、アプローチも3mでこのパーパットはカップ手前で止まってしまうボギーで、後半は3ボギーのスコア39でした。


 通算はスコア82で33パットです。


 鉄人は年齢以下のスコアで回る「エージシュート」を狙っていましたが、前半は1番で5mの上りを打ち切れずにショートして3パットするボギーになり、2番パー4こそ手前からのアプローチが2mについて寄せ1のパーと頑張ります。
 3番パー5は4打目でピンの左手前1.5mにナイスオンでしたが、この決めたいパットを外し勿体ないボギーにしてしまいます。


 「本来なら3ホール全てパーは取れてましたよね?エージシューターになるためには、取りこぼしはしないようにしないと」と言って、「ショートパットの際に顔が球を追ってしまう癖があります」と指摘したら、その後は頭を残して転がりの良いパットを打ちだし、パーこそなかなか来ませんでしたが、前半は7ボギーのスコア43の16パットでした。


 私は「アプローチが良くなり、全く危ない場面はなく、安定してパーパットを打っていて、それがいくつは入っていれば、エージシュートの最低ライン4オーバーになるというものです。来年は必ずエージシューターになれますよ!」と太鼓判を押しました。


 しかし、達人はご自分でも言っていましたが「完全主義者」のようで、私とそん色ない距離のドライバーショットを放っていても「当たりが薄い」とか「ちょっとヒール寄りなんだよね」と不満を漏らしていたので「アマチュアは練習ではストイックに、ラウンドでは自分を許しながら」と言いましたが、ショットへの拘りがなかなか抜けきれないようです。


 後半はダボを3回打ってスコアを11オーバーと崩してしまいますが、やはりラウンド中に自分を許さない癖は、じわじわと追い込んでいくようで、私のスコアに対してパーが取れなくなった焦りも出てしまったようです。
 それでも「ボギーなゴルフ」の片鱗は見えていて、ご本人も「あのミスショットでもパーチャンスが来るんだ」と呟かれていて、結局はパット力不足だと少しは気づかれたのかもしれません。


 元々、パットの構え方は私が見た中ではベスト3に入る、「入りそうな」雰囲気を持っているのですが、如何せん、顔が球を追う癖を右に押し出すことで打ち消している部分があり、実質的に真っすぐ打っていないのです。
 顔を残すことを意識されだしたら、パットの転がりは良くなったものの、右へ外すことが多くなったのは、そうした悪癖があるためで、それを直して真っすぐに打つ練習をする必要があります。


 結局は、ショット力はそのままで構わず、アプローチ力は目に見えて向上しているため、最後のパットに課題があったのです。
 ほんのわずかな部分ですが、スコアに直結するパット力こそ、本来は一番磨くべき部分なのです。