三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

リズムの良いラウンド

 今日は1人予約が成立し、いつものように早朝から菊池CCまで行ってきました。今日の菊池地方の天気は曇り時々雨という予報でしたが、熊本を出発するころから菊池市内を抜けるころまで深い霧が発生していて、ラウンド自体は無理かなと思いながら運転しました。

(まだ夜明け頃の1番ティーから見た光景。ガスが下方にかかっていました)


 しかし、菊池CCへ向かう小道に入ると霧が晴れてきて、結果的にはガスがかかることはあっても、球の方向を見失うほどではなく、比較的暖かくて風もなく、絶好のラウンド日和になりました。

(40yのアプローチの練習は、手前のラフから奥の階段手前のスペースに向けていつも練習します)

(こちらが最初に打つ場所ですが、打った後は向こうからこちらに向かって打つことになります)

(練習グリーンは手前から向こう側に下っているため、9鉄の転がしアプローチ練習は向こう側から手前に向かって打つようにしています)

 
 いつものように、1番目に到着して、薄暗い練習グリーンでいつもの40yのアプローチ練習と9鉄による転がしの練習を始め、最後はパターの練習まで1時間ほど練習することができました。

(月曜日の菊池CCはセルフデーなので、バッグの積み下ろしは自分で行いますが、1人予約の料金は他の日と変わらないという不思議さです)


 今日の同伴者は当初は3バッグでしたが、スタート時間前のカートに乗ってきた人は1人だけで、どうやら1人がドタキャンしたようでした。
 その1人の同伴者から、最初に「バックからプレーしますがいいですか?」と尋ねてこられ、カートに青旗があり許可も取ってあるようなので「どうぞ!」と快く返事しました。


 「競技プレーヤーですか?」と尋ねたら「えぇ~、まぁ~」というはっきりしない返事でしたが、途中から話をすると40歳代でグラチャンの「5下」という方で、熊日トーナメント(熊本のスクラッチ選手権)や体協ゴルフなどの競技に出場していて、それなりに上位に入っている方でした。
 本当は、県アマの最終戦がある玉名CCに今日は行きたかったそうですが、玉名はお休みということで急遽、菊池の1人予約に入ったと言っていました。


 ドタキャンした人には申し訳なかったのですが、上級者との2サムになり、久しぶりに同伴者に気を遣わずに済み、自分のゴルフに徹することができました。
 さすがに競技ゴルファーであり、ショットやパットの際も阿吽の呼吸でどちらが先にプレーするか判断でき、おかげでリズムの良いラウンドになりました。


 スタートの1番パー4で、その彼が471yのバックティーから残り200yをアイアンで2オンしたのを見て、私も気合が入りました。
 私は458yのレギュラーティーからでしたが、残り160y(ランディングエリアがレギュラーティーの場合は急傾斜になる)をU6でピンの左7mにオンし、先に同伴者が12mほどのバーディーパットをナイスタッチでカップ左に運び、楽々パーでした。
 私は反対側からの7mのバーディーパットでしたが、わずかにカップに届かずにショートしましたが、1番では久しぶりに2オン2パットのパーゲットでした。


 しかし、2番パー4でドライバーショットが左の木に当たり、セカンドは9鉄でグリーン左に外し、アプローチは下りで止まらずに2m強のパーパットが残ります。
 いつも左に外しますが、今日もスライスと読んで左を抜けてしまい、ボギーになりました。
 同伴者はセカンドを奥に傾斜しているグリーンで止まらずでしたが、エッジからパターで確実に寄せてパーゲットでした。


 3番パー5は、私のドライバーショットは当たりましたが、20yほど後ろのバックティーからの球とほとんど同じ場所でした。
 2オンを狙うようで、私が先にU4で打ちましたがダフってしまいます。「刻みと思えばOKですよ!」と同伴者から声をかけられ、3打目は8鉄で狙いましたがピンが手前だったので手前のカラーにショートし、パターで寄せてパーゲットでした。
 同伴者は、手前からのアプローチが止まらず、奥まで転がってしまい、2パットのパーでした。


 4番パー3はPWでトップ目に当たって右奥目に飛んでしまいます。今日はピン奥で、ここは手前からでないと寄せはほぼ無理なピン位置でしたが、右ラフからの私の9鉄の転がしはピンに当たるというラッキーがあり、幸運なパーでした。
 同じような場所からの同伴者のアプローチは、上手く打てたように見えましたが、傾斜で止まらず、3mの上りは外すボギーでした。
 さすがに止まらないグリーンに同伴者は驚いていましたが、このグリーンはピン奥だとピンの真横から先に行ってしまえば、アプローチやパットは止まらないグリーンなのです。


 5番パー4で私はフェアウェーからU6で上手く打てたと思ったのに、グリーンに上ってみると20yもショートでした。9鉄で手前でワンクッションさせての寄せは、手前の部分で大きく左に跳ね、3mのパーパットは真っすぐと読んで右を抜けるボギーでした。
 同伴者は1打目を右に打ち、凹みに落ちるかギリギリ大丈夫そうな当たりでしたが、球が見つからず、プレ4からオンして2パットのダボになってしまいます。


 6番パー4はフェアウェーからU6 のショットがトップ目に当たってグリーンオーバーしてしまいます。
 ここも9鉄で手前の土手でワンクッションさせて下りスライスを寄せようとしましたが、直接エッジ付近に飛んで4mほど転がってしまいます。
 しかし、この上りのパーパットをしっかりヒットでき、幸運なパーゲットでした。
 同伴者は右ラフから寄らないグリーン右に打ってしまい、アプローチは絶妙に思えたもののやはり傾斜で止まらず、私より遠い5mから打ち切れずのボギーでした。


 7番パー4はやや左に打ってしまい、左ラフから8鉄でピンの奥3mにナイスオンでした。同伴者が先に同じような場所から5mをねじ込み、負けられないと私も決めて2人ともにバーディーになりました。


 8番パー3は8鉄で左に外してしまい、9鉄の寄せは2mショートし、真っすぐと読んだパーパットは一筋カップ左を抜けるボギーでした。
 同伴者は手前のエッジから手前のカップをパターで狙いましたが、わずかにラインが違い、パーに終わりました。


 9番パー5は、フェアウェーからU4でフェアウェー、3打目を50度で左に引っかけオンでした。
 9mのバーディーパットは、真っすぐに狙いカップ手前で右に切れるパーでしたが、同伴者も奥からの6mのバーディーパットを決めきれず、お互いパーセーブでした。


 前半は1バーディー・3ボギーのスコア38で14パットでした。同伴者は、1バーディー・2ボギー・1ダボの3オーバーでしたが、5番の不運な1打が勿体ないものでした。


 今日はスルーが無理とのことで、昼食休憩に入りましたが、別のテーブルに元職場の職員がいて「今日は休み?」と尋ねると「休みを取りました」と答えがあり、それで今の時期は高校はテスト期間中だと分かりました。

(昼食は、いつもの+100円のステーキです)


 食事中にお上手な方に、恒例のオフィシャルHDを尋ねる質問の前に所属を聞いたらグラチャンとのことで、それからHDCPを尋ねてみました。
 もし所属がないとの答えだったら、プロもしくはインストラクターというケースもあり、そのくらいのレベルの綺麗なスイングをされていて、球筋も軽いドローボールで飛距離も出て上品な球筋だったのです。
 年齢はまだ40歳代とのことですが、ショートゲームも柔らかく打っていて、今日は偶々寄らない場所に打っていたためですが、それでも思わず「上手い!」と叫んでしまうようなそこしかないような場所に落としていました。

(インの練習グリーンでパター練習する同伴者。晴れ間は見えるものの、まだ先の山々にガスがかかっています)

(10番に向かう途中に綺麗な紅葉があったので、戻って写してみました)

(こちらは茶系なので、あまり綺麗には写っていません)


 後半の10番パー5では私は残り70yを52度で高さで止めようと打ちましたが、やはり止まらずに奥に転げ、8mのバーディーパットは反対に転がらずにショートしましたがパーゲットでした。
 同伴者はセカンドでピンまで30yほどまで運び、アプローチは止まらないと思いましたがスピンが効いてピン奥で止まり、2mのバーディーパットは確実かと思いましたがカップ淵で一周して外に出るもったいないパーでした。


 11番パー4は2人とも左ラフに打ち込み、先に同伴者がグリーン奥に外した感がありました。私はU4で上手く打てましたが、わずかにグリーンに届かず、2段グリーンの奥にあるピンへ9鉄などでのアプローチはイメージが出なかったため、パターで思い切り打ったら大きく、奥のエッジから今度はパターは弱めにしか打てず、2パットのボギーでした。
 同伴者も奥ラフにオーバーしていて、寄せはエッジにショートし、パターで寄せてボギーでした。


 12番パー5はアゲインストでしたが、ドライバーはナイスショットだと思いました、しかし30y後方の同伴者のショットの方が20yは前にあります。
 私はU4で左を狙って刻み、同伴者はアイアンで2オンを狙いましたが、左に飛んでグリーン先の傾斜を下に落ちていました。
 私のアプローチは奥に速いため手前でワンクッションさせようとしましたが、カラーで止まり、6mのバーディーパットはスライスと読んで真っすぐ転がりパーに終わりました。
 同伴者はグリーンが見えない奥の段下から3mに付けて、ここは決めてナイスバーディーでした。


 13番パー3は左奥のピンに対して私が左手前、同伴者が右手前のそれぞれ8mほどにナイスオンでした。
 先に同伴者のパットが大きくスライスしたのを見て、私のラインもスライスすると読みましたが、意外に真っすぐ転がり、パーに終わりました。
 同伴者も1mをしかっり決めてパーゲットです。


 14番パー4はドライバーショットがスライスせず、真っすぐ飛んで左の凹みラフでした、つま先上がりのライから残り100yを9鉄で奥にこぼし、パターで50センチに上手く寄せてパーゲットでした。
 同伴者は手前5mのバーディーチャンスでしたが、右に外してパーに終わります。

(15番は白から404yのパー4ですが、右のカート道路方向を狙うと最短ルートでランディングエリアが下っているため、残り100yまで飛んでいきます。まだ全体にガスが残っていて煙っていました)


 15番パー4は、ドライバーショットが最短距離で飛んで、残り100yのフェアウェーでした。PWでカップ右40センチに付いて、ここは楽々のバーディーでした。
 同伴者は残り140y付近から右手前にオンし、10mのバーディーパットは左を抜け、返しの1m弱を右に外すもったいないボギーになりました。 


 16番パー4はフェアウェーから50度で手前にオンし、上りの若干スライスラインを強めに打ってカップ左を抜けて40cmオーバーし、返しのいやらしい距離をどうにか沈めパーゲットでした。
 同伴者はセカンドを左奥目にオンし、下りのスライスラインをどう打つか見ていましたが、きちんとカップまで丁寧に打って危なげなくパーゲットでした。


 17番パー3は、8鉄でピンの左5mにナイスオンでしたが、先の同じような場所から同伴者のバーディーパットが大きくスライスしたのを見て、距離合わせしようと考えました。
 ところがそれなのに1mも右に切れてしまい、先に同伴者が2mをしっかりヒットしてパーとして、嫌な気分になりましたが、真っすぐ狙ってヒットし、どうにかカップインするパーでした。


 最終18番パー4は、20yほど後方の同伴者に10yほど負けるお互いフェアウェーセンターでした。
 先に私が52度でピン筋に打ってピン手前にオンしたのを見て、同伴者はピンに絡むショットを打ちます。
 「ナイスショットを見て燃えました!」と言ってくれましたが、私の5mのバーディーパットは右に外し、同伴者の2mのバーディーパットも左を抜けるそれぞれパーに終わりました。


 後半は、1バーディー・1ボギーのイーブンパー36で15パットでした。同伴者も1バーディー・2ボギーの1オーバー37で回っています。


 通算は、私が2オーバーのスコア74で、同伴者は4オーバーのスコア76でした。終わってから「握ってなくてよかった!」と同伴者が言ってくれましたが、青ティーと白ティーの違いもあり、飛距離の差も大きかったので、使用ティーの差は大きなアドバンテージになっただけです。


 お上手な方と、最初はお互いに手探りな状態で、あまり会話もなくプレーしましたが、途中からは和気あいあいとしたラウンドになり、楽しいゴルフができました。


 いつもこんな感じでラウンドできれば良いのでしょうが、終わってカートを運転してクラブハウスに戻ってくる際に、同伴者に「1人予約はプレーの邪魔をするような方々がいる。特に後方に陣取る人は悪気がないため、マナー違反だということさえ分かってもらえない」と話すと「競技で後ろに立ったりすると、怒鳴られるのに!」と言っていました。


 やはり競技ゴルファーでそれなりに上位に入るような人は、少なくとも他人のプレーをしっかり保証してくれるという基本的なマナーができているようです。


 明日も菊池でラウンドですが、果たしてマナーが良い人であってくれれば良いのですが、、、。