三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

リズムに乗れないまま終わる

 今日も1人予約で菊池CCまで行ってきました。昨日は、上級者と一緒でリズムの良いラウンドになりましたが、今日はイマイチの内容で、前半こそスコアが纏まりましたが、後半は全くリズムが悪くなり、スコアを崩してしまいます。

(早朝の1番ティーからの眺め。阿蘇外輪山の上には雲が低く垂れ混んでいましたが、頭上は晴れています)

(1番の練習グリーン近くでも紅葉が始まっていました)

(まだ誰も来ていない練習グリーン。これから整備が始まります)

(芝刈り中にトップスタート組が来て練習を始めましたが、作業が終わるまで練習は遠慮すればよいのにと思いました)


 今日の同伴者は「アプローチの達人」と60歳になったという高遊原CCのメンバーさん、それに50歳代の方でしたが、この50歳代の方の動きに前半は乗れそうなホールで邪魔をされてしまいます。
 昼食休憩に入る前に、この50歳代の方は「体調不良なので後半はキャンセルします」と言って中途終了されましたが、前半はかなり叩いていて、さすがに居心地が悪かったのかもしれません。


 なにしろ、高遊原のメンバーさんと私が8番を迎えるまでそれぞれ1オーバーという内容で、達人もいつものようにスコアを纏めていて、ご自分だけ大叩きを続けていたので、やる気を失ったのかもしれません。
 達人も「自分が入る組ではなかったと思ったのでは?」と言っていましたが、スコアをどれだけ叩こうともそれは何の問題はなかったのです。


 実はこの方はマナーの面で問題があり、グリーン上で球をマークしない、パットのラインに立つなどの行為が見られ、3番パー5では高遊原のメンバーさんのパーパットの際に、本人が先に寄せた球をマークをせずにそのままにしてメンバーさんが打てないようだったので、達人から「先に打つか、打たないならマークしないと!」と注意され、その後の私の1mのバーディーパットの際には、カップの向こう側に立っていて、私が身振りで横に行ってと示しましたが動かず、また達人が「ライン上に立つのはダメです!」と注意してやっと動いたのです。


 さすがにこの時は、リズムをなくしてせっかくのチャンスでパットを引っかけてしまい、そんな不甲斐ないプレーをした自分に怒ってしまいました。


 それでも前半は昨日と同じように2番パー4で3パットのボギー、8番パー3で手前からのショットが止まらずに奥にこぼれたものを寄せきれずのボギーになり、2ボギーのスコア38で15パットでした。

(いつもの+100円のステーキを注文しました。熱々の鉄板にステーキソースをかけるとジュージューと湯気が沸き起こります)

(注文のステーキは来るまで、セルフサービスの味噌汁とカップスープを自分で注いで持ってきます)


 後半になると、高遊原のメンバーさんが絶好調のゴルフを展開され、それに煽られるように自分で自分のリズムを崩していき、パットが入らなくなってパーセーブできなくなってしまいます。


 10番パー5はお互いパー、11番パー4は私がアプローチをざっくりしてのボギーに対して見事にアプローチを寄せてのパー、12番パー5は私のバーディーパットがカップ手前に止まりお互いパーでした。
 13番パー3ではお互いグリーンを外し、アプローチは同じような場所から先に相手が打って右に外し、私はそれを参考にしましたが左に切れてしまうお互いボギーでした。


 14番パー4で高遊原のメンバーさんはティ-ショットはミスっぽかったのにセカンドが上手くグリーンギリギリに乗ってピンに寄り、3mを入れてバーディーとされました。
 私は残り100yからピンの手前5mでしたが、先にバーディーを狙ってしまい、カップ左を抜け、返しも左に外すボギーとしてしまいます。


 15番パー4では私のドライバーショットは当たり残り100yでしたが、50度でショートしてしまい、手前からのアプローチは止まらずに奥に転び、パーパットもわすかにカップ右を抜けるボギーに対し、メンバーさんは残り150yからグリーン奥のカラーまで打った後をパターで上手くカップに寄せるパーと対照的な内容でした。


 16番パー4では、右にスライスしたメンバーさんのラフからのショットは上手くグリーンオンし、残り100yのフェアウェーから私のショットはショートしてしまい、アプローチは2mにショートでした。
 先にメンバーさんが同じような場所から5mを入れ、私は外すボギーで達人が「今日はゆーぽんさんのパットは入らない!」というほどでした。


 この時点で、メンバーさんは後半は1アンダーになっていて、私はやることなすこと裏目の展開でボギーが続いてしまい、かなりやる気を失ってしまいます。
 17番パー3もバンカーに入れてボギーとなり、18番ではドライバーショットが左に飛んでカート道路に乗って傾斜で手前に戻ってしまい、救済は左足下がりのつま先下がりで芝の薄い場所というもので、上手く打てず、ここもボギーとしてしまいました。


 結局、後半はほぼパーなしゴルフになり、7ボギーのスコア43で16パットでした。通算はスコア81で31パットでした。

(18番のティーからコースを写す。右ドックで中央の一本木から右はOBになります。山々は紅葉が始まっていました)


 ちなみに高遊原のメンバーさんは、前半の8番パー3でOBを打ってトリプルを叩き、9番でもセカンドを右の林に打ってボギーと、上がりのホールでスコアを崩されて5オーバーだったはずです。
 後半は17番パー3で1打目でOBを打ってのダボ、18番パー4ではセカンドで右にOBを打ってのダボとされ、3オーバーになっています。


 スイングを見るとそこまでの上級者ではなくHDCP12前後の方だと見受けましたが、今日は普段にないスコアが出そうで、それを意識されてしまったのか、最後にミスが出たようで、せっかくのツキもあって楽々80切りのチャンスを逃してしまっていました。最後は勿体ない結果になったのは、好スコアに慣れていない悲しさなのかもしれません。


 なにしろ、前半と後半の上がり2ホールでそれぞれ∔4打の計8打も打っていて、それ以外の16ホールでは2バーディー・2ボギーのパープレーだったのです。


 ゴルフとは不思議なもので、同伴者が好調というか運に恵まれると、なぜか自分は運に見放されたという心理になってしまいます。
 また先に長いパットを決められると、自分のパットは入らないと思い込んでしまいがちで、実際は同伴者のプレーは自分のプレーとの因果関係はないはずなのに、自分でマイナスの考え方になってしまうのは、よくあることでもあります。


 そんな時、負けるものかという反発心を起こすことができるゴルファーが強いゴルファーであり、まだまだ自分は精神的に脆く弱いのだと自覚したラウンドになりました。